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ジュリエッタ様 降臨 (その4) [ジュリエッタ]

ジュリエッタ様の魔力は続く。

月曜日に会社へ行ってみると、なんとその日の会議が招集者の急用でキャンセルになっていて、15時以降なら会社を抜け出せそうなのだ。Aさんからも直接電話で、いつでも試乗車は出せるので、お好きな時にいらして下さいと言われ、とんとん拍子に、その日に試乗してみることになった。土曜日に初めてジュリエッタに触ってから、3日連続だ。

16時過ぎにショールームへ着き、さっそく試乗させてもらう。

受け取ったキーは、長さが5cm近くあって、厚みも1cm近くあり、がっちりとした形だ。アルファロメオのシンボルのボタンを押すと鍵の部分がジャックナイフのように飛び出す構造だ。 

昨日の夜に乗った同じ車に、今度は運転席から乗り込み、エンジンを掛ける。ジュリエッタは昔ながらにハンドル脇の穴にキーを差し込んでひねるタイプだ。

シートの位置を合わせる。前方の視界はオデッセイに近く、スラントした鼻先は見えないが短そうで、取り回しは楽そうだ。サイドミラーやバックミラーも近く、全体にコンパクトな印象だ。Aピラーは結構太いが、オデッセイに比べれば前方視界は広い。幾つかのスイッチを確認し、ゆっくりと車を発進させた。

やはり自分でハンドルを握ると車の様子がダイレクトに伝わってくる。ハンドルは小さいが、アシストが効いていて、それほど重い印象はない。一旦走りだすとピックアップが良く、きびきびしているのは昨日と同様だ。グッとアクセルを踏み込むとすぐに時速60kmくらいまで出てしまう。左右のドアミラーが近く感じるので、レーンチェンジもやりやすい。

いやぁ、ますます良いですなぁ。

あっという間にショールームへ戻ってきて、最後にバックで車庫入れをイメージしてみる。思ったよりハッチバックのリアガラスが小さく、後ろが見えにくいが、バックソナーも付いているし、ナビにバックカメラを付ければ、大丈夫だろう。

その後、いろいろと条件を詰め、ほぼ購入できそうな目処がついてきた。

十ノ原へ通うのに必須のスタッドレスタイヤについては、純正にするとホイールだけでも20万円くらいになってしまうので、個人で購入し、ディーラーへ持ち込んで取り付ける方が安く上がるとのこと。見積もりで6万円以上もするオプションのガラスコーティングについても、外車を長く乗るならぜひお勧めとのことだった。

用意できるお金との差額をローンにして、返済金額のシミュレーションもしてもらった。

あとは頭金に家内のへそくりをどこまで出してもらえるか。自動車保険がどのくらいになるか。そのあたりで問題がなければ、16日に契約することになった。

納車見込みは新年、1月5日の土曜日だ。

 

alfa key.jpg

備忘録:12月10日の16時に再訪問し、試乗する。ハンドルは小さいが、一旦動き出せば、問題なし。やはりスポーツカーのテイスト。細かい条件を確認し、16日に契約することで、車の確保、オプション品の確認を進めてもらうことにした。