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2020-2021 十ノ原(2) [十ノ原]

2日目です。のんびりと年末年始を十ノ原で過ごすはずが、大変なトラブルになってしまいました。

夕方から寒波襲来との予報から、昼に「子安温泉」に浸かっておこうと須坂方面へ出かけることにしました。事前に電話をして首都圏からでも大丈夫かを確認してから出発し、良いお湯に浸かれたのですが、問題は帰りの須坂からの大笹街道。山道に入る仙仁温泉を過ぎたところで、なんとメルセデスがスタックしてしまいました。後輪が滑って坂を上れません。オールシーズンタイヤを履いているのに、坂の入り口でスタックとは焦りました。時刻は15時近くであっという間に夕方です。十ノ原にはゆずを残してきているし、このまま動けなくなったら大変なことになります。

実は予兆はあったのです。前日も十ノ原別荘地内の雪道に入ったところで、何度か黄色いスリップサインが点灯していたし(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-12-30)、この日も子安温泉に行こうと出発して別荘地内の坂を上ろうとしてタイヤがスリップし、より斜度の低いルートに変更したのでした。そこでやめておけばこんな大事にはならなかったのに。後悔先に立たずです。

何とかUターンして須坂市内に戻りつつ、車内から近くのメルセデス店やヤナセに電話しても年末休暇に入ってしまって通じません。「ともかくチェーンを」と須坂市内のイエローハットまで行き、メルセデスでも使用できる布製タイヤ滑り止めの「AutoSock」を探したところ、なんとラスト1個を発見!無事に購入できました。仙仁温泉あたりまで戻り、雪道になったところで長男にも手伝ってもらってAutoSockを装着。時速30kmくらいでノロノロと大笹街道を上り、十ノ原まで戻って来れました。いや、本当にヒヤっとしました。

AutoSockは布製のため、装着したまま駐車すると地面と凍り付いてしまい、次に動かした際に破れてしまいます。到着したらすぐに外して、また翌日動かす時に再装着することになります。ゴムで広がる口をタイヤに被せるだけなので脱着は簡単とはいえ、取り扱いは面倒です。しかも街中など雪のないところでは、路面と擦れて布が切れてしまうため外す必要があるし、そもそも家内が装着するの困難です。困ったことになりました。以前のようにスタッドレスタイヤとホイールを購入し、サマータイヤとの交換を年に2度繰り返すのか、あるいはスタッドレスを履きっぱなしで夏も過ごすのか。それが嫌で新車購入時から新品のポテンザを捨てて、ミシュランのオールシーズンタイヤに交換したのに。

それにしても、スタックしたのはそれほどの斜度の坂でもなく、ちょうど雪の降り始めで路面の融雪剤で溶けた水と雪が混ざってべちゃべちゃと滑りやすいとはいえ、この程度で滑るようではオールシーズンタイヤは全く使いものになりません。高速道路の雪道規制でも走行できるはずなのに、これは一体どうしたのかと憤慨、困惑したのですが、実は問題はメルセデスの設定にもあったのでした。それに気が付いたのは翌日でしたが.......。

夕食は小布施のTSURUYAさんで買ってきたタコやエシャロットにピザ。各自好きなビールで乾杯のあとは、家内の好きなコノスルの白のViognierとピーロートから届いたピノノワールHaute Valleeを空けました。その後はウィスキーを飲んだような......。

家内や次男はBSPでやっていた「ゴッドファーザーIII」を見ていたようですが、私は早期に撃沈しました。


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2020-2021 十ノ原(1) [十ノ原]

29日の火曜日から十ノ原に来ています。

今回は年末から年始まで年越し滞在です。27日に長男が台湾から帰国し、自主隔離をするというので連れてきました。帰国時も公共交通機関が使えないというので、羽田空港までお出迎え。まあ、台湾は日本よりも安全だったかもしれませんが、ルールですから。

