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ブルーレイ ディスク ジャケット [ぶつぶつ]

このところ、テレビ番組を録画したブルーレイディスクの整理に凝っている。

今まではディスクが80枚入る収納ケースに入れて、ドラマ、アニメ、邦画、洋画などを区分してきたのだけれど、だんだん数が増えてきて、その整理もままならなくなってきた。空きスペースが減って、違うジャンルの空いた場所に突っ込むから、結局、見る時になって3つあるケースを探しまわることになる。収納効率は悪いが、1枚ずつケースに入れて整理すれば、背表紙を見て選べるから探しやすいし、見た目も恰好が良い。

こうしたことがお好きな方は巷にたんといらっしゃるようで、きれいなディスクジャケットを自作して、フリーにダウンロードさせてくれるサイトが一杯あるのだ。

映画はともかく、ドラマとなると、年間4シーズンあって、数本ずつ録画すればかなりの数になる。裏表紙に、あらすじや各話のタイトル、出演者なども載っているから、いつのどんな番組か分かるし、本当に市販されている商品のようになる。もちろん、家庭でテレビから録画したものを自分で楽しむだけだから、合法だ。

まあ、正確に言うと、こうしたサイトで使っている写真や絵がオリジナルの商品の著作権を完全にクリアーしているかどうかと言うと、ちょっと怪しいところもあるのだけれど、販売目的でなく、個人で楽しむだけならば、逮捕されることはないだろう。

ディスクを入れるケースは、秋葉原なら5個で300円で売っているから1個60円。カラー印刷はちょっと豪華な高精細の光沢紙で1枚20円くらい、インク代は良く分からないが、1枚10円くらいだろうか。全部で100円といったところだ。

録画するブルーレイディスクは1回録画のタイプなら、ハイビジョンで11話がギリギリ入る25GBのもので、これも秋葉原の安い店なら1枚60円くらいだ。全部合わせても200円しない。番組終了後に正規に販売されるDVDボックスだと、いろいろと特典品が付いているといっても、1万円以上するから、安いものだ。

むろん、コマーシャルを消したり、ハードディスクからBDにダビングしたり、はたまた、こうしてジャケットをダウンロードしてサイズを合わせて、フォーカスを調整して、印刷して、切断して、といった手間と時間を省けばだが。

まあ、この手間と時間が、馬鹿にならないのだけれど。

まだ1話も見ていないドラマもあるから、せいぜい定年後の暇つぶしに見るくらいかもしれない。

「時間とお金とスペースの無駄」と家内は一刀両断なのだが、夜な夜な趣味のチャン・ルーを作りながら韓流ドラマを見るような時間が、こっちにはないのだ。

ひたすら録り貯め、整理し、保管し、背表紙を眺めているのは、やっぱり、ちょっと無駄か。

 

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月がとってもきれい [ぶつぶつ]

毎朝、新聞を取りに外に出るのは4時頃だ。

玄関の鍵を開けて一歩踏み出すと、どうもいつもと雰囲気が違う。

玄関先の鉢植えの影が横に見えている。さらに数歩前に出てみると、ちょうど西の空に満月に近い月が浮かんでいて、その月光で色々なものの影が伸びている。

自宅の門灯は消えているが、自宅の前の公園には照明灯があるし、隣家との境の電柱にも街路灯がついているから、深夜になっても、玄関先は煌々と光に照らされている。その光で鉢の影は、いつもは手前に伸びているのだが、今日は街灯の光に負けずに、強い月光が左から右に影を作っている。普段とは違う向きの影に違和感を覚えたのだ。

家に入りTVをつけると、女性キャスターが、「今日は見事な月が出ていますね」と言っていたし、電車の中で聞いたRadikoの中でも、アナウンサーが「今日はすごい月が出ていましたねぇ」と言っていたから、皆が話題にするほどの、明るい月だったようだ。

それにしても、こんなに強い月光は久しぶりに見た気がする。

今朝は今年一番の冷え込みで東京や横浜でも、この冬、初めて5℃を下回ったそうだ。空気が澄んで、何の邪魔者もない中を月光が差し込んだからだろう。

こういうことがあると、何とか写真に撮りたいと思うが、専用の道具立てがないとまず無理だ。iPhoneで「カシャ」という訳にはいかない。

で、代わりにネットで月の写真を探してみた。「プレ天文」というサイトのフリー素材にあった見事な満月の写真だ。

こんなにまん丸で、クレーター模様の表面が煌々と輝いてあの明るさとは、何とも神秘的な気分だ。

 

