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ジュリエッタ様 降臨 (その2) [ジュリエッタ]

何とも突然のジュリエッタ様とのダイレクトコンタクトだったが、ショールームを出て、ピーロートの試飲会へ行き、夕食を戸塚の「きじま」で済ませて帰宅し、録画したソチで開かれているフィギュアスケートの女子グランプリファイナルを見ていたころ、昼間会ったアルファロメオのセールスのAさんからメールが入った。さすがに営業、このあたりの展開はそつがない。

「こういう方にジュリエッタ乗って頂くと絵になるよなぁ~と素直に思ってしまいました!」

もちろん営業トークだけど、その気にさせるから、うまいものだ。

メールで何度かやり取りし、年内の契約なら20万円以上もお得なキャンペーンがあること、コンペツィオーネの白なら人気車種なので比較的在庫があり、急ぎ契約できるなら、年明け早々に納車できることなどが分かってきた。

おいおい、これはいよいよアルファロメオが現実のものとなるか。

で、翌日の日曜日、風呂に入り、食事をしていたその真っ最中に、玄関のチャイムが鳴った。

営業のAさん、メールやり取りで脈ありと狙いをつけたのか、なんとアポなしで試乗車を運転し、家まで乗りつけてきたのだ。丁重な挨拶のあと、ショールームの展示車はバッテリーも外しているし、もちろんエンジンもかからないから、実際に車が動いているところを見て欲しいという。目の前にはアイドリングとは言え、低い排気音を鳴らした真っ白はジュリエッタ コンペツィオーネが止まっていて、縦に並んだLEDのスモールが光って、なんとも、かっこいい。実際に白いジュリエッタを見るのは初めてだ。

なるほど、これも敵の術中、いや、ジュリエッタ様も魔力にハマったということだろう。 

夜の8時過ぎで、当然ながら酔っぱらっていたため、助手席に座り、30分ほど近所を連れ回してもらうことにした。

まあ、こうなると、一目惚れした弱みで、何があっても良いことしか見えないのは、当然のこと。エンジンからミッション、シートにハンドリング、内装やオーディオまで、どこもかしこも「いいねぇ!」の連発だった。

「あとは、ぜひもう一度ご自身で運転して、ジュリエッタの素晴らしさを実感してください!」というAさんに背中を押され、真剣に年内契約を考えることになった。

夢ばかりが膨らんで行くが、ところで、金策はどうするんだ? 

 

アルファメーター.jpg

 

備忘録:12月8日に中古車買い取りサイトに登録、すぐに電話がかかってくる。12月9日の15時と16時半に査定を予約。どちらもすぐに手放すなら30万円を提示。結局年明けになると20万円で、ディーラー下取りと変わらず。

12月9日 夜にAさん試乗車で突然来訪。初めて助手席に乗ってジュリエッタで走る。予想以上にロードのショックは少ない。きびきびした動き。さすがにdモードだと強い加速。自宅前に戻り、社内で見積書を説明してもらう。