29日は朝8時過ぎに出発しましたが、道路はスキスキ。八王子JCTや鶴ヶ島JCTも混雑なく、関越道からは、メルセデスの最高速度を110km/hに設定して前方車を追従。時々追い越し車線で追い抜きながら11時過ぎには東部湯ノ丸ICを下りました。家内が見つけた大屋の国道18号線沿いにあるパン屋の「並んで歯磨き」さんに寄ってみたのですが、予約してないと午後の焼きあがりまで売り切れということで残念。さらに別所温泉の「三田村」さんでお蕎麦と思ったのですが、こちらは首都圏のお客様はご遠慮をとの看板があり、撃沈。外食は諦め、上田菅平IC近くまで戻ってTSURUYAさんで食材を買い込んで十ノ原に上ることにしました。30日後半から年明けまで大寒波の予報で、出歩けなくなることを予想して、3人4日分の食材を買い込みました。横浜からもローストビーフ用の牛ブロックやすき焼きお肉も持ってきましたが、お支払いは2万円超え。レジの後ろのお客さんに呆れられたかも。

十ノ原別荘地内に入ると、いよいよオールシーズンタイヤ(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-11-09)初の雪上走行開始です。

うーん、さすがにスタッドレスよりもグリップ力が弱くてタイヤがスリップする感じがします。ジュリエッタのFFと異なりFRのためか、後輪が左右にぶれる感じがあり、時々メーターパネルに黄色いESPアラーム(車に2本の縦の波線)が表示されますが、ハンドルが流れて冷っとすることはなく、ブレーキの効き具合が体得できれば不安はなさそうです。

到着後、長男にも手伝ってもらって道路脇の雪をどけ、後はメルセデスを敷地内に入れて何度か前後に動かして雪を平らにし、駐車スペースを作りました。

15時過ぎからは持参したドラマのBDの中から「危険なビーナス」の残り4話を見て終了。なるほどそう来るかという終わり方で、面白かったです。

夕食はブリ、本マグロ、イカのお刺身と鶏団子鍋。からすみ大根をつまみに「帰山」をいただきました。長男の台湾土産のウィスキー「KAVALAN」は甘い香りでブランデーのようでした。


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ゆず vs. おもち [ゆず]

次男夫婦が豆柴を飼い始めました(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-12-10)。

12月初旬に京都のショップから連れ帰り、予防接種も済んだという知らせを受けて、お邪魔してきました。1月にはGo to トラベルで1泊旅行を予定しており、その際には次男家でゆずを預かってもらうことにしているため、ゆずも一緒にお邪魔して、おもちちゃんとの相性も見ておくことにしました。

事前に写真を見ていて、豆柴といってもそれなりに大きいのかと思っていましたが、体重が2.5kgでゆずの半分以下でした。誕生日が8月30日なので、やっと4か月といったところ。ちょこんと座ると胴体もゆずの半分くらいでしょうか。手足が長いし、活発に動き回っているとゆずとあまり変わらない大きさに感じますが、やっぱり頭はちっちゃくてかわいい。まだ甘噛み癖があって、気を付けていないと結構鋭い歯でガブッと噛まれます。

さすがにゆずはおばあさんなので、匂いを嗅いだくらいで、おもちがゆずを追い回すことはありませんでした。ゆずも初めての次男宅訪問でしたが、床暖房が心地よいのか、特におびえた様子もなく、これなら安心して預けられそうです。

それにしてもさすがに柴犬、小さいながら眼光は鋭いですし、元気一杯でジャンプするとケージを飛び出しそうな勢いでした。


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ピーロートから出血大サービス [ぶつぶつ]

あまり「出血大サービス」という言葉も使われなくなりましたが、赤字が出るにひっかけて、血が出るほど身を切っての商売という意味です。

そうは言っても本当に赤字ではないのでしょうが、このところのコロナ禍でお店に卸すワインがはけず、原価割れで顧客にお分けしたいというピーロートさんからの電話に、家内がOKを出してしまいました。まあ、年末年始の予算から出してくれたので、平生のお酒代を負担している私としては願ったり叶ったりです。

