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関西出張(2) [ぶつぶつ]

木曜日は長い一日になりました。

9時に姫路を出発して作業をお願いした工場に着いたのが10時。そこから打ち合わせ後に作業を開始するも、条件出しが終わったのが17時で、それから試作を開始、すべて終了したのは20時を過ぎていました。出来上がったものをトランクに詰めて一路尼崎へ、120kmのドライブです。今宵の宿、阪神尼崎のY's Hotelにチェックインしたのは22時を過ぎていました。

本来ならば、金曜日に作業をお願いしている会社の方と夕食をご一緒するつもりでしたが、姫路を出たところで断念しました。2時間近く高速を飛ばしてくれたMO君と2人で急ぎ街へ出ました。まだ夕食もとっていません。

尼崎と言えども22時を過ぎると閉店のお店も多く、何とかラストオーダーが22時30分のお店「九州熱中屋 」さんに滑り込みました。

ともかくビール。その後、新聞紙のようなメニューをみて、だだだだだっと「炙り〆さば刺し」「スルメイカのてっさ刺し」「鉄板餃子」「長崎ちゃんぽん」をオーダーしました。突き出しは明太子で「激辛」と「昆布〆」の2種類でしたが、これがなかなか美味。ビールと良く合い、すきっ腹にしみこみました。ビールを追加しつつ、22時半のお食事オーダーストップ直前に「塩辛」と「桜島大根の麦みそ漬」、そして23時のお酒のオーダーストップ直前に「五島名物 あご酒」をお願いしました。

バタバタとお願いした割には、どれも美味しく、名物の豊後鯖は旨味たっぷり。またイカのてっ刺しは紅葉おろしと刻みネギでぐっと甘味が引き立ち、鉄板餃子は最後まで熱々で、中に軟骨のような食材が入っているのかコリコリした食感が楽しめました。あご酒は煮干しの旨味が染み出して良い香り。最後の客になりながらも追加のお酒を1本お願いして閉店まで粘って満喫しました。

それでも2人で8千円ちょっとと、やはりこちらもお安い、尼崎ならではです。ホテルに戻ったのは24時近くで、長い一日が終わりました。

大浴場には翌朝に入ることにして、ベッドに倒れ込みました。


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関西出張(1) [ぶつぶつ]

水木金と関西へ出張です。

水曜日は木曜日の仕事のための前入りで、昼過ぎの新幹線で東京から姫路までやってきました。今回はポイントがたまっていたので、グリーン車でらくちんでした。

姫路のドーミーインにチェックインしたのが17時で、18時から1時間ほど電話会議をして、19時からMO君と街に繰り出しました。今回もまずは腹ごしらえに駅下の立ち食い鮨「ととろ」さんへ(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-04-18)。ちょうど夕食時で45分ほど待たされましたが、美味しいお鮨「上にぎりセット」が1,150円、追加の特上焼穴子が150円、生ビールと黒枝豆セットが290円と激安でした。上にぎりは、本マグロ中トロ、鯛、蒸し大海老、極上生タコ、大つぶ貝、はまち、特上ウナギ、サーモン大トロ、玉子の9貫。どれも肉厚で美味しかったです。焼穴子とウナギがかぶってしまいましたが、これだけ食べて飲んでも1,800円ですから、なるほど混むわけです。

お腹が一杯になったところで、今度は居酒屋さんへ移動です。今回は駅の北西にある「篤屋」さんになりました。5種盛りのお刺身は、マグロ、ブリ、はた、しめ鯖、ホタテ。レンコン饅頭の揚げ出しはトロっとして熱々。あん肝に播州地鶏のひねぽん。ビールのあとはお酒「播州一献」で美味しくいただきました。MO君と二人で9,000円弱でした。

ホテルの戻ったところでちょうど21時半。2Fのレストランではサービスの夜泣きそばがオープンしていて、思わず頂戴してしまいました。

出張では毎度のことですが、今宵もお鮨にラーメンと炭水化物たっぷりいただき、パンシロンのお世話になりました。

明日は朝からレンタカーで兵庫県たつの市に行き、一日仕事です。


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2018年11月 十ノ原 山口りんご [十ノ原]

日曜日には、昼前にいつもリンゴをお願いしているYZさんのお宅に寄って、サンふじをいただいて帰りました。YZさんは別荘を立て直した際の設計士さんですから、お付き合いも7年になりました。