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山口りんご 第2弾 [ぺらぺら]

第1弾の「シナノ スイート」に続き、第2弾の「サンフジ」が長野から届きました。

こちらは蜜がたっぷり入ったリンゴです。

蜜の香りが切る前から家の中に漂います。

もちろん、濃い蜜がこのリンゴの魅力なのですが、蜜の見えない部分も、決してスカスカになっていません。びっしりとリンゴの身が詰まっていて、歯ごたえが違います。さすが、山口地区のリンゴは違います。

こんなに美味しいリンゴを食べられるなんて、贅沢なことです。

 

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深夜に粉雪の舞うような [十ノ原]

冬の菅平の天気予報は難しく、大陸から冷たい高気圧が張り出した冬型になった場合でも、好天になることが多い。日本海からの湿った空気は、妙高や戸隠の山々が壁となって雪として振り落とされ、抜け道となる信濃川沿いでも、豪雪となるのはせいぜい飯山から中野あたりまで。それより南側では、それほどの雪は積もらない。

一方、関東地方が雪となるような南岸低気圧や東側高気圧の気象条件でも、軽井沢を超えて雪雲が流れ込むことはない。みぞれ交じりの中を関越道を進んで来ても、碓井峠を越えて軽井沢まで来ると、天気が回復していることが多い。

本州のほぼ真ん中、高い山に囲まれた菅平は、氷点下40℃以下も記録したことがある極寒の地だ。そこに降る雪は、海からの湿った空気が冷やされて出来るのではなく、真夜中に空気中の水分が冷やされて、パラパラと地表に舞い降りて来るような、そんな雪になる。

今朝のような天気の良い日には、放射冷却でグッと気温が下がり、好天でも地表にうっすらと雪が積もっていることがある。霜が降りたように見えるが、車のフロントウィンドウには1cm近くの粉雪が積もっているから、やはり雪が舞ったのだ。

今回も、三日目の朝は、そんな朝景色だった。

いよいよ、十ノ原も厳しい冬を迎える。

 

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御所平 かくれの湯 [十ノ原]

ヴィラデストでランチを食べてから、北軽井沢にある温泉へ向かった。

ここは良く見るブログで紹介されていた秘湯で、北軽井沢といっても長野原へ抜ける146号線(日本ロマンチック街道)を18kmほど北上したところにあり、位置としては嬬恋に近い。十ノ原からの位置関係だと真東で、鳥居峠を越えて直接来れば40分くらいで来れるところだ。

ヴィラデストから国道79号線、80号線を通って東に進み、信濃追分から国道18号線に入って、軽井沢へ向かう。さすがに中軽井沢のあたりは渋滞していたが、146号線に入ると車は流れ、かなり急な坂を北上する。左手には雪化粧した浅間山が大きく迫ってくる。迫力のある山だ。やがて、鬼押し出しに向かう「峠の茶屋」を過ぎると、道路は下り坂になり、北軽井沢の古い別荘地の中を進んでいく。いくつかの商店を過ぎた応桑地区のあたりでナビが右折を指示し、普通なら見落としてしまいそうな狭い道に入り、進むこと1-2kmで、目的の「御所平 かくれの湯」に到着した。

建物は黒い新建材で囲われていて、外観は、さほど古い感じはしない。が、玄関を開けるとそこは昔ながらの襖や下駄箱が並んでいて、中はかなり年季の入った造りだった。オープンは去年らしいから、どこからか古い家を解体して移築し、外壁は新しく作った、そんな感じだ。

靴を下駄箱にしまい、自動販売機で入湯券を買う。一人900円と、結構いい値段だ。襖を開けて中のおばさんに券を手渡し、あとは休憩所になっている居間を抜けて、奥にある浴場へ向かう。

源泉は48.6℃で、かなりの湯量があるらしく、内湯、外湯ともにザバザバと湯がかけ流しにしてある。少し緑色掛かったナトリウム炭酸水素塩の温泉で、温まっていると体中に小さな泡がまとわりつく。

なかなか良いお湯だ。

時間や日時によって男湯と女湯を交互にしているらしく、今回の男湯の外湯は四角いヒノキの浴槽で屋根代わりにスノコが渡してあった。もう一つは石組みの露天風呂らしい。外の水道も温泉を使っているそうで、蛇口をひねってからお湯がでるまで2分くらいかかる。