全部で12本のワインが14,000円くらい、しかも送料無料です。届いた箱の6本セットを見てみると、いつものピーロートブルーが2本、フランスのピノとカベルネ、スペインとイタリアの赤の4種類で、それが2箱、合計12本でした。ピーロートブルーはピーロートのネットサイトで1本4,000円くらいで売られてるので、それだけでも16,000円と購入価格よりも高いので、値段的には良心的なセットでした。他のワインをVivinoで調べると、数百円から1,000円ちょっとと廉価なものですが、外のお店でボトルでお願いすれば2-3千円はするでしょうから、ワイン好きな方ならお値打ちのセットでした。

これで年末年始はまったりとワインで過ごせそうです。


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メルセデスC220dのびっくり ⑦ トランスミッション [メルセデス]

メルセデスC220dのトランスミッション、変速ギアは9速です。「それがどーした」とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、9速はかなりレアです。

変速ギアって何?という方のために簡単に書きますと、エンジンの回転数とタイヤの回転数は1:1ではありません。エンジンは毎分千回から数千回のスピードで回転し、それをギアを使って回転速度を落とし、タイヤを回します。まあ、自転車の変速ギアと一緒ですね。何故かって?

少し細かい話になりますが、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関には一番力が出せる回転数というのがあって、アイドリングと呼ばれる低い回転数の時にはあまり力は出ません。だいたい2,000から4,000rpm(毎分の回転数)の間で力が出せるのですが、そのレンジでエンジンを動かしても車の速度は2倍にしかなりません。すなわち、2,000rpmの時速5kmからスタートしたら、エンジンがブンブン回って4,000rpmになっても時速10kmです。そこでギアをつかい、エンジンの回転数を戻して、次の時速10kmから20kmまで加速、また戻して時速20kmから40kmに加速というように、車速をアップしていくのです。

実際にはエンジンの出力性能に合わせて、スムースに加速できるようにギア比は決められているのですが、ギアの数はというと、昔は4速にOD(オーバードライブ)という高速道路用のハイギアがついた5速くらいが主流でした。マニュアルでは人が手足を使ってシフトチェンジするので、そんなに沢山のギアをつけても、操作が面倒ということもありました。

その後、オートマチックという機械がかってにギアチェンジをしてくれるようになり、ギアは多段化してきました。燃費や環境性能を良くするために、エンジンがもっとも効率的に動ける範囲で動かすためで、高速道路の高速化などもあって、高いギアを追加して6速や7速が普通になってきました。ジュリエッタも7速でした。

で、C220dは9速です。特にディーゼルエンジンは低回転から大きな力が出せる反面、回転数を上げることが苦手で、4,000rpm以上に回すことはほとんどありません。むしろ1,500から2,500rpmあたりを多用することが多く、細目にシフトアップするため段数が多いのです。特に上側はギア比が高く、実際の高速道路でも9速に入るのは120km/h以上の時で、110km/h程度では8速のままです。120km/hで9速になった時の回転数が1,450rpmでしたから、いかに低回転で走るかが分かります。これで燃費が良いのですね。

もちろんデュアルクラッチで、シフトチェンジも素早く快適です。ただ、ジュリエッタと比較すると、下り坂でのシフトダウンが少なく、フットブレーキを踏むことが多いのがちょっと気になります。ディーゼルだし、むやみにマニュアルでシフトダウンしてエンジンを高回転にするのも気が引けますしね。

ところで9速の車が他にあるかと調べてみたら、TOYOTAのLexus LC500は10速だそうです。V8で5,000ccのガソリンエンジンで10速のギアとは驚き。何とも贅沢な話です。さすが1,350万円!