ヒョウ害のあった昨年もこの時期にお邪魔しましたが(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2017-11-24-1)、今年は2度の台風に見舞われるも、神がかり的に強風が吹かず、とても良い出来だそうです。自宅に着いてから箱を開けてみると、大きなLLサイズの上にMサイズのリンゴ16個が余分に載せてありました。取りに行ったせいか、気を遣ってくれたようです。ありがたや、美味しいリンゴがたっぷりです。切ってみると、今年は特に蜜がたっぷり。おいしそうです。

YZさん宅に寄った後、久しぶりに東御町の「ヴィラデストワイナリー」に寄って、食器を購入。カレンダーを買うために寄ったのですが、こちらの食器は絵柄が気に入っていて、すでにある大皿や中皿に合わせて小皿と小鉢を購入しました。これからクリスマスや年末年始のパーティーで活躍しそう。

帰りは、関越道に入ってから交通量が増えたものの、ひどり渋滞はなく、16時に帰宅できました。

去年も同じ時期に訪問しましたが雪景色だったようで、今年はやっぱり暖かいのかも。

次回訪問は年始になりそうです。


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2018年11月 十ノ原 中野市 郷土食堂 [十ノ原]

雪景色の十ノ原を10時過ぎに出発し、中野市の「郷土」さんに出かけました。ここは以前に訪れるも、混んでいてあきらめたお店です(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-08-14-1)。

出発してしばらく走ると、菅平牧場の開けた場所から左手に山々がきれいに見え、とても空気が澄んでいることが分かりました。そこで以前行った眺めの良かった峰の原のサンセットテラスへ行ってみたところ、見事な鹿島槍ヶ岳や白馬岳といった北アルプスが眺望できました。手前の木々には霧氷が白く輝き、素晴らしい眺めです。

大笹街道を下り、須坂から小布施を抜けて中野市に入りました。前回はお盆の時期で開店の11時過ぎに行っても駐車場にも入れなかった「郷土」ですが、今回は11時20分に到着し、無事最後の駐車場の空きに入れました。注文したのは「手打ちざるそば」770円。新そばで少し緑がかっている十割そばで、香りの高いお蕎麦でした。つけつゆはちょっと甘めの薄味で、でもダシの旨味がしっかりとしてそばとよく合いました。「山野菜の天ぷら」310円を追加していただきました。

帰りには「子安温泉」に寄って温まってきました。夏場は熱く感じたお湯も、ゆっくりと温まれるような季節になってきました。


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2018年11月 十ノ原 タイヤ交換と冬景色 [十ノ原]

十ノ原へ戻ってきて、タイヤ交換をしました。油圧ジャッキに変えてから作業はずいぶん楽になりましたが、床下物置から道路までのタイヤの出し入れが結構大変でした。交換後には少し走ってボルトを増し締めし、空気圧を調整して完了です。45分ほどで終わりました。

翌日土曜日の朝は冷え込んで真っ白の冬景色になりました。気温はマイナス7℃で、ジュリエッタも真っ白。根子岳を越えてきた雪と大気中の水蒸気が凍って木々や地面に着氷したようです。

今日は高山村の子安温泉に行きますし、中野市あたりは雪が積もっているかもしれませんから、ぎりぎりでスタッドレスに替えられて良かったです。


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2018年11月 十ノ原 Diamond Dust Cafe [十ノ原]

三連休で十ノ原へ来ました。

今回のメインの目的はタイヤ交換。前回10月20日に来て建物の冬支度はしてありましたが、タイヤ交換はまだでした。そろそろ十ノ原も雪景色に変わる季節になりましたし、次回来れるのは12月中旬以降になるので今回がラストチャンスです。

日も短くなってきたので、朝はゆっくり7時の出発にしました。連休初日でいつも通り圏央道は八王子JCTや高坂SAで渋滞し交通量も多めでしたが、11時過ぎには上田菅平ICを下りることができました。カインズで不凍液とウォッシャー液を買い込み、TSURUYAで買い出しをして、十ノ原到着は13時前でした。

まずは腹ごしらえ。今まで知りませんでしたが、菅平の中央にある「Diamond Dust Cafe」さんのハンバーガーが美味しいということを知り、行ってみました。スキー場からセブンイレブンに下る道の中央付近、コインランドリーの対面にあるお店です。

