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884徳島ツアー (3) [ぶつぶつ]

さあ、ランチです。

KM君が予約してくれたのは、発電所のあった阿南市から20kmほど南西にある美波町、JR日和佐駅の裏手にある「食処 むらかみ」というお店です。ここの名物は「南阿波丼」で、「あおりいか丼」1,500円と「右あがり丼」1,000円の2種類がありました。私がオーダーしたのは、迷わず「あおりいか丼」です。

厨房を見ていると、しばらくして大将が手にしたのはラーメンどんぶりかと思うような大きさの器で、それに大きなしゃもじで一度、二度と、たくさんご飯を入れていきます。

こうした旅行ですから、糖質カットなどという、興ざめするようなみみっちい事は言うつもりはありませんでしたが、さすがに食べきれないと思い、席を立って大将に「少な目で」と小声でお願いしました。それでも出てきたごはんの量は普通に丼飯でしたが。

まずは一杯とビールを頼んだのはAD君。そういえば、翌日の昼食も、帰りの空港ラウンジも、さらには機内持ち込みでも缶ビールを買ってましたね。その成果は、しっかりと薬王寺温泉で皆に暴露されたのでした。 

と、待つこと10分。料理が出てきました。 

あおりいか丼の具材は、もちろんアオリイカですが、お刺身、中華味のもの、甘辛く煮たもの、出汁しょうゆをかけるものなど、調理法を変えたものがご飯の上に並べられています。まずはお刺身をわさび醤油でいただき、そのあとで出汁しょうゆを丼の上からかけて、半熟玉子も一緒にご飯と混ぜて、残りを頂きました。さすがに名物と謳うだけあって、甘くねっとりとした美味しいイカでした。

で、右上がり丼ですが、これ、ご当地が四国の右下にあることから「右上がり協議会」というのがあって、そこが推薦したもので、当地の特産品を二品使うことが条件なのだそうです。ということで、美波町の名物の阿波尾鶏とアオリイカを使った丼なのでした。さすがに地元の食材を使っているだけあって、見た目も美味しそうでした。

皆、大満足の昼食でした。 

その後、向かったのが大浜海岸にある「うみがめ博物館」。ここはウミガメの産卵で有名な海岸だそうで、遠浅でとても細かい砂の浜でした。海岸では、たいていは貝殻や海藻、それにゴミが流れ着いているものですが、ここには全くありません。それもウミガメが産卵する要因に思えました。ワイドの写真はAD君がiPhoneで撮った写真です。解像度を落としているのですが、元の画像はとてもきれいで、さすがにiPhone、Hauweiとはちょっと違います。砂浜の綺麗さが良く分かります。

博物館の入館料は600円。中では、色々なカメの生態やウミガメのはく製の展示がありました。屋外では餌やり体験もしていました。お姉さんから白菜を貰って撒くと、ゆったりとウミガメが寄ってきて食べていきます。やはり風が強くて寒かったのが残念ですが、日差しもあって暖かければ、のんびりとできる場所でした。

そういえば、この美波町でカメと言えば、2009年のNHKの朝ドラ「ウェルかめ」の舞台になった場所だそうで、日和佐駅のホームには記念碑が立っていました。調べてみたら、倉科カナさんが主演でしたね。今度の2017年冬ドラマでは、韓国ドラマばりのドロドロ劇の「奪い愛、冬」に主演ですね。

続いての目的地は、車で5分ほどのところにある「第23札所 医王山 無量寿院 薬王寺」です。 

 

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