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ステーキ すてーき [ぶつぶつ]

このところ、海外出張もなく、ステーキを食べていません。

往きの機内食でステーキを食べ、現地のディナーでステーキを選び、再び帰りの機内食でもステーキを食べるという生活(ベルギー出張(1): 2016-01-06)も、もう1年以上ご無沙汰です。

ふるさと納税で松阪牛の霜降り肉「徳三郎」を頂いたりしてますが、すべてすき焼き用です。たっぷりの脂で柔らかいお肉は、それはそれで美味しいのですけど、やっぱり噛めば噛むほど牛肉の旨みが出てくるような赤身がステーキの醍醐味。ステーキ用のお肉を長後のアンドウで買ってきたのが晩秋だったか記憶も薄れ、そろそろがっつりステーキが食べたくなってきました。  

がっつりステーキとなればアメリカ産かオーストラリア産。立場のイトーヨーカ堂に行って、買ってきました。最初はオージービーフを手にしたのですが、家内が「こっち」ということで、アメリカンビーフのロースブロックになりました。見ての通り、重さはオーバー800g!! それでも100gあたり213円と、びっくりする安さで、税込1,716円でした。

帰ってから厚さを計ってみたら、3.5cmありました。凄んごい厚さです。

焼き方は「dancyu」を見て、両面にサラダ油を塗る ⇒ フライ用のバットに乗せ、120℃のオーブンで14分焼く ⇒ お肉をひっくり返して12分焼く ⇒ お肉の重さの0.8%の塩と胡椒少々を両面に振る ⇒ サラダ油を敷いたフライパンを熱して、両面をさっと焼く、にしました。オーブンで焼く時間は厚さで異なるのですが、雑誌では3cmまでの数字しか載ってなかったので、少し長めにしてみました。ポイントは低めの温度のオーブンでお肉の中の温度を55℃くらいのミディアムレアまで火を入れ、フライパンではパリッと表面を焼くだけという方法です。

最後のフライパンは焼き面をつけるだけなので、数十秒ずつで良いとありましたが、焼く前に肉の内部の温度を計ってみたら40~45℃とやや低かったので、蓋をして少し長めに焼きました。オーブンがガスではなく、電子レンジのオーブン機能を使ったので、熱の伝わりが弱かったか、あるいは肉の厚さが半端なかったからでしょうか。付け合せには、茹でたスナップエンドウをソテーしました。 

お肉は6:4で切り分けて、家内は300g、私は500gくらいをお皿に取り分け、ステーキソースをかけて、たっぷりといただきました。久しぶりのステーキ、柔らかくて臭みもなく、堪能しました。が、さすがに800gは食べきれませんでした。

家内は最初から半分を残し、私も途中でギブアップして100gほどが残り、翌日のビーフカレーに化けたのでした。レストランでポンと目の前に出てくると食べられるものですが、自分で料理してとなると、なかなか食べられないものです。

赤いお肉を長く見たり、お肉の焼ける臭いで、口にしなくても食傷気味になるのでしょうかね。 

 

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運命 !? [ゆず]

もともと現実主義者で、霊感も強くありません。

理系とは言っても、化学より物理、電気より機械。目に見えるものの方が馴染みます。

週末は2時間ドラマより、ドキュメント72時間。

年末宝くじを買おうかと言われても、期待値が頭をよぎり、躊躇します。

 

それなのに、今度ばかりは「運命かも!?」と、即答してしまいました。

さあて、準備を始めなければ....

 

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徳島ラーメン [ぶつぶつ]

徳島で買ってきたお土産の徳島ラーメン、この週末に早速作ってみました。

徳島ラーメンでは豚の甘辛煮が重要なアイテムですが、買ってきた麺王のパック(884徳島ツアー(8)了: 2017-01-23)には、具材が入っていません。そこで日本ハムの冷蔵パック「トンポーロー角煮」を買ってきました。後は青菜に縮み小松菜を茹でて、刻みネギで準備完了。

お湯を沸かして麺を2分半茹で、スープを300ccのお湯で薄めたお椀に入れて、あとはトッピングを載せて完了。角煮は汁がおいしそうでしたが、付属のスープがかなり濃いめの味付けだったので、混ぜなくて十分でした。

1週間前に食べた本場の味が甦りました。 

 

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ジュリエッタ無事帰還 [ジュリエッタ]