店内は右側が雑貨販売、左側が飲食スペースで、メニューのメインはハンバーガー、他にホットドッグなどもありました。お願いしたのは「T-Special Avogado & Cheese Burger」1,000円。注文を受けてから15分ほどで作ってくれたバーガーはアメリカで食べた「Five Gusy」や「Habit Burger Grill」(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-08-27)と比べても遜色ない大きさで、何といっても焼きたてで歯ごたえのあるバンズとビーフ、パリパリで新鮮なレタスがはみ出し、1cm近くの厚さに切られたトマトに玉ねぎが入っています。トロっと焼けたチーズもはみ出していて、紙袋に入れて持ってもどこから口をつけようかと迷うほどの大きさでした。たっぷりといただきました。プレートに添えられたフライドポテトも美味しい! 菅平にこんなに美味しいハンバーガー屋さんがあるとは知りませんでした。合わせてお願いしたブレンドコーヒーも雑味がなくて大満足でした。

しばらくしてから大きな犬を連れた人が入ってきました。入口脇の席は犬も一緒に入れるようです。でもゆずを連れてきてももらい食いはさせていないので、かえって可哀そうかもしれません。

おそらく夏場は若い人でいっぱいになるのでしょうが、テイクアウトもできるようですし、立ち寄ることが増えそうです。


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阿漕な消耗品ビジネス [ぶつぶつ]

数年来使ってきたC社のプリンターの調子が悪くなってきました。

もともとワイヤレスでしか接続できず、自宅内のWiFiネットワークに不調があると繋がらずにイライラしたことがありましたが、このところ印刷しても白紙が出てきてしまう様になりました。インクヘッドはカシャカシャ音を立てて動いているし、ヘッドクリーニングをするとちゃんとインクが出るので、プリンター内部の信号制御系の問題なのかもしれません。

まあ、本体は2万円くらいだったし、それなりに活躍してくれたので数年で壊れたことに文句はありません。C社品質で専用紙に印刷すれば写真も綺麗でしたしね。

それでも調べて驚いたのが、新しい機種に買い替えると、使いかけやストックしておいた予備のインクが使えないこと。どうやらプリンターのモデルを新しくするたびに(毎回ではないでしょうが)インクの型番も変わり、古いものは使えなくなる仕様のようです。

もともとトップブランドのC社やE社は本体を1万円くらいに安くして、消耗品のインクを6-7千円の高値設定とする「消耗品ビジネス」で儲けています。年に1-2度は交換が必要になり、何とも不愉快な思いでインクを購入してきましたが、本体の買い替えで高価なインクが無駄になるとは、何とも阿漕が過ぎるというものです。技術革新でより良い商品になったというなら別ですけど、大きさや容量なんてほとんど変わりませんし、本体価格の半分以上もするようなインクがコロコロ変わって使えなくなくなるというのは、どういうビジネス思想なのでしょうか。

腹立たしさから、C社やE社はやめてBrother社に変えることにしました。

アマゾンプライムで注文したらすぐに届き、設置も簡単。今度は有線と無線の両方使える(同時使用はできませが)ので、いざとなればUSBで繋いで使うことができます。コピーやスキャナーもついてるし、撮りためたドラマのディスクレーベルの印刷もOKです。写真を専用紙で印刷したクオリティは前の2社よりは劣るかもしれませんが、普段使いなら問題ないレベルです。写真品質が必要なら今はコンビニでも印刷できるし、何よりインクが3千円台とお安く、良心的です。少しはC社さん、E社さんも見習ってほしいものです。確かこの商法、米国のH社さんが最初に始めたと記憶していますが、追従してトップシェアになってからも続けているというのは企業倫理に反すると感じるのは私だけでしょうか?

あまりブログに悪口は書かない主義ですが、今回は吠えてしまいました。

Brotherさん、ガンバ!