オープンしたばかりで、まだ知られていないのか、900円という入浴料が高いからか、はたまた、車がすれ違えないような細い道の奥の奥にあるためか、入浴中は僕一人で、誰も入って来なかった。おかげでゆっくりと温泉を楽しむことができたが、営業としては大丈夫だろうか。今日は三連休の中日で、天気も良いのに。

ちょうど帰る時に品川ナンバーの老夫婦の車が入ってきた。

良いお湯だし、空いているのは大歓迎なのだが、今度来た時になくなっていないか、ちょっと心配な、そんな温泉だった。

帰りは、もちろん、嬬恋を抜け、途中のスーパーで夕食の材料を買い込んで、十ノ原へ戻ったのは16時前だった。

 

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11月のヴィラデスト [十ノ原]

9月に初めて訪れたヴィラデストガーデンを、再び訪問した。

だいぶ前に予約したせいか、南側の窓側席を用意してくれていた。眼下には冬仕度のブドウ畑、その先には東御市から上田市内まで千曲川沿いの町並みが広がっている。さらにその先は北アルプスに繋がる山並みになる。

外はもう冬の景色で、風は冷たく、ハーブ園も凍みた葉が多く見えるが、窓際の日差しは温かい。

メニューは3~4週間毎に変更されているそうで、今回は晩秋か冬バージョンになる。前回同様3,500円のコースを選んだ。アミューズは「カボチャのケークサレ」、前菜は地元産の野菜づくし「冬のヴィラデスト」、メインは「金目鯛のポワレにサーモンフィッシュケーキとアンチョビ入りバターソース」と「チーズ載せムサカとトマトのソース」、デザートは「イチゴとフランボワーズのティラミスにイチゴのソルベ チョコレートソース添え」。最後にコーヒーとハーブティー。

相変わらず、地元の食材、採れたての野菜をきれいに盛り付けてあり、味も丁寧にまとめてある。

いよいよ12月24日で今年の営業は終了し、来年は3月下旬にオープンだそうだ。

次回は春になるだろうか。

 

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小諸 丁子庵 [十ノ原]

連休に十ノ原を訪問する行き掛けに、小諸のお蕎麦屋さん、「丁子庵」を訪れた。

ここは先日のテレビ番組で、地元の人が選ぶ美味しいお蕎麦屋さんで一番だったところだ。お店が建てられたのは1885年、創業に至っては1808年の江戸時代で200年もの歴史を刻んだお店だ。店内も大きな欅の一枚板のテーブル並び、奥には座敷の広間もある。壁には訪れた有名人の写真が飾られ、寅さんの渥美清さんの顔も見える。

蕎麦は11月1日から新蕎麦になっている。メニューは普通のざる蕎麦以外には、辛み大根を添えたおろし蕎麦、天麩羅蕎麦、くるみ蕎麦、きのこ蕎麦などがある。もちろん、温かい蕎麦もある。こちらはニシン蕎麦や岩魚素焼き蕎麦もある。

頼んだのは、普通の「ざる蕎麦」と「きのこおろし蕎麦」。蕎麦は細麺で、たれをつけずに数本を口に含むと、さすがに新そば、口の中にそばの香りが広がる。コシもあって、たれも甘すぎず、ちょうど良い。

上田の「刀屋」の荒っぽいざっくりとした蕎麦も好きだが、こちらの繊細な蕎麦も素晴らしい。

12時前にお店に入った時には2組みほどの先客だったが、食べ終わるまでに何組も入ってきた。中には10人以上のグループもいたから、連休に合わせて遠出してきた観光客かもしれない。

長野と言えば、信州蕎麦だが、今年も新蕎麦に誘われて、一段とにぎわう季節になる。

 

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都会の昼食(44) 銀座 岩戸 [都会の昼食]

10月の始めに訪れて、長蛇の列で断念し、隣の「和酒Bar 和味」さんで「とりそば」を食べたお店に再挑戦した。

銀座1丁目にある「岩戸」さんだ。ごまだれのマグロ漬けが美味しくて有名らしいのだ

ちょっと早目の11時55分に着くと、今回は店の外に並んでいる人はいなかったものの、お店の中は8割ほど席が埋まっていて、さすがに人気店という感じだ。入口のレジでお金を払って注文し、食券代わりにプラスチックの小さな札を受け取る。今回頼んだのは、もちろん「まぐろ重」で940円。さすがに割烹のお店だけあって、ランチメニューもバラエティーに富んでいる。まぐろ重以外にも、豚汁、しらす御飯、天麩羅定食、生うに丼などがあり、「すきやき」なんていうのもある。もっと寒くなれば「すきやき」あたりが食べたくなりそうだ。

