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今度はベルギー出張(9)了 [番外編]

いよいよ最終日です。

朝はちょっと早めに7時半にチェックアウトしてタクシーで研究所に向かい、8時から作業、9時からラップアップの会議ですべての仕事が終了しました。DQさんの車で11時半に研究所を出発し、12時半前にブリュッセル空港に到着しました。

空港ではビールやハチミツなど液ものが入ったスーツケースを預け、身軽になってセキュリティゲートを通過です。経由するドイツのフランクフルト空港がEU域からの出国になるのか、ベルギーでは国内線扱いで出国ゲートはありません。

ラウンジに入りました。こちらも毎回同じで、料理は質素なチーズやハム、パスタなどですが、ビールはおいしい。白ビールのLeffeをいただきました。

ブリュッセルからフランクフルトまでは1時間のフライト。出発が少し遅れてフランクフルト到着も10分遅れました。今度はEU圏からの出国なのでスタンプゲートがあり、その後10分ほど歩いて羽田行きのフライトが出発するZゾーンまで移動しました。搭乗時刻まで残り20分ですがお土産を物色し、家内からリクエストのあったフォアグラをゲットできました。一緒にサラミも購入しましたが、トリュフ入りの塩やカルパッチョ用トリュフなどは迷ったところで止め、後で家内から残念がられました。次回は買って帰ります。

羽田行きのLH716便はジャンボです。4発のエンジンで燃費が悪くJALやANAでは退役してしまいましたが、まだルフトハンザではかなりの数が飛んでいます。予約当初の席は2階でしたが、1階の中央列の席が空いていたのでWebチェックインの際に変更して正解でした。ビジネスクラスの席幅でもゆったりと3人並ぶところでの2人掛けですから、隣の人も気にならず、通路側なので出入りも自由。最近はやりの独立席ではないルフトハンザでは通路側でも窓側の列だと隣の人が出入りするたびにまたがれるのでゆっくりと寝ることができません。ルフトハンザのビジネスクラスでは、中央列がお勧めです。

夕食は洋食を選びました。オードブルは仔牛のロース煮、メインはガチョウのローストにしましたが、写真を見てのとおり、質素な食事でした。着陸前の朝食は日本食を選んで、こちらは正解。量も適当で明太子やホウレン草の胡麻和えがおいしかったです。ごはんも焚き加減が上手でべたべたせずに高得点でした。

さすがに疲労が溜まっていたのか、見た映画は「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」「Hidden Figures(ドリーム)」「The Darkest Minds」の3本のみで、1本目を見てから4時間ほど熟睡し、残りを見ました。「家にー」は榮倉奈々の主演でドタバタのコメディかと思ったら、夫婦の関係を考えさせる、割と落ち着いた映画でした。面白かったのが「ドリーム」で、1950年代に黒人や女性差別の中でNASAで活躍した3人の黒人女性の姿を描いた実話に基づく話でした。ほんの数十年前までアメリカでもこうした差別があり、それを乗り越えてきたダイナミズムがアメリカの強さの底にあると実感しました。上司のハリソンが黒人用トイレの看板を叩き壊すシーンは胸を打たれましたね。

羽田到着は定刻通りで、入国もスムース。荷物もすぐに出てきて帰路につくことができました。京急とJRを乗り継ぐと、自宅まで1時間ちょっとですから、やはり羽田到着便は助かります。

実は12月2日から、再び欧州出張の予定なのですが、今回の試験がうまくいかなかったため、雲行きが怪しくなってきました。1週間の遅れになるか、あるいは2週間か、年末にかけてさらにバタバタしそうです。


ブリュッセルラウンジ.jpg

ジャンボ中央席.jpg

LH前菜.jpg

LHメイン.jpg

LH朝食.jpg

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