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TUMIの修理 [ぶつぶつ]

以前アメリカで買ってきたTUMIのカバンを修理しました。

ブログを見ると2014年の3月に買った(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2014-03-25-1)ものでした。底面の四隅のパイピングが擦れてむき出しになっています。ネットで調べて「メイホウネット」さんにお願いすることにしました。

送料自己負担で送って修理見積をとります。もし金額に納得できないなら送り返してもらうことになるため、往復で2,000円以上送料がかかってしまいます。事前にどんな修理だとどのくらいという案内があるので、それをチェックして「まあ大丈夫だろう」と送ってみました。

鞄を送付後1週間で出てきた見積は42,000円! カバンの底には6個所のパイピングの角があって、さらに上部の蓋の根本のパイピングも修理すべきとのこと。8個所ですからかなりのお値段になりました。上部のパイピングはダメージを確認していなかったのですが、専門家の意見に従い、修理をお願いすることにしました。

待つこと3週間、ちょうどアメリカ出張の途中で修理完了になりました。

帰国後に見てみると、綺麗にパイピングが修理されていて、接続部もわかりにくい仕上がりです。

アウトレットで購入した時には5-600ドルだったと記憶していますが、現状で同じようなモデルを日本で買うと9万円以上するみたいですから、新品に買い替えるよりはお安く上がったということでしょうか。


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今度はベルギー出張(9)了 [番外編]

いよいよ最終日です。

朝はちょっと早めに7時半にチェックアウトしてタクシーで研究所に向かい、8時から作業、9時からラップアップの会議ですべての仕事が終了しました。DQさんの車で11時半に研究所を出発し、12時半前にブリュッセル空港に到着しました。

空港ではビールやハチミツなど液ものが入ったスーツケースを預け、身軽になってセキュリティゲートを通過です。経由するドイツのフランクフルト空港がEU域からの出国になるのか、ベルギーでは国内線扱いで出国ゲートはありません。

ラウンジに入りました。こちらも毎回同じで、料理は質素なチーズやハム、パスタなどですが、ビールはおいしい。白ビールのLeffeをいただきました。

ブリュッセルからフランクフルトまでは1時間のフライト。出発が少し遅れてフランクフルト到着も10分遅れました。今度はEU圏からの出国なのでスタンプゲートがあり、その後10分ほど歩いて羽田行きのフライトが出発するZゾーンまで移動しました。搭乗時刻まで残り20分ですがお土産を物色し、家内からリクエストのあったフォアグラをゲットできました。一緒にサラミも購入しましたが、トリュフ入りの塩やカルパッチョ用トリュフなどは迷ったところで止め、後で家内から残念がられました。次回は買って帰ります。

羽田行きのLH716便はジャンボです。4発のエンジンで燃費が悪くJALやANAでは退役してしまいましたが、まだルフトハンザではかなりの数が飛んでいます。予約当初の席は2階でしたが、1階の中央列の席が空いていたのでWebチェックインの際に変更して正解でした。ビジネスクラスの席幅でもゆったりと3人並ぶところでの2人掛けですから、隣の人も気にならず、通路側なので出入りも自由。最近はやりの独立席ではないルフトハンザでは通路側でも窓側の列だと隣の人が出入りするたびにまたがれるのでゆっくりと寝ることができません。ルフトハンザのビジネスクラスでは、中央列がお勧めです。

夕食は洋食を選びました。オードブルは仔牛のロース煮、メインはガチョウのローストにしましたが、写真を見てのとおり、質素な食事でした。着陸前の朝食は日本食を選んで、こちらは正解。量も適当で明太子やホウレン草の胡麻和えがおいしかったです。ごはんも焚き加減が上手でべたべたせずに高得点でした。

さすがに疲労が溜まっていたのか、見た映画は「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」「Hidden Figures(ドリーム)」「The Darkest Minds」の3本のみで、1本目を見てから4時間ほど熟睡し、残りを見ました。「家にー」は榮倉奈々の主演でドタバタのコメディかと思ったら、夫婦の関係を考えさせる、割と落ち着いた映画でした。面白かったのが「ドリーム」で、1950年代に黒人や女性差別の中でNASAで活躍した3人の黒人女性の姿を描いた実話に基づく話でした。ほんの数十年前までアメリカでもこうした差別があり、それを乗り越えてきたダイナミズムがアメリカの強さの底にあると実感しました。上司のハリソンが黒人用トイレの看板を叩き壊すシーンは胸を打たれましたね。

羽田到着は定刻通りで、入国もスムース。荷物もすぐに出てきて帰路につくことができました。京急とJRを乗り継ぐと、自宅まで1時間ちょっとですから、やはり羽田到着便は助かります。

実は12月2日から、再び欧州出張の予定なのですが、今回の試験がうまくいかなかったため、雲行きが怪しくなってきました。1週間の遅れになるか、あるいは2週間か、年末にかけてさらにバタバタしそうです。