カウンターに座り、待つこと5分。びっしりと漬けマグロが載ったお重に、しじみの味噌汁、カレー風味に和えたモヤシ、お新香が出てきた。

マグロは赤身というよりは中トロに近く、割としっかり胡麻醤油に漬け込んである。最初の一口は味が濃いと感じたが、マグロの身が厚く、ご飯と一緒に口の中で噛んでみると、ちょうどの加減だった。かなりボリュームがあり、しかも御飯と味噌汁のお代わりは自由。食べていると仲居さんが「お代わりどうですか」と声をかけてくる。

なかなか美味しい。たっぷりと盛られた漬けを堪能しました。

味噌汁も、しじみの旨味以外に、魚のアラでとった出汁の旨味がしっかり出ていて、こちらも絶品。

ちょっと御飯が柔らかめで、カレー風味のもやしは無くても良かったように感じたが、この場所でこのボリュームでこの値段なら、文句なし。

美味しく頂きました。

 

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鹿嶋行き 高速バス [ぶつぶつ]

仕事で茨城県の鹿嶋へ行くことが何度かある。

首都東京を抱える関東地方の人口は4,200万人を超え、日本の総人口の1/3が集まっているのだが、その中には、やはり移動に不便なところもあって、この鹿嶋市も、その一つだ。茨城県には、水戸市や日立市、つくば市などがあるが、こっちは常磐線があり、つくばエクスプレス線も出来て、至極便利になった。一方、鹿嶋市は、日本を代表する大きな港とコンビナートを抱え、サッカーのスタジアムもあるのに、交通の便は至って悪い。

東京からの距離はせいぜい100kmで、鉄道がないわけではなく、JR東日本の成田線の先を、鹿島線が走っているが、東京駅からだと、乗り継ぎが良くて2時間ちょっと、悪いと3時間から3時間半もかかる。新幹線なら東京から大阪を通り越して姫路まで行けるような時間だ。

会社の同僚に聞くと、昔はちょっとした打ち合わせでも丸一日がかりで、夕方までの仕事だと泊まりになるような場所だったらしい。

それがどうだろう、いつからか、東京駅からの高速バスが定時運行するようになり、とても便利になった。JRバス、京成・関東バス、関東鉄道の3社共同運行で、びっくりすることに、朝の6時30分から夜の22時50分まで、ほぼ10分に1本、一日に81本、往復だとその倍の便が発着しているのだ。

東京駅を出て、すぐに宝町ランプから首都高速に乗り、7号線、京葉道路から東関東自動車道に入ると、ひたすら東に向かう。途中、佐倉や成田を過ぎ、終点の潮来ICを下りると、一般道を6km走れば鹿嶋市に到着する。

高速バスだから必ず座っていけるし、少し混んでいるようなら、10分待って次のバスに乗ることも可能だ。時間や道路状況によっては多少遅れることはあるが、鹿嶋市の中心部にある「鹿島セントラルホテル」に、ちょうど1時間30分で到着する。そこからはタクシーで目的地まで行けばよい。

予約もせずに東京駅まで行けばすぐに乗れるし、これだけの頻度で発着しているなら、そこいらの鉄道よりも、よほど便利だ。

田舎の高速道路というと、無用の長物、税金の無駄遣いの象徴のように思うことが多いが、自分が使う立場になってみると、ありがたさが身にしみる。

ちょっと、反省。

 

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ストレーッチ ベリー [ぶつぶつ]

いつの頃からか、ベリーは両足を伸ばしてストレッチをする。家内の観察だと、朝や夕方など長く眠りこんで起きた直後に多いらしい。

前足も前方に突っ張り、背中をグーッと反らせて、お腹をぴったり床につける。

太ももの筋肉がぷくっと盛り上がって、後ろ足の肉球がまる見えになる。

ついでにあくびもして、なんとも気持ちが良さそうだが、胴長の体形のせいか、どうも猫の仕草に見えてしまう。でも、猫は肉球を見せてストレッチしないか。

ネットで猫のストレッチ姿の写真を検索してみると、やはり、どの猫も前足を前方に伸ばして体を弓反りにし、後ろ足はまっすぐに立っている。肉級を見せている猫はいないのだ

うーん、肉球を見せるのは、犬だけの仕草か、はたまたベリーだけの特技か。

最近は寒くなってきたし、夕食の後にソファーに座っていると、脇にピョンと飛び乗ってきて体を押し込むと、スヤスヤ眠りだす。湯たんぽのような温かさに、つい、こっちもウトウトしてしまう。