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霰、もしくはダイヤモンドダスト [ぶつぶつ]

何と読める人は少ないかもしれません。「あられ」です。

22日の朝、横浜の気温は0℃近くまで下がりました。朝7時にゆずの散歩に家を出ると、道路に粉をまいたような白い小さなものが広がっています。天気も良いし、土ぼこりにしては妙だなと思いながら良く見ると、小さな氷の粒でした。

空から降りてくる氷には色々な種類がありますが、氷の結晶があると「雪」か「細氷 ダイヤモンドダスト」、ないと「霰 あられ」か「雹 ひょう」、「凍雨」となるそうです。Wikipediaによると、「細氷は晴れた空から(地表付近で水蒸気が昇華して生成され)落下してくる」とあるので、それかもしれません。

グラファイトグレーのメルセデスに、細かな白いダイヤモンドダストが載って、ちょっと早いホワイトクリスマス気分でした。


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藤沢 鮨富 [ぶつぶつ]

土曜日には、久しぶりに外食に出かけました。家内の希望でお鮨です。

お鮨は、三重の回転寿司(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-11-03)の「すし道場」さんや、沼津の「魚河岸」さん(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-10-07)などで食べていましたが、しっかりとしたカウンターのお店は2018年の「李白」さん(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2018-08-13)以来です。私は接待(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-01-10)や出張(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2019-08-28)などで何度か頂いてきましたが、今年では初のカウンターのお店での握り鮨です。

家内が選んだお店は、藤沢の「鮨富」さん。行ってみると、以前訪れた「樽鮨」さん(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2011-05-14-1)の2Fでした。

藤沢駅周辺の道路が混んでしまい、約束の17時に遅れてしまいそうだったので、18時から予約の入っていたカウンターではなく、テーブル席になってしまいましたが、他のお客さんもおらず、ゆっくりといただけました。

お願いしたのは「お任せコース」で、出てきた料理は、キュウリとイカゲソの酢の物、タコに海老の頭焼きとタラコ、青柳とこはだ、ブリとヒラメ、白子。そして〆の握りはヒラメ、イカ、ホタテ、海老、穴子、イクラ、マグロ、中トロ、かんぴょう巻きでした。

どれもしっかりと手を掛けていて、仕込みの丁寧さが分かるものばかりでした。特に穴子はふわっと感が絶品で、シャリも硬めで好みの加減。車だったのでお酒が飲めなかったのが残念でした。

車を駐車したイトーヨーカドーで駐車場代を出すため、Beringerのワインを買ってきました。赤はメローで白はピノグリと、どちらも好みのブドウです。先日のモンダビと言い(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-11-16)、最近のセブンイレブンは攻めてますね。楽しみです。


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メルセデスC220dのびっくり ⑥ コックピットディスプレイ [メルセデス]

最近の車の運転席のメーターはアナログメーターではないものが増えました。

ちょっと書き方が正しくないかもしれませんが、見えるメーターは従来型の針が動くアナログメーターですが、機械式のメーターではなく、ディスプレイ上に描きだされた「アナログメーター」です。

Cクラスでも2018年のマイナーチェンジ前までは通常の機械式アナログメーターが、速度とエンジン回転数の2つ使われていましたが、6500点もの部品が刷新された現行モデルでフルディスプレイ型のメーターに変更されました。

今の世の中の流れからすると、こうしたディスプレイに表示するほうが低コストで自由度も高く、主流になっていくのでしょうが、やはり信頼性が最大のポイントだったと思われます。

最近は信頼性という点では自動車の比ではない航空機でも使われだしていて、色々とトラブルのあったボーイング737Maxでも運転席の前には大きなディスプレイが2つあって、必要な情報を瞬時に切り替えて表示することができるようになっています。操作そのものは物理的スイッチですが、視覚情報は高精細ディスプレイにするという流れは止まらないと思います。

また、最近の車では速度とエンジン回転数以外の表示情報が増えてきたということもあります。ナビ、ラジオや音楽などのメディア、燃費、空調、ライト等々、できるだけドライバーの視線範囲のコックピットに情報を表示するため、フルディスプレイ化が必須になってきたものと思います。一方でそれほど頻繁に使わないスイッチ類は、物理的なクリックスイッチを多用しているのもこのメルセデスの良いところ。センターコンソールにはエアコンやハザード、メディアなどのボタンが並んでいます。ちょっと心配しているのは、次のCクラスでセンターコンソールに、テスラ車のような大きなディスプレイが鎮座しているらしいこと。こうなるとタッチパネルタイプになって、クリックできる物理スイッチは隅に追いやられそう。デザインと操作性のせめぎ合いがあるのでしょうが、タッチパネルの多用は考え物です。押したかどうか分かりにくいし、モニターが汚れそうです。