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今度はベルギー出張(8) [番外編]

6日目となる木曜日です。本来なら仕事は今日までで、明日の金曜日はゆっくりと9時過ぎにチェックアウトで帰路につくはずでしたが、なかなか思うようには行きません。金曜日も朝から仕事をして昼前にDQさんに空港まで送ってもらうことになりました。

木曜日は終日研究所で過ごしました。こちらの現場作業員の人はイタリア系の人が多く、陽気で英語がしゃべれなくてもなんだかんだと世話を焼いてくれます。お昼には「一緒にランチに行こう」と連れ出してくれて、バイキングスタイルのお店「Mega-Grill Gosselies」で過ごしました。バイキングといっても、出来上がった料理だけでなく、串焼きの生肉を自分で鉄板で焼いたりするお店で、楽しかったです。

今回の出張で最後となる夕食は、こちらに来ている日本人スタッフ2人と一緒に出掛けました。二人ともブリュッセル市内に住んでいて、研究所まで車で通っています。ホテルのあるLLNはその途中にあるので、LLNのホテルの近くのレストランにしました。「Le Rabelais」というお店です。

乾杯は、やっぱり今日もトラピストビールの「Tripel Karmeliet」です。前菜には「サーモンのカルパッチョ」と「エビコロッケ」をシェアしました。カルパッチョはスモークサーモンと違って鮭そのものの旨味が感じられます。コロッケに添えられていたのはパセリの素揚げ。パリパリでした。

メインは「Le filet mignon 250g」。やはり今回の出張の最後はステーキで締めました。しかもレアのお願い。ソースはマッシュルームにしました。付け合わせは、こちらもやっぱりベルギー名物のフリッツと野菜のソテー。野菜は細インゲンをベーコンで巻いたものとアーティチョークにトマトでした。

メインは前菜がなくなってからだいぶ経って出てきましたが、ナイフを入れたところ、とてもレアではなくwelldone。さすがにこれはと思い、ウェイターを呼んでクレームしたところ、新しく焼き直してきてくれました。こんどはしっかりとレア。どうやらウェイターが私の英語を聞き間違えたようで、恐縮していました。もちろん、おいしいフィレでした。他のメンバーもお肉だったので、途中でボルドーの赤ワインをハーフボトルで入れました。「Chateau Le Thil 2015」それほどお高いワインではありませんでしたが、十分なタンニンと香りでステーキにピッタリでした。

これで今回の食事イベントは終了です。明日の昼はブリュッセル空港のラウンジ、その後はルフトハンザ航空の機内食です。(失礼ながら)あまり期待せずに日本に帰ります。


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今度はベルギー出張(7) [番外編]

5日目となった水曜日です。こちらでの作業も残すところ2日。なかなか仕事が進まず、帰国する金曜日の午前も打ち合わせになってしまいました。今日もSeneffe工場と研究所を往復して作業を進め、夜はホテルの近くのレストランにMO君と繰り出しました。

この店「La Galoute」は今回ずっとアテンドしてくれているDQさんお勧めの店で、ホテルのあるLLNでは一番とのことでした。LLNは大学町でもあって、夜になっても街中にはたくさんの学生がたむろしていて、店内も若い人で一杯です。店に入ると「2Fの食事席が空くまでカウンターで飲み物でも飲んでいてくれ」と言われ、中の人に声を掛け、席を動いてもらって2人かけられるようにしてくれました。なかなか愛想の良いお兄ちゃんです。ちょうどタップビールの機械の前だったので、「Tripel Karmeliet」というトラピストビールを選びましたが、これがものすごく旨い! 瓶ビールもあるようで、瓶でもお土産に買って帰りたいと思うような味でした。トラピスト系というと重たくて強い味のビールかと思いましたが、とってもすっきりでちょっとフルーツのような味も感じられつつ、しっかりと余韻の残るビールでした。しかもアルコール度が8.4%と高く、一杯で20分ほどの待ち時間でも飲み切らず、空いた席まで持って移動するほどでした。

席ではメニューを見ましたが、もちろんフランス語でわからないので、ウェイターのお兄ちゃんに説明をしてもらって、タルタルを選びました。ベルギーでは良くタルタルステーキがメニューに載っています。「Tartar de Bouef, Fromage de mean et saveur basque」とあって、オーソドックスなタルタルではなく、チーズや香料を一緒に叩いてあるものだそうです。付け合わせはサラダとフリッツ。あと、MO君のリクエストでエビのクロケットをアパタイザ替わりにシェアしました。