ベリーも歳とともに、癒し度が上がってきた。

玄関のチャイムと、車に乗せられた時の吠え方は尋常ではないのだが、それさえ無くなれば、本当にパーフェクトな癒し犬なのだ。

 

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ボジョレー パーティー [ぶつぶつ]

11月15日に解禁になったボジョレー・ヌーボーに合わせて、17日にご近所のK夫妻をお招きして、ホームパーティーを開きました。

ピーロートから木曜日に届いた6本詰めの箱には「15日午前0時以前の販売、消費は厳禁」 とプリントされています。6本の内、2本はワイン好きのご近所のHさん宅へ、1本は使い物にし、残りは3本。その内の1本を飲むことにしました。4人揃えば他にもワインを開けて飲み比べることもできますからね。

料理はKさんがお刺身盛り合わせ(松原商店街で調達されたそうで)にサーモンとチーズ、デザートを、うちは先日も作ったローストビーフとゼリー寄せのチキンアスピック、生ハムに富士柿、サラダです。特にデザートは、小生の甘いもの好きを踏まえて、ムースのフルーツ載せとロールケーキと、手の込んだものを2つも作って頂きました。

夕方6時からのパーティーは、最近お気に入りのエビス スタウト クリーミートップの乾杯でスタート。その後、今年のボジョレーを開けました。等級はA.O.C.の「Domaine de Chanteclair」です。見た目はグレープジュースのような淡いピンク色で、フレッシュな香りですが、やはりそこはピーロート。飲みやすさの中に、しっかりとした口当たりが楽しめます。でも角ばったところがなくて、飲みやすいワインです。続けて開けたのは2002年のSaint-Emilion Grand Cru、「Chateau Beau-Sejour Becot」。さすがに10年経っていて、澱も多く出ていましたが、アーシーな中に幾つかの味が感じられ、ローストビーフやチーズと良く合います。

話に花が咲いて、2本目も空いてしまい、3本目はデザートワインの代わりにと、ピーロートブルー、2007年の「Burg Layer Schlosskapelle Auslese- Nahe」を開けました。Rieslingで甘い中にピーチやリンゴなどの果実の香りが立ちあがります。

料理の後はコーヒーとデザート。ムースにロールケーキと、こちらもたっぷりと頂きました。

いやぁ、美味しい料理とワイン3種を堪能し、大満足のボジョレーヌーボーパーティーになりました。

早速新年会は我が家でと、Kさんご夫妻からお誘いいただき、新年の楽しみが一つ出来ました。

 

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またまた チャン・ルー風 [ぺらぺら]

またまた作っています。

ちょっと大人な感じになりました。

ドングリのチャームがついた、薄グリーンのものは、ビーズの直径を3mmにしたので、

ちょっと手間取りましたが、出来栄え満足なり。

もう一つの落ち着いた色遣いのものは、サイズや色合わせの見本にしています。

三人の友人に作り方を教えてあげたり、

甥や姪に頼まれたり、

肩こりとは当分御縁が切れませんが、この年末年始、「わぁ~、♡」の声が聞きたくて

夜な夜な作っています。

 

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都会の昼食(43) みそ膳 肉味噌ラーメン [都会の昼食]

再登場の第2弾は、「みそ膳」さん。

ここも、ほぼ週に1度は訪れている。白味噌、赤味噌、八丁味噌、辛味噌と、幾つも種類があって飽きないが、今回は季節限定、「肉味噌ラーメン」にしてみた。

出された椀を見ると、めずらしく背油たっぷりのコッテリ系と思いきや、思いのほかくどくない。薬味のネギやカイワレが効いていて、箸がすすむ。

名前の肉味噌は、ほんの気持ち程度の量だが、濃い味付けでインパクトがある。相変わらずの太めのシナチクと、少し多めに入れられたキクラゲの歯ごたえが心地良い。

さすが、味噌なら外さない「みそ膳」さん、美味しいラーメン、頂きました。

 

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スカイツリーは、まだ電波塔ではなかった [ぶつぶつ]

勘違いというか、思い込みというか、へぇっという話なのだ。

春に完成して、今年一番の観光スポットになった「東京スカイツリー」だが、元々の目的である電波塔としては、まだ運転されていないのだそうだ。

東京タワーが完成したのが昭和33年。まさにTVが普及するのに合わせて電波塔として関東圏に電波を発信し始めてから、半世紀以上が経った。高層ビルが増え、また電波帯域がアナログのVHFからデジタルのUHFに変わって電波が減衰し易くなったことから、さらに高い塔が必要となって「東京スカイツリー」が計画されたはずだ。だから、その完成とともに、電波も発信され始めたと思い込んでいたのだが、間違いだった。