エンジンチェックのアラームが点灯したジュリエッタですが、修理から帰ってきました。

十ノ原の帰りの1月9日にディーラーに預け、塗装のやり直しに1週間ほどかかるということでしたが、徳島に出かけていた14日の昼に電話が入り、修理が完了とのことでした。すぐに家内に連絡を入れて、同日の夕方には家に戻ってきました。もちろん「あばた」のような塗装の膨れは綺麗に直りましたが、エンジンチェックのアラームについては、検査しても不良個所が見つからなかったそうです。

エンジン周りは全体に調べてくれたようで、点火プラグが少し湿っていたのでクリーニングしておいたとのこと。確かに吹き上がりがスムースになっています。アラーム点灯時に利かなかった「エンジンのスタート&ストップ」も、ちゃんと機能しているし、何となく釈然としませんが、まあ、問題なしだったので良しとします。

このブログも、ジュリエッタの記事だとアクセス数が2倍くらいになるのは、ジュリエッタオーナーの方が見に来て下さっているからで、重要な情報がお知らせできれば良かったのですが、ただのアラーム誤動作ということみたいです。

「大山鳴動して鼠一匹」の感もありますが、「結果オーライ」ということでご容赦ください。 

 

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884徳島ツアー (8) 了 [ぶつぶつ]

徳島阿波おどり空港へは15分ほどで到着しました。

ここでKM君とはお別れです。AY君も親戚のいる香川県でもう一泊していくとのことで、一緒に解散となりました。

残ったメンバーは、今回のJALパックツアーでついていた空港店舗のBlue Sky利用券1,000円分を使ってお土産を購入し、さらに2時間無料のラウンジ利用券でくつろぎました。我が家のお土産は、もちろん麺王の徳島ラーメンです。さらに、我が家では多用している「ゆず胡椒」も購入しました。

搭乗は定刻どおりで、完了してドアは閉まったものの、寒波の影響で日本中の空の便が乱れ、羽田空港での混雑を避けるために20分ほど離陸を遅らせるとのことでした。離陸しないとビデオプログラムは見れないので、帰りはスマホに転送しておいた新ドラマ「就活家族」を見てきました。家族全員が秘密を抱えているようで、これからの展開が楽しみです。秘密と言えば、このドラマには薬物疑惑のあったNMさんが出演するはずだったそうです。スタート後に発覚したら、大変なことになっていましたね。

出発の遅れと同じ20分の遅れで、無事に羽田空港に到着し、解散。その後、最寄の駅には修理から戻ったジュリエッタ嬢に迎えに来てもらい、自宅には20時前に到着しました。

今回は、本当にたくさんの観光地を巡り、濃厚なツアーでした。KM君としては、天気が良ければ高知県との県境にある峡谷の「大歩危、小歩危」を訪れたり、また徳島駅の近くにある阿波踊り会館で本物の阿波踊りを見せ、徳島のシンボルの眉山に登ったりと、さらなる候補地を用意していたようですが、とても2日間では廻り切れないほどの観光名所があることが良く分かりました。

来年もまた、気の置けない仲間と、気軽だけど濃密な旅を楽しみにしています。 

 

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884徳島ツアー (7) [ぶつぶつ]

2日目のランチは鳴門市の「福丸水産」というお店です。

ここの名物は店頭に並んでいる魚介類を選んで、そのまま金網で焼いて食べられるバーベキューでしたが、1時間待ちということであきらめ、お勧めの刺身定食にしました。オーダーしたのは「活ハマチ定食」900円。その他にも、マグロの子供だという「ヨコ」850円、「活タイ」「活ヒラメ」「アオリイカ」各950円がありました。またその他の定食はカキフライ800円やイカフライ800円、とりの唐揚げ800円、串カツ900円などがあり、ボリューム満点の文字が。あとからその意味が良く分かりました。

AD君がビールを空ける中、待つこと10分で料理が出てきました。どのお刺身も新鮮で美味しそう! しかし、何といっても驚いたのはカキフライ定食の量です。大粒の牡蠣が10個近くあり、さらにチキンカツもついています。隣では2人が頼んだらしく、我々のテーブルまでご相伴にあずかりました。衣はパリッと、中はジューシーで熱々。美味しくいただきました。もちろんハマチのお刺身も新鮮でコリコリの食感、小鉢の貝(つぶ貝?)と合わせて、美味でした。