カウンターのビールがなくなったところで、今回はワインではなく、またビール。しかも瓶ビールにしてみました。ベルギーではビールの種類がとても多く、タップよりは瓶で好みのものを選ぶ人が多いみたいですが、あまり知識がなかったので、一番お高いのを選んでみました。「Mochenaire Ambree 5%」は330ccで5.9ユーロ。日本だと1,000円以上するでしょうか。後でネットで調べたら生姜とコリアンダーで味付けしてあると書いてありました。コリアンダーの香りはそれほど強くは感じませんでしたが、5%とは思えないしっかりとしたビールで美味でした。

タルタルステーキは久しぶりです。最近は日本では生肉を出す店がほとんどないですし、牛肉の味を直接味わう感じがなかなか良かったです。たださすがに量は多すぎでした。MO君は明日のことも考えずにステーキを頼んでいましたが、中はほとんどレアで紫かかったブルーでした。旨い旨いと言ってましたけど。

二人で飲み食いしての会計は70ユーロ、かなりお安いです。さすが大学生の町、元気が良くて愛想の良いウェイターのお兄さんにお礼を言って店を後にしました。

外の広場では焚火を囲んで学生たちが歓談しています。

いよいよ寒い季節になってきました。


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今度はベルギー出張(6) [番外編]

4日目は終日仕事です(当たり前?)。朝からSeneffeという町にある工場へ行き、サンプル試作をしてから昼にシャルルロワ空港近くにある研究所に戻りました。ランチは研究所近くにある「Emociion Restaurant」というイタリアンのお店です。

このあたりは第2次世界大戦のあとにイタリアからの移民が多く集まったところだそうで、店内にもイタリア系の労働者が肩を組んでいる写真などが飾ってあって、まるで映画の宣伝のようです。初めて連れてきてもらいましたが、ランチだとパスタやリゾット、ハンバーガーなど15ユーロくらいで楽しめるようです。店内はにぎわっていて、皆ビールやワインを片手にぺちゃくちゃ話をしながら食事をしています。こちらの人はランチにビールやワインを飲むのは当然という雰囲気です。

その日のお勧めなどを聞いたのち、野菜のパスタを選びました。ナス、ズッキーニ、セロリなどがたっぷり入ったトマトソースは辛みも全くないやさしい味で、しかもうれしいことに生パスタ。モチモチでした。こちらでパスタなどを頼むと量に圧倒されることがしばしばありますが、ちょっと多めとはいえ、ペロッと食せる量でうれしかったです。さすがイタリアンの町で、おいしいパスタに出会えました。

午後は研究所で作業を続けましたが、さすがにこのところの強行軍の疲れもあってが、19時にホテルに戻ってからは夕食も食べずに爆睡してしまいました。


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今度はベルギー出張(5) [番外編]

三日目になりました。

今日は7時半にタクシーを呼んで研究所のある町まで移動です。ブリュッセル市内を抜けるのに時間がかかるかもしれないと早目の出発でしたが、タクシーの運転手がプロで、くねくねと抜け道を通り、予定よりも45分も早く到着しました。ただし、雨の高速を110km/hでぶっ飛ばすのにはちょっと閉口しました。

終日研究所で試験と打ち合わせで、ランチは3ユーロのサンドイッチを片手に済ませ、18時半までの重労働でした。睡魔にも襲われつつ、こちらの同僚のDQさんの車でホテルへ向かっていたところ、レストランに立ち寄り、彼なりに気を使ってDinnerをごちそうしてくれたのでした。

お店の名前は「O Si Pres restaurant」。こちらの本社のあるLouvan-La-Nouve(LLN)という町のすぐ近くで、ホテルからも3kmくらいだそうです。最近できたお店でフレンチ系にアジア系をミックスしたような多国籍な感じとのこと。お店に入ったのがちょうどオープンの19時でしたが、すぐに半分以上の席が埋まり、なかなか人気店のようでした。