話を戻して、コックピットディスプレイですが、まあ、いろいろな表示スタイルが選べます。

左の速度計は常時必要として、右側の部分はエンジン回転数以外にナビや燃費、距離情報などが表示でき、ステアリングの右手のスイッチを使って運転中でも切り替えることができます。目新しかったのは前後左右の加速度計。運転中の加速や減速、左右のカーブで車に発生する力を表示してくれます。穏やかな運転をしていれば1目盛りくらいしか動きませんが、急加速や急ブレーキをしたり、高速でカーブに突っ込んだりするとグッと赤いマークが動き、車に強い負荷がかかっていることが分かります。視覚的に安全運転を見せるというのは、なかなか良いアイデアだと思います。言わばゲーム感覚ですが、将来的には、こうした加速度データで事故の予測や、自動車保険の保険料にも反映されたりするようになるのでしょうね。

わざわざナビの地図を小さな回転計の部分に映す必要があるかというと、実はあります。音楽を聴く際、Apple Car Playを使ってAmazon Prime音楽にしていると、CDジャケットが高精細でセンターモニターに出てくるので、ついこちらを見たくなってしまい、ナビの地図はドライバーの方へ追いやられるというわけです。右左折などの運転情報は、Head Up Displayでフロントガラスに映し出されるので、都度細かい地図を見る必要はありません。そしてこの回転計の部分に移されるナビがすごいのは、車の速度によって縮尺が自動で変わり、交差点で停止すると建物の形まで表示されるくらいまで拡大されること。一方で60km/hくらいで流れている時は縮小されて、ちょうど地図の動きが視認しやすいサイズになります。うまく考えられてますね。さすがに名称などの文字表示はありませんが、十分に使えます。

そうそう、そう言えばメルセデスではナビに入っているテレビを運転中に見ることは出来ません。もちろんジュリエッタの時のようにTVキャンセラーを付けることは可能で、そうしたキットも売られているのですが、それをつけると車載システムにも車速情報が入らないなどの影響が出て、事故回避エラーなど予期せぬトラブルが発生する可能性があるとディーラーさんから脅かされています。トラブって車載システムの再インストールをするには、かなり費用もかかるそうですし。そもそも多用している圏央道や関越道では、トンネルと山間ルートのためにTV電波の入りが悪く、TVが見られないことも多かったので、C220dになってからは、もっぱら音楽です。

そして速度計と回転計の間のスペースには、メディアやナビの文字情報以外にも、距離、燃費や、自動運転時のアシスト情報を出すことができ、これが結構役に立ちます。

自動運転で前方の車に追従している時には、車が勝手にアクセルとブレーキを操作してくれるのですが、そもそもちゃんと前の車を認識しているのかどうか、ドライバーには分かりません。そろそろブレーキなのにかからないという時もあって、ちょっとひやっとするときがあります。アシスト画面を選ぶと、前方の車を認識している場合には、その距離に応じた大きさで車の絵(もちろんCクラスセダン)が画面に現れて、それが見えればC220dがちゃんと前の車を見ていることがドライバーにも分かる仕掛けです。ここにメルセデス車の絵が出ている時は、ブレーキのタイミングが遅れ気味でも安心していられるというわけです。


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玄関先の大掃除 [ぶつぶつ]

年の瀬です。在宅で自宅にいる時間も増えたことから、玄関先のタイルの掃除をしました。

もうだいぶ掃除をしたことがなく、前回は建物の壁の塗装をしてもらった業者さんが翌年のチェックで来た時にサービスで洗浄してくれたのが最後。高圧水で綺麗にしてくれたのですが、目地のモルタルが削れてしまって、それ以降はお断りしたので、5年以上は手付かずです。しかも自動散水で植栽に水をあげているため、夏場は毎日朝晩の2回の散水で植木鉢から染み出した水と泥が階段を流れ落ちてコケと一緒にこびりついてしまっていました。