お腹も一杯になったところで、今回のツアー最後のイベント「渦潮見学」に向かいました。

車で大鳴門橋のふもとにある中小型観潮船のターミナル「うずしお汽船」に乗りつけてみると、強風のために欠航で、西側にある大型観潮船の「鳴門観光汽船」を勧められました。こちらは波があっても大丈夫だそうで、チケット(1人1,800円)を買って、15分ほどで「観潮船 わんだーなると号」に乗船しました。2階建てで、定員は400名弱でしたが、今回は全員で40人ほどでしょうか。韓国や中国の人が1/3ほどいて、1Fの二等船室へ入り、われ先に窓際の席に座っていきました。最後に乗船した数人の韓国人は+1,000円で一等船室の2Fへ。お金持ちですね。

淡路島との県境にかかる大鳴門橋では、満潮と干潮のそれぞれ前後2時間に渦潮が見られるそうで、当日の満潮に伴う海流の最強時は14時20分。南流ですから、北から南へ流れる向きです。 

出発は13時40分、30分ほどの船旅です。 亀浦観光湾の突堤を過ぎると、かなりの横揺れが始まりました。航路が決まっているのか、海岸線に近いところを東に向かって、大鳴門橋の真下へ進みます。右手の水面が大きく波立ち、泡立ってきました。船室内からは、あまり良く見えませんでしたが、橋の下に一番近づいたところで、しばらくオープンデッキに出て渦潮を見ることができました。きれいな形の渦巻きは見れませんでしたが、そこかしこで流れが起きては沈んでいき、面白かったです。帰りは少し波の荒い部分を通りましたが、遠くを眺めてゆっくり深呼吸して船酔いを回避しました。

下船して次に向かったのは、今見てきた大鳴門橋の上にある「渦の道」。橋の下部に人が歩いて中央付近までいける海上遊歩道があり、そこから渦潮を眼下に見る趣向です。

大鳴門橋の四国側の橋脚が立つ鳴門公園の駐車場に車を停め、大鳴門橋架橋記念館エディでチケット(渦の道とエディ入館のペアで割引になり900円)を買って、強風吹きさらしの中、450m先の展望室を目指して歩きました。こちらもあまりの強風で吹き飛ばされそうになりながらも、何か所かあるガラスの床の部分では、高さ45mからの絶景を楽しみました。展望室では、船の上からとは違い、真上から渦潮を見れるので、一段と迫力を感じました。じっと観察していると、ラーメンの「なると」のような渦らしきものも見れました。大きな船が木の葉のようにフラフラと動いていて、さすがに大自然の力を感じました。

寒さに耐えきれず、小走りで渦の道を戻ってきて、最後に大鳴門橋架橋記念館エディの屋上で記念写真。

これで全日程完了し、徳島空港へ戻りました。 

 

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884徳島ツアー (6) [ぶつぶつ]

徳島ツアー、2日目のスタートです。

まずはホテルの朝食から。1Fにあるレストラン「シャングリ・ラ」でバイキングでした。和食から洋食まで、かなりの数の料理が並んでいて、端からちょっとずつ選んで行っても、食べきれないほどの量になってしまいます。今回は洋食に限定して選びました。コーンポタージュスープにサラダ、ベーコンとスクランブルエッグ。丸いのはメンチカツで、クロワッサンにフルーツヨーグルト。もちろんオレンジジュースやコーヒーもありました。

チェックアウトして出発は8時です。市内から徳島自動車道に入って西に向かい、30kmほど走ったところにある阿波PAに駐車しました。ここから10分ほど歩いたところにある天然記念物の「阿波の土柱」が最初の訪問地です。

こちらの景観は130万年前の地層が風雨により浸食されてできた土の群立で、アメリカのロッキー、イタリアのチロルと並んで、「世界の三大奇勝」と称されているそうです。前夜に降った雪が残っていて、少し寂しげでしたが、高さもあって、なかなか迫力のある土の壁でした。でも下の方は崩れてきていて、しばらくすると無くなってしまうのではと心配になりました。

阿波PAに戻り、その先の脇町ICで徳島道を下り、次に向かったのが「うだつの町並み」。ご存じ「うだつの上がらない・・・」のうだつです。現在も普通に生活をしている古い町並みが残されていて、1階のひさしの上に、隣家との間を遮るように瓦屋根付きの壁が立っています。火事の際の延焼を防ぐためだったそうですが、鬼瓦が睨みを効かせた立派なもので、なるほどお金がないと作れないなぁという感じです。うだつが上がらないという意味が良く分かりました。維持管理が大変そうで、だいぶ傷んで崩れているものもありました。観光用に助成もあるのでしょうが、こちらも心配ですね。