白ビールで乾杯し、アパタイザはDQさんがオーダーしてくれたものをシェアしました。まずは3つの小皿が載ったスターター。左から「ツナペースト」「野菜のポタージュ」「ミートボールが入った揚げワンタン」。どれもしっかりした味付けでアジアンな雰囲気です。ツナペーストには刻んだブロッコリーが入っていて良い食感でした。続いては「餃子」。本当に餃子で、ニンニクは使ってありませんでしたが、取り分けてからちょっと醤油をかけていただきました。中にはお肉がたっぷりでボリューミーでした。

ここでDQさんが選んでくれた赤ワインは「Chateau Croix de Rambeau Lussac-Saint-Emilion 2014」。ボルドーのリュサック地方のもので、メルローが好きだという私の好みに合わせてくれたそうです。これを選ぶときにはウェイターを呼んで、私とMO君の選んだメインディッシュを確認して相談していました。口当たりも良くて、本当に美味しいワインでした。帰るまでにホテルの近くの店で探してみようかと思っています。

そしてメインは「Roasted pure doe fillet」。雌シカのフィレ肉のステーキ、赤ワインとレッドフルーツソース掛けです。付け合わせは、かぼちゃのコンフィにワイルドマッシュルーム、小玉ねぎでした。お肉は3つに分けてサーブされましたが、とても柔らかく仕上げてあってBeefと間違えるほど、全くジビエを感じさせないものでした。ちょうどこちらでもジビエの楽しめる季節になったそうで、良い選択でした。

デザートはエスプレッソ。小さなムースとクッキーもついてきました。

MO君のメインはフィレステーキ、DQさんはサーモンのタルタルで、どちらもかなりボリュームがありましたが、全部の会計が150ユーロほど。前日のグランパレスのシーフードは2人で148ユーロでしたから、相当物価が違います。やはりあちらは世界的な観光地ですから、ぼったくられたのかもという感じです。

また、今回教わったのは、ベルギーではチップは一切要らないということ。レストランやタクシーなど、いままでずいぶんとチップを加算して払ってきましたが、DQさんは生まれてこの方50年近く、一切払ったことはないそうです。うーん、それは知りませんでした。

色々と面白い話もして、ホテルに送り届けてもらったのが21時半。前回8月に滞在したのと同じホテル(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-08-22)です。無事にチェックインを済ませ、部屋に入りました。

睡魔に襲われていたはずですが、美味しい食事で内蔵が活性化したのか、しばらく寝付けませんでした。


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今度はベルギー出張(4) [番外編]

ブリュッセル中央駅に戻ってきたのが16時近くで、外に出るとだいぶ暗くなっています。しかもしっかりとした雨も落ちてきて、傘を持ってこなかったことを後悔させる天気でした。まずは家内がメールで面白いものがありそうとの情報をくれたグランパレス奥のスーパーへ向かうことにしました。

でも、ここでもiPhoneの電池が減ってきてGoogle Mapの行先案内が不安定に。傘とともに朝持っていこうと準備していたバッテリーを持参しなかったことも後悔です。アントワープのお土産調達も失敗したし、なかなかうまくいきません。

スーパーでは「トリュフ入りマヨネーズ」などのリクエストがあったのですが見つけられず、「MELI」のハチミツのみ購入しました。「アカシヤ」「ロイヤルゼリー」「マヌカ」の3種類です。マヌカは倍くらいのお値段でしたが、後から調べたら色々と効用のあるハチミツみたいです。

その後、強くなってきた雨の中をグランパレスまで歩き、広場をMO君に見せたあと、ムール貝料理で有名なLEONに向かいました。でも入ったのはLEONの隣の「La Terrasse」というお店。てっきりLEONと中でつながっていると思っていましたが、違うみたいです。まあ、それなりにおいしかったし、MO君も満足してくれたので結果オーライです。有名なバケツに入ったムール貝は白ワイン煮を選び、シェア。セロリがしっかりと効いています。バターやガーリックなどいくつか種類がありましたが、白ワイン煮を選んで正解でした。これだといくら食べてももたれずに貝の旨味を楽しめます。メインは私は半身のロブスター、MO君はビーフストロガノフを選びました。付け合わせのライスがちょっと余計でしたが、まあ及第点の味。MO君は赤ワインも追加し、全部で148ユーロでした。

雨が少し小ぶりになったところで店を出て中央駅まで歩き、最後はタクシーでホテルへ戻りました。せっかく往きにはトラムで帰りルート確認をしていたのですが、雨でしかも暗いので安全を考えてのタクシーです。8ユーロでしたから、トラムでも二人で4.2ユーロかかることを考えると妥当な選択でした。