元々の計画でも、スカイツリーが完成しても、そこからの電波がちゃんと届くかどうか試験する期間を半年以上見込んでいて、電波塔として運転し始めるのは2013年の早い時期の予定だったらしい。それが半年遅れて、5月以降になるのだそうだ。それまでは従来どおり東京タワーから電波を発信し、ある日を境に東京スカイツリーに切り替えるという。

えっ? 地デジ化の時みたいに、しばらく両方を使いながら、様子を見て古い方を止めるんじゃないの?

そんな簡単は話ではないらしい。両タワーが同時に電波を出すと、お互いに干渉して映像や音声が乱れるから、切り替えるなら一発勝負で、ある時を境にパッとやらないといけないらしい。 

これは結構、大変なことだ。

都心に近い場所だと、アンテナの向きを真逆に変えなければならない。しかも、事前にアンテナの向きを変えてみて、確実にスカイツリーからでも映ることを確認しておかなければならない。

どうやるかと言うと、ほとんどの人がテレビを見ていない真夜中に試験電波を発信し、地上付近でそれを受信して電波状況を調べる。それを都心中心に、住宅地の路地やらビルの陰など、隈なく調べているのだそうだ。見つかった難視聴区域には、ケーブル化や補助アンテナの設置などの対策を打って、ほとんどの人がTVを見れるようになってから、スカイツリーに切り替えるのだ。この対策必要区域が16万箇所、しかもいろいろな場所に点在していて、費用の総額が100億円。NHKや民放が負担するという。

公共放送だし、TVが映らないというのは許されないらしい。

それにしても、春以降、どうも車のTVが良く映るようになったと思っていたが、それはスカイツリーとは関係なかったらしい。私の知ったかぶりで実害を被った人はいないと思うが、良く調べずに思い込んでいたとは、お恥ずかしい。

深謝。

 

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保護フィルム [ぶつぶつ]

出張のために京浜東北線に乗った時のことだ。

ちょうどドアの近くの吊り革につかまって立っていると、ベルが鳴り終わると同時に、二十歳代の女性が乗ってきて、携帯をいじりだした。ドアの外を向いて立ち、小さい左手を広げて、ちょっと大きいスマホを支え、右手で画面をタッチしている。彼女が割と小柄なこともあって、肩越しにスマホの画面が良く見える。どうやらブラウジングして調べ物をしているようだ。細かい字までは見えないし、見る気もないのだが、

画面が、呆れるほど、汚い。

保護フィルムを貼っているのだけれど、だいぶ使い込んでいるのか、画面の四方が2-3mm剥がれかけていて、画面の中央付近には気泡だろうか、ぼんやりと浮き上がった部分がある。貼り直したのか、あるいは、最初に貼る時に失敗したのか、保護フィルムがあるせいで、かえって画面が見難くなっている。

保護フィルムって、商品が傷つかないように守るためのものだけど、こんな汚い画面で使うくらいなら、多少傷ついても、むき出しで使った方が良いんじゃないの。将来買い替える時に、高額で引き取ってもらうように大事に使っているようには見えないし。

僕のiPhoneにも保護フィルムは貼ってあるが、ついこの間、貼り替えたばかりだ。半年もするとカバーとこすれて傷がつくし、指の脂もついて、画面の端が剥がれて浮き上がってくる。高々500円くらいのものだから、貼り替えれば、画面はすっきりと見やすくなる。今は100円ショップでも売っているし、のぞき見防止や反射防止など細かい機能を気にしなければ、それで十分だろう。

保護フィルムといえば、よく傘の柄の透明フィルムを貼ったまま使っている人を見かける。それほど高い傘ではないのだろうに、何となく剥がしたくないのだ。極めつけは新しい自動車のシートに掛けたビニールシートをそのままにしている人だ。体が滑って危険だろうに、ともかく汚れるのが嫌なのだ。

彼女の場合は、剥がすのも面倒ということか。あるいは、汚いものにも慣れてしまって鈍感ということか。はたまた、携帯の画面はこういうものだと思い込んでいるのか。

何となく、彼女の私生活や頭の中が透けて見えたようで、ちょっと残念だった。

女性ですからね、お化粧や身なりはもちろんのこと、小物にも気を使わないと。人に見せるものでなくても、見えちゃうことがありますからね。

まあ、余計なお世話だけど。

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