「コーナン」で玄関先のタイルやコンクリ専用洗剤を買ってきて、デッキブラシでこすり綺麗にしました。

門扉回りは掃除の効果が分かるように半分だけ綺麗にしたところで写真を撮りましたが、あまりの汚さに自分でもびっくり。写真は加工なしです。

すっかり綺麗に、明るくなりました。


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おもちちゃん 登場 [ぶつぶつ]

犬好きの次男夫婦が犬を飼い始めました。

8月30日生まれ、3か月の♀の豆柴だそうで、名前は「おもち」ちゃん。どういった経緯か分かりませんが、京都のペットショップで購入し、リュックに入れて新幹線で連れ帰ったそうです。毛並みフサフサで、ピンと立った茶色い耳がかわいらしい。でも手足を見るとしっかりしているので、体重はすでにゆずの5kgを超えていそう。

小型犬まではOKというマンションで、二人と一匹の生活になります。ちょっと不安げな顔にも見えますが、長男曰く「気が強そう」とのこと、どうなりますか。豆といっても柴犬ですから、番犬として忠誠心が強い反面、よそ者には厳しそう。たまに会うくらいだと吠えられてしまうかもしれません。覚えてもらうまでは食べ物持参ですかね。

1月にはゆずを預かってもらう予定にしているので、それまでに一度顔合わせしておかないと。あまりほかの犬に興味のないゆずに対して、おもちがどう反応するか。元気良く追い回されてケージに逃げ込む姿が目に浮かびます。


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メルセデスC220dのびっくり ⑤ シート [メルセデス]

メルセデスの運転席のドアを開けると、シートは一番後ろに下がっていて、ハンドルも遠く高い位置になっています。「イージーエントリー」という仕様で、降車時にエンジンをOFFにしてドアを開けると、シートとハンドルが動き、とても乗り降りしやすいです。特に家内が運転した後だと、シートはかなり前になっているので、ジュリエッタの時には車に乗り込んでからオートシートのボタンを押して窮屈な足元を広げる動作が必要でしたが、メルセデスならいつでも乗り降りが楽ちんです。

パワーシートは前後と座面の高さ(前後別)、背もたれの角度だけでなく、ヘッドレストの高さと座面の長さまで調整ができます。特に座面の長さは太ももの下をサポートしてくれるので、長距離運転の際など、ずいぶんと楽に感じます。ハンドルも、電動チルト&テレスコピックステアリングの稼働範囲は広く、背の低い家内でもちゃんとポジションを取ることができます。

まずはアクセルとブレーキ、フットレストに足がちょうど届く位置までシートを前に出し、その後ボンネットの先端まで見えるようにシートの高さを調整、最後に握りやすい位置に背もたれの角度とステアリングを調整します。

シートとステアリング、サイドミラーにヘッドアップディスプレイの位置は3つをメモリーすることができ、直前の運転者の位置を記憶しています。ですので、前日家内が運転した後、私が乗り込んでスタートボタンを押すと、シートがグーッと前に移動してきてしまうので、すぐに私のポジションを記憶させた「1」のボタンを押し、自分の設定ポジションに変更しなければなりません。

そしてびっくりなのは、そうした機能(イージーエントリーは除く)が助手席にもついていること。運転席と同じように3人分のシート位置をメモリーしておき、自分好みのポジションを呼び出すことができます。

シートの形も良く、腰の両サイドが張り出した「バケットシート」で、コーナリングでもしっかりと体を支えてくれます。背もたれ下部には「電動ランバーサポート」もついています。

オプションの本革シートは触り心地が良いけど、夏場に蒸れて困るという人も大丈夫。ローレウスエディションの本革シートにはベンチレーターがついています。座面からファンで送風してくれるもので、夏場には重宝しそう。もちろん電動ヒーターも搭載されています。