その後、徳島自動車道を東に戻り、藍住ICで下りて、午前最後の訪問地、鳴門市の「ドイツ館」に向かいました。ここは第一次世界大戦時に、日本が中国で捕虜にした(俘虜と呼んでました)ドイツ兵を収容した「坂東俘虜収容所」があった場所で、その記念館として建てられたものです。入館料は400円でしたが、JAFのメンバーが二人いたので、8人とも2割引の320円でした。

当時の坂東俘虜収容所では、捕虜といっても、ドイツ人の自主性を重んじた管理がなされ、本を印刷したり、ビールを作ったり、さらには音楽も楽しめたそうです。ドイツ兵の楽団は地元の音楽団とも共演し、ベートーベンの交響曲第九番を、全楽章合唱付きで、アジアで初めて演奏したとありました。

その後、ドイツ兵らは母国に帰国するのですが、莫大な第一次大戦の賠償金を課されたドイツ国民は貧困になり、ヒトラーのナチス思想に傾倒していってしまうのです。

また、驚いたことに、ドイツはこの賠償金をまだ払い続けているそうです。終わるのは2020年。第一次大戦が終了してから100年以上、親も知らないような昔の戦争の代償を国家予算として毎年計上するドイツと、戦後20年で1兆円の賠償金を払い終え、「もはや戦後ではない」と高度経済成長にまい進してきた我が国。戦勝国のアメリカとの親密関係など、日本の「水に流す文化」は他の国、特にかって日本が統治した国からは、なかなか理解されないのかもしれません。

中国へのODAは最大で3.6兆円で、金利優遇だけでも毎年300億円。「先進国だし、かって迷惑をかけたのだから当たり前」と割り切れないのは、心が小さいのでしょうかね。日本では第一次世界大戦のことはあまり勉強しませんが、いろいろと考えさせられる時間でした。

おっと、ちょっと話が逸れました。 

さあ、次はランチです。 

 

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884徳島ツアー (5) [ぶつぶつ]

宴会は、ホテルから南東方向へ10分ほど歩いたところにある「味の城」さんでした。

お願いしたのはコースで、3時間飲み放題付きで1人5,000円。鱈腹飲み食いできました。

メニューは、突出し(さつま揚げ)、カツオのたたき、お刺身盛り合わせ、豚肉のサラダ、鯛の宝楽焼き、阿波尾鶏のから揚げ、巻き寿司、フルーツ。もう、食べきれないほどでした。

ビールで乾杯の後のお酒は、冷酒で司菊酒造の「きらい」を頂きました。徳島県美馬市の醸造所で、やや辛口で飲みやすく、かなりの本数が出ていました。冷酒ばかりでは悪酔いしそうだったので、後半は芋焼酎の炭酸割りも入れました。KM君は徳島産のすだちを使った「すだち冷酒」で盛り上がり、最後は阿波踊りを見せてくれました。本当はEG君が撮ったビデオがあるのですが、掲載許可が下りないであろう代物なので載せられません。手の動きはもちろん、中腰で繰り出す足の動きが「さすが、本物!」という感じでした。スナップショットに編集しましたが、伝わりますか? こうして見ると、KM君の踊りはピコ太郎さんに通じるものがありますね。

酔っ払い8人衆、通り掛かりの人にお願いして、写真を撮ってもらい、〆のラーメンを食べに2次会へ向かいました。徳島ラーメンで有名な「麺王」さん、徳島駅前の本店です。

こちらのラーメンは、帰りの空港でも半生パックが売られているほどの有名で、夜9時でもそこそこ混んでいました。トッピングは色々ありましたが、今回は普通の徳島ラーメン500円を頼みました。出てきたのは濃い茶色のスープ。とんこつに醤油ダレが入っていて、甘い味は豚バラを濃厚に煮込んだトッピングから出ているようでした。麺は中細のストレート麺で、量が少な目だったのも、〆にはちょうど良かったです。

さあ、これで1日目は全行程終了。ホテルに帰って寝るだけです。

明日は香川県に近い内陸側へ行って、午後は淡路島との境にある大鳴門橋の近くで渦潮見学です。 

 