明日は朝7時半にタクシーが来て、南に40kmほどのLLN(ルーバン・ラ・ヌーブ)町に向かいます。そこで4泊しながら研究所や工場で仕事です。


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今度はベルギー出張(3) [番外編]

11日の日曜日ですが、まずはホテルの朝食から。

こじんまりした清潔なホテルと書きましたが、朝食も素敵でした。クロワッサンにゆで卵、ハムにチーズなど、ベルギーのホテルでよくあるメニューですが、クロワッサンは小ぶりながら焼きたてだし、ゆで卵も持てないくらい熱い。野菜も新鮮でハムの塩加減も適当でした。

今日はベルギー観光が初めてというMO君のために、まずはアントワープまで出かけて大聖堂でルーベンスの絵を見て、その後ブリュッセル市内に戻ってグランパレスを散策してムール貝を食べようという計画です。事前に調べたところ大聖堂は13時からオープンとのことで、ホテル発は10時30分にしました。

ホテルを出てトラムでブリュッセル中央駅に向かいました。地図で見るとホテルはMIDIというブリュッセル南駅に近いのですが、夕食後の帰りルートを確認しておいたほうが良いだろうと中央駅を選びました。ホテル近くのJanson駅で2.1ユーロのチケットを購入し、10分ほど待って92番の電車に乗り込みました。中央駅まで行けると思ったのですが、ちょうど半分くらいのところのLouise駅で全員下ろされてしまいました。近くにいた駅員さんらしき人に聞いたら「歩いたら10分だよ」と徒歩を勧められ、iPhoneを頼りに中央駅まで歩きました。構内に入ると、休日だからかチケット売り場は長蛇の列でしたが、自動販売機を見つけてアントワープ行きの往復チケットを購入。休日は50%割引で一人8.6ユーロでした。前回(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2015-02-19)は一人14.6ユーロでしたから、少し値上がりしたのかもしれません。

アントワープまで行くICは20分に一本くらいの割合で出ていて、乗り込んだのは11時33分発のAnvers(Antwarpのフランス語表記)行きです。半分くらいの乗車率で座って行け、およそ50分でアントワープ中央駅に到着しました。ここに訪れるのは3年と9ヶ月ぶりです。

駅舎の外へ出てみると曇天で、時折強い風に混じって雨粒が降ってくる不安定な天候。気温は10℃くらいでしょうが、ユニクロのウルトラライトダウンコートにマフラーなので寒くはありません。大聖堂までおよそ15分の道を歩いていきました。

途中で前回訪れたパンケーキ屋さんやその前にあった「B by B」チョコレート店、その並び奥の「Tequila」小物屋さんなどを探しました。パンケーキ屋さんはありましたが「B by B」はオレンジ色のエクレア店に替わっていて、その2軒奥の小物屋さんは日曜日でお休。残念ながらアントワープでのお土産調達はなしです。ホテルに戻ってからGoogleのStreet viewで確認したら、まだB by Bがあったので、きっと最近閉店したのでしょうね。変わったチョコレートを扱っていたので残念。

そろそろ13時近くなり小腹が空いてきたので、大聖堂の裏手にあるフリッツ(フライドポテト)のお店でポテトを7.6ユーロで購入しました。トッピングはMO君の好みで牛肉の煮込みとマヨネーズになりました。ラージにしましたが2人でシェアしてちょうどの量でした。ファーストフード店だったのでビールはなく、近くの酒屋さんで瓶ビールを購入して、店の前のシェードの下で立ち飲みです。グラス2杯分で4ユーロ。

お腹が一杯になったところで時刻は13時半を過ぎ、いよいよ大聖堂に入ります。入口のチケット売り場はかなりの混雑でしたが、60歳以上は2ユーロ割引で4ユーロとの案内を見つけ、パスポートを提示して割引してもらいました。そしてルーベンスの絵とご対面です。やはりその迫力は素晴らしく、400年の時を超えて、また宗教を超えて、見る人を魅了する作品でした。建物内をぐるっと一周してステンドグラスなども見て大満足のMO君と一緒に大聖堂を出ると、雨がだいぶ強くなってきていました。

少し速足で来た道を戻り、アントワープ駅15時09分発のICでブリュッセルに戻ります。


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