ジュリエッタで初めて経験した「シートヒーター」は、寒い十ノ原への移動では必需品になりましたが、今度は「シートベンチレーター」で、さらに快適に過ごせそうです。


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タント・マリー [ぶつぶつ]

久しぶりの本社出張で丸の内に行くといったら、家内からリクエストが入りました。

「タントマリー」さんは湯島が本店ですが、丸の内オアゾの1Fにも支店が入っています。丸善の入り口の並びです。早朝からの会議だったので、11時の開店と同時に入りました。チーズケーキのお店と聞いてきましたが、パイやパウンドケーキなどの焼き菓子も沢山あって、ショーウィンドウには各種チーズをベースにしたSweetsが並んでいました。カマンベールを使った濃厚なチーズケーキが人気だそうで、他にゴルゴンゾーラとピスタチオのケーキを買ってきました。ゴルゴンゾーラはカマンベールと同じようなチーズケーキでしたが、スフレでサンドイッチしてあり、ハチミツの香りがぴったりでした。ピスタチオはムースです。

せっかくなので、料理に合わせたイタリアのワインを少し残し、デザートで濃厚なチーズ味を楽しみました。モンテプルチアーノ・ダブルッツオとの相性もバッチリでした。


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メルセデスC220dのびっくり ④ ドア [メルセデス]

メルセデスでよく言われるのが「ドアを閉める音が良い」ということ。

車体の剛性が高いからで、その反面、ドアの開け閉めはどっしりと重いのかと想像していましたが、殊の外、軽いです。ドアを開けて乗り込みドアを閉めると、ドアが車体と一体化して、車内が守られる感じ。重たいドアをしっかりと支えて固定しているヒンジ部品はアルミ合金の削り出しでかなりの厚さがあり、簡単に歪まなさそうです。日本車に比べてドア剛性が高いを言われるドイツ車ですが、速度無制限のアウトバーンでの安全基準が活かされているのかもしれません。
ヒンジの下のフレックスチューブには電装部品の配線が入っています。その太さからもパワーウィンドウやライト系以外にもスピーカー、パワーシートやシートヒーター制御などの多種の電装部品が装着されていることが伺い知れます。
キーロックと解除がドアノブに触るだけでできるのは「キー」のところで触れたとおり。これは運転席だけではなく、助手席や後部座席のドアでもOK。お金かけてますね。そして夜間など暗い場所だと解除後にすべてのドアノブがLEDで照らされて位置が分かるようになっています。同時にドアの下方の足元も照らしてくれます。ウェルカムライトだそうですが、キーのボタンで解錠した場合と、ドアノブタッチで解錠した場合の光り方が違っています。
キーで解錠した場合は、車よりも離れたところから作動させたと認識するのか、ヘッドのデイライトとリアのブレーキランプが点滅し、ドアミラーが開きながら点滅します。その次に上記のドアノブとサイドミラーのLEDが光り、さらに少し遅れてから室内灯が点灯するというシークエンス。ドアノブに触れて解錠した場合には、ヘッドのデイライトは点灯しません。こうしたちょっとした違いにも「なかなかよく考えているなぁ」と感心してしまいます。普通ならドアを開けることで物理的にスイッチが入り室内灯が点灯する仕組みですが、メルセデスではドアを開けなくても室内灯が点灯します。そして何もしないでいると、しばらくしてから自動でキーロックがかかり、ドアミラーも点灯しながら格納されて、室内灯が消えます。間違えてロック解除しても、触らなければ元のロック状態に戻るというわけです。
ドアを開けると車体の下側、「スカッフプレート」と呼ばれる部分に「Mercedes-Benz」という文字が光って浮かび上がるのも洒落ています。ドアを開けたとたんに明るく光り、しばらくすると光度が下がって光り続けます。こうした細かな気遣いに感服です。
フロントドアはジュリエッタと比べて4cm短くて110cmを切りますが、大きく開くため乗り降りは楽です。そして乗り降りのしやすさには、中のシートも関係するのですが、それはシートのところで。
こちらにも、びっくりする仕掛けがありました。
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