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884徳島ツアー (4) [ぶつぶつ]

薬王寺は四国八十八か所の中の第23番霊場、阿波路最後の霊場です。ご本尊は弘法大師が815年に、時の平城天皇の厄除けを祈って安置された「厄除薬師如来」様で、以来、厄除けのお寺として有名だそうです。年間100万人が訪れるとはびっくりです。

お寺の中には3つの石段があって、女厄坂33段、男厄坂42段、男女還暦厄坂61段のそれぞれ一段づつに、小銭を置きながら登ることで、ご利益があるそうです。後で見ると、階段の下には両替所があって、皆1円玉に両替してから登っているようでした。

還暦厄坂を上った先にあるのは 「瑜祇塔」で、ここの拝観料は100円です。中には戒壇めぐりで薬師三尊、階下には五智如来が祀られてありました。屋外の展望は素晴らしく、右手の山の上には「日和佐城」が見えました。

さて、薬王寺にお参りした後は、温泉です。山門のすぐ脇にある「湯元 薬王寺温泉」に入りました。1人500円。含硫黄ナトリウム塩化物の冷鉱泉を加熱しているそうで、なかなか良い湯でした。ほぼ還暦の男子8人が、ほぼ貸切状態でゆっくりと湯に浸かり、厄を落としました。

皆、齢を重ねて、大学時代の張りのある体型とは比ぶべくもないのですが、その中でもお腹の張りが見事だったのがAD君。さすがに商社マンのお腹は違います。日々のビールがギュッと凝縮されていて、ここまで着やせするタイプとは知りませんでした。

ゆっくりと厄を落としてバカ話をした後は、日和佐駅の脇にあるお土産店を物色してから、1時間ほど走って徳島市内に戻りました。今夜のホテル「東急REIホテル」は、徳島駅のすぐ前にあるそごうの裏にありました。シングルで予約したのに、皆ツインの部屋になっていて、ありがたかったです。広くて清潔、湯船も大き目。翌日の朝食バイキングも和食洋食ともたっぷりのメニューで、とても良いホテルでした。

そして、いよいよ夜の宴会です。

地元の美味しい食事とお酒。何といっても、このツアーの一番の楽しみ、いや、目的の宴会スタートです。 

 

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884徳島ツアー (3) [ぶつぶつ]

さあ、ランチです。

KM君が予約してくれたのは、発電所のあった阿南市から20kmほど南西にある美波町、JR日和佐駅の裏手にある「食処 むらかみ」というお店です。ここの名物は「南阿波丼」で、「あおりいか丼」1,500円と「右あがり丼」1,000円の2種類がありました。私がオーダーしたのは、迷わず「あおりいか丼」です。

厨房を見ていると、しばらくして大将が手にしたのはラーメンどんぶりかと思うような大きさの器で、それに大きなしゃもじで一度、二度と、たくさんご飯を入れていきます。

こうした旅行ですから、糖質カットなどという、興ざめするようなみみっちい事は言うつもりはありませんでしたが、さすがに食べきれないと思い、席を立って大将に「少な目で」と小声でお願いしました。それでも出てきたごはんの量は普通に丼飯でしたが。

まずは一杯とビールを頼んだのはAD君。そういえば、翌日の昼食も、帰りの空港ラウンジも、さらには機内持ち込みでも缶ビールを買ってましたね。その成果は、しっかりと薬王寺温泉で皆に暴露されたのでした。 

と、待つこと10分。料理が出てきました。 

あおりいか丼の具材は、もちろんアオリイカですが、お刺身、中華味のもの、甘辛く煮たもの、出汁しょうゆをかけるものなど、調理法を変えたものがご飯の上に並べられています。まずはお刺身をわさび醤油でいただき、そのあとで出汁しょうゆを丼の上からかけて、半熟玉子も一緒にご飯と混ぜて、残りを頂きました。さすがに名物と謳うだけあって、甘くねっとりとした美味しいイカでした。

で、右上がり丼ですが、これ、ご当地が四国の右下にあることから「右上がり協議会」というのがあって、そこが推薦したもので、当地の特産品を二品使うことが条件なのだそうです。ということで、美波町の名物の阿波尾鶏とアオリイカを使った丼なのでした。さすがに地元の食材を使っているだけあって、見た目も美味しそうでした。

皆、大満足の昼食でした。 

その後、向かったのが大浜海岸にある「うみがめ博物館」。ここはウミガメの産卵で有名な海岸だそうで、遠浅でとても細かい砂の浜でした。海岸では、たいていは貝殻や海藻、それにゴミが流れ着いているものですが、ここには全くありません。それもウミガメが産卵する要因に思えました。ワイドの写真はAD君がiPhoneで撮った写真です。解像度を落としているのですが、元の画像はとてもきれいで、さすがにiPhone、Hauweiとはちょっと違います。砂浜の綺麗さが良く分かります。

博物館の入館料は600円。中では、色々なカメの生態やウミガメのはく製の展示がありました。屋外では餌やり体験もしていました。お姉さんから白菜を貰って撒くと、ゆったりとウミガメが寄ってきて食べていきます。やはり風が強くて寒かったのが残念ですが、日差しもあって暖かければ、のんびりとできる場所でした。

そういえば、この美波町でカメと言えば、2009年のNHKの朝ドラ「ウェルかめ」の舞台になった場所だそうで、日和佐駅のホームには記念碑が立っていました。調べてみたら、倉科カナさんが主演でしたね。今度の2017年冬ドラマでは、韓国ドラマばりのドロドロ劇の「奪い愛、冬」に主演ですね。

続いての目的地は、車で5分ほどのところにある「第23札所 医王山 無量寿院 薬王寺」です。 

 

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884徳島ツアー (2) [ぶつぶつ]

JL453便は定刻の出発でした。

折からの強い冬型で、眼下の雲も荒れていたように見えましたが、機体の揺れは羽田からの上昇時のみで、あとは快適でした。機内では「JAL SKY Wi-Fi」でビデオ番組を楽しみました。

このサービス、スマホのWi-Fiを使ってエンターテイメント番組を配信してくれるもので、もちろん無料です。スマホにはBluetoothでノイズキャンセル機能つきのワイヤレスイヤホンを繋げていたので、騒音も少なくてコードの煩わしさもありません。画面が5.5インチと小さいことを除けば、エコノミークラスで短時間楽しむには十分でした。今回は「マツコの知らない世界」の「ロボット掃除機の世界、卒業ソングの世界」を見ました。番組は45分で、ちょうど見終わったころに到着しました。

「徳島阿波おどり空港」ではKD君がレンタカーを借りてくれました。去年の経験をもとに、今回は私を含め3人が追加で免許証を登録し、交替で運転ができるようにしました。初日の午後はEG君、翌日は私がドライバーになりました。ヴィッツのハイブリッドで、操作に慣れればパワーもあって、大人4人でも快適でした。

レンタカーを待っている間、FJ君が1回100円のフライトシミュレーターに挑戦していました。アクセルは自動で、操作は上下左右のみ。着陸では画面の黄色い輪の中を通過しなければいけないのですが、ハンドルを切ってから機体が動くまでに時間がかかるためか、どうしてもオーバーシュートしてしまい、なかなか難しそうでした。まあ、ロビーに置いてあるものなので、どんなことをしてもクラッシュはしないようでした。

レンタカーも到着し、さあ、出発です。最初の訪問地は「四国電力 橘湾発電所」です。なんとも社会科見学のような行先ですが、理系の研究室出身のメンバーだけあって、皆、こうした場所は大好きなのです。しかも、今回はKM君がこの発電所勤務(ポジションは内緒ですが、けっこう上の方です)ということで、技術の詳しい見学会をセットしてくれました。普段は地元の小中学校や自治体の見学が多いそうです。

発電所に到着してみると、さすがにその高さにびっくり。出力は70万kWの単発の石炭火力発電所で、煙突の高さは200m超。隣接する建物も高さ80mのボイラーが入っていて、おそらく高さは100mくらい。屋上からは周囲が一望できて見事でした。ただ、すごい風で飛ばされそうになり、寒さは半端ありませんでした。

久しぶりに大学時代に戻って講義を受け、大型タービンの前で記念写真を撮りました。8人のうち、1人だけは合成しているのですが、分かりますか? 

発電所の見学後は、午後の見学地の美波町へ移動してランチです。

 

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884徳島ツアー (1) [ぶつぶつ]

昨年から恒例化しつつある大学時代の研究室仲間での1泊旅行に行ってきました。

去年は「高知」へ行きましたが(884龍馬ツアー: 2016-01-18)、今年はお隣の「徳島」です。 今年も地元のKM君が細かい日程を組んでくれました。今年は大寒波襲来で、ひょっとすると徳島でも雪が積もるかもという大変なタイミングでしたが、無事にたくさんの名所を回り、たっぷりと楽しむことができました。

詳細はおいおいアップするとして、日程です。

 

1月14日 

7:10 JL453便で羽田空港から徳島阿波おどり空港へ。

8:25 定刻到着。旧友KM君と合流。KD君がレンタカーを借り、2台に8人が分乗して9時00分、観光ツアー開始。

10:20 阿南市にある四国電力 橘湾発電所を訪問。ここで働くKM君から説明を受け、見学。

12:20 美波町へ移動し、南阿波丼が名物のお食事処「むらかみ」さんでランチ。あおりいか丼旨し!

13:20 美波町大浜海岸にある「日和佐うみがめ博物館」を見学。

14:20 日和佐駅近くの「第23番札所 医王山 薬王寺」を参拝。 

15:30 薬王寺温泉にて体を清め、厄落とし。

17:00 ホテル着(徳島 東急REIホテル)

17:30 近くの飲み屋「味の城」さんにて宴会。3時間飲み放題コース5,000円。鱈腹飲んで食べました。

21:00 ホテル近くの「麺王」さんにて、〆に徳島ラーメンを食す。甘目の醤油とんこつ味で旨し!

21:40 ホテル帰着

 

1月15日 

8:00 ホテルを出発し、徳島自動車道にて阿波PAへ。そこに駐車し、天然記念物の「阿波の土柱」見学。

9:50 脇町ICを下りて、美馬市の「うだつの町並み」見学。

11:10 徳島自動車道で藍住ICまで戻り、鳴門市の「ドイツ館」見学。

12:20 鳴門市の「福丸水産」にてランチ。新鮮なお刺身定食旨し。牡蠣フライ定食の量にびっくり!

13:30 大鳴門橋近くの「うずしお観潮船」にて、海の上で渦潮を観光。強風でかなりの揺れ。

14:30 大鳴門橋の上の「渦の道」を歩いて、渦潮を上から観光。ものすごい強風で体冷え切り!

15:30 観光終了。空港へ移動。 

16:10 徳島阿波おどり空港へ到着し、KM君、AY君とお別れ。

17:50 JL462便で徳島阿波おどり空港から羽田空港へ。羽田空港混雑により出発が20分遅れ。

18:50 羽田空港到着。解散 

 

まずは宴会での記念写真です。全員が写っている写真は手元にこれしかないもので。色々と楽しいことがありましたので、順次アップします。

今回も再びツアコンのKDさん、KMさん、大変お世話になりました。 

次回は愛媛か香川か?

何となく四国4県を制覇したくなってきました。 

 

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2016年秋ドラマ [ぶつぶつ]

2016年の秋ドラマが終わりました。

視聴率記録だけを見ると、第2話を除いてすべて20%を超えた「ドクターX」がトップですが、話題は何と言っても「逃げ恥」でしょう。初回はドクターXの半分の10.2%でしたが、その後は毎回数字がアップして、最後は20%超えの20.8%まで行きました。この20%超えという視聴率、2016年全体のドラマ53本の総510話の中でも、ドクターX以外では逃げ恥の最終回だけというスゴイ記録です。

ガッキー可愛かったですしね。一番でした。

次が「地味にスゴイ!」、続いて「IQ246」となりました。私が結構好きだったバカリズムの「黒い十人の女」は最下位の3.5%。深夜枠では「家政夫のミタソノ」が7.6%でしたから、その半分にも行きませんでした。面白かったんですけどね。そういえば夏の「遺産相続弁護士 柿崎真一」も好きなドラマでしたが、視聴率は年間最下位の2.9%で、3%以下はこれだけというダントツ1位でした。一般の皆さんと趣味が合わないのかも。

それにしても、今回も、しっかり録画してBDに焼き、保管できました。全部で11本です。

下の写真、今回の秋ドラマのBDのケースは薄くなっています。毎シーズン10本くらい録画しているので、年に40本。BDケースは箱買いしていますが、アッという間になくなり、今回オーダーしたところ、厚さ7mmのものが届きました。以前の半分ですね。保管場所がかさばらないのは良いのですが、ケースに差し込むジャケットは、ここまで薄い背表紙に対応したものがありません。どれもインターネット上からダウンロードさせていただいていますが、そのままだと背表紙のタイトルがはみ出してしまいます。お絵かきソフトのPhotoshopで、背表紙の文字のみを縮小し、周囲とのミスマッチを目立たないように修正してから印刷しました。

ちょっと手間がかかりましたが、まあ、良いでしょう。

これで寝たきりになっても、昔のドラマを見て楽しむことができます。横浜の棚があふれたので、十ノ原の棚にも並び始めました。 

 

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ジュリエッタ再入院 [ジュリエッタ]

7日の土曜日の朝も冷え込みました。天気が良くて放射冷却だったのか、室内の暖房で融けた屋根の雪がつららを伸ばし、氷のカーテンみたいになっていました。

庭先を見ると、デッキの前から裏のコンポストにかけて、足跡が続いています。キツネかタヌキか、かなり大きな動物のようです。生ごみを捨てたので、臭いを嗅ぎつけて来たのでしょうか。コンポストの蓋はガムテープで固定しているので開けられません。雪景色の中、食べ物もなくて、動物たちも大変です。 

水抜きについては、再度説明書などを確認し、少し手順を変更しました。これで大丈夫なはずです。

10時過ぎに横浜へ出発しました。帰りは圏央道を海老名ICで下りずに、終点の茅ヶ崎JCTから新湘南バイパスに入り、藤沢で下りました。ディーラーの「アルファロメオ湘南藤沢」に寄る為です。

2日に問題となったエンジンアラームのチェックもありますが、今回は板金塗装のやり直しです。実は、3年目の車検後に右リアドアに細かいボツボツが出来ていて、今回の4年目の12ヶ月点検で見てもらったのですが、原因が納車直後にぶつけられた際(ジュリエッタ受難:2013-07-02)の板金だと分かりました。もちろん、無料で直してもらことになりました。

ジュリエッタが戻ってくるのは2週間後。それまではPuntoが代車です。1年点検の時もPuntoでしたが、今回は10万キロ超のご老体。ウィンカーを点けると、パネル上ではハザードランプのように両方向が点滅してしまいます。

まあ、遠出の予定はないので、問題ありません。 

 

氷のカーテン.jpg

足跡1.jpg

足跡2.jpg

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野沢温泉と小布施の栗あん [十ノ原]

野沢温泉には12時45分に着きました。

街の細い道を一周してから駐車場を探して観光案内所に行ったところ、正面のバス発着場が空いていれば2時間300円で止められるとのこと。聞いてみるとOKでした。街の入口にある中尾駐車場だと10分くらい歩かなければなりませんから、助かりました。

野沢温泉には一般の人が入れる「外湯」が13もあります。無料ですが、維持管理のお賽銭を入れるのがマナー。今回は二人で2箇所に入れさせてもらい、500円玉を一つ入れておきました。

前回は大湯と滝の湯に入ったので(野沢温泉とあいかの香り: 2015-11-09)、今回は松葉の湯と麻釜の湯を選びました。ちょうど昼時で、松葉の湯は先客が1人いたもののすぐに出ていき、麻釜の湯はゼロでした。湯船貸切で熱いお湯を堪能しました。麻釜の湯には温度計が置いてあったので、湯温を計ってみると、なんと48度でした。前回の大湯は50度を超えていましたから別格ですが、それでも、すごい温度です。そーっと入らないと、熱さでとても入れません。湯船でじっとしていれば自分の体温でお湯が冷やされて、耐えられない温度ではありませんが、それでも3分ほど。少しでもお湯が動くとスゴイ熱さです。湯から上がる際は、覚悟を決めて、一気に出なければなりません。洗い場で体の熱をさまして、2-3回入りました。良いお湯でした。

その後、温泉街で「温泉まんじゅう」と「野沢菜漬け」を買い、車に戻りました。

帰りは小布施の竹風堂に寄って、「栗あん汁粉」572円と「クリーム栗あんみつ」777円で、お茶にしました。家内の念願の栗あんづくしでしたが、満足したようです。程よい甘さでした。

近くのコーヒー豆のお店「マルテ珈琲焙煎所」では、「中深煎りグアテマラ」100gを650円位で買いました。

小布施も平日の午後で人も少なく、のんびりとした時間が流れてました。 

 

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まつばの湯.jpg

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