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配管水抜き用エアコンプレッサー [十ノ原]

別荘の水抜きが必要になるのは11月からですが、今年は10月下旬から11月初旬に出かけるのが難しそうで、今回の三連休の訪問時に冬支度をしてくることにしました。

今年の春に起こった水回りトラブルでは、リンナイの業者さんが来て、破損した室外給湯機の中のポンプを交換してくれましたが、その際にプロの行う「水抜き」を教えてもらいました。こうした寒冷地の別荘地では、冬になるとお得意さんから依頼があって別荘の水抜きを行うことも多いのだそうですが、その際には圧縮空気を使い、設備や配管内の残水をきれいに吹き飛ばして空にするのだそうです。

「菅平は本州で一番冷え込むところですから、ちゃんと水抜きされたほうが良いですよ」 という言葉が耳に残り、小型エアコンプレッサーを購入することにしました。

調べてみるとたくさん種類があるようですが、まともに圧縮空気を連続して使うものだと20リットルくらいのタンクが付いていて、値段も数万円、タイヤが付いていて動かすようなものになります。一方、プラモデルの塗装用のエアブラシに使うものは小型で机の上にも置けるようなサイズで、値段も1万円以下とお手頃ですが、空気の吐出量が限られているので、給湯器の配管に打ち込むには物足りなそうです。落ち葉を吹き飛ばすようなエアブローというものもありますが、吐出圧力が低く、給湯器の水抜き栓から吹き込むためのノズルをつけることも出来ないので選択肢からは外れました。

さんざん迷った末に購入したのが、藤原産業のSR-045というエアコンプレッサーです。

4リットルのタンクが付いていて、30cm四方の大きさ、重さは10kgで真ん中にハンドルが付いているので、女性でも持てないことはありません。コンセントに電源をつなげば設定圧力まで自動で上がり、エアーを使ってタンクの圧力が下がれば自動的にポンプが回り、設定圧力を保持してくれます。Amazonで14,000円ほどでした。10mの延長ホースとノズルのエアーダスターも加え、合計17,000円ほどの出費になりました。ネットで注文すると翌日には自宅に到着しました。

これをウッドデッキに出し、コンセントに電源をつなぎ、スイッチを入れて、繋いだホースを室外給湯器まで伸ばせば準備完了、水抜き孔にノズルを差し込んで、「シュッ、シュッ」と数回ブローすればおしまい。

と、まあ、書けば簡単そうですが、実際にうまくいくかどうか、家内だけでできるのか、息子たちも機械いじりが好きなほうではないし、手順を分かりやすく描いたマニュアルも必要と、考え出すと色々と大変そうです。

ともかく、三連休にこれを持参、設置して、テストをしてみることにしました。

 

コンプレッサー.jpg 


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コメント 9

小嶋

はじめまして。
給湯器の冬季の水抜きに関して探していてたどり着きました。
昨年別荘のお風呂をリフォームして追い焚きのできるユニットバスに変更いたしました。
今までは追い焚きのできない給湯システムでしたので水抜きもそれほど面倒ではなく冬季も凍結しなかったのですが、今年は年末年始の寒波の影響で-15度くらいになり浴室へのお湯の配管が凍結し使えませんでした。

工事した設備やさんはエアブローして配管内も完全に水抜きしないとダメとの話でした。

給湯器を確認するとフィルター付きの水抜き栓2個と真ん中に穴が空いていて、緩めると水が排出されるプラスチックのバルブがある給湯器でした。

給湯器のある裏側に回るにはかなりの雪がありコンプレッサーを持っていくのが大変そうな気もするのでブロアーを加工して使おうか迷っています。

給湯器の水抜きのエアブローはどんな感じで行っているのか、詳しく教えていただけたらと思います。
よろしくお願い致します。

by 小嶋 (2022-01-10 09:24) 

ベリーブー

小嶋様
コメントいただき、ありがとうございます。
寒冷地での室外給湯器の水抜きは重要です。見ていただいた2015年の記事のあと、何度も給湯器トラブルの記事がありますので、参考になさってください。
水抜きは給湯器本体と給湯器から浴槽など屋内設備への配管の2種類あります。給湯器はマニュアルに準じて行えば良いのですが、エアブローを使った方法まで記載したメーカーはなく、悩ましいところです。今回はメーカーに連絡をして手順を確認しましたが、小嶋さんのお使いのメーカーにも確認された方が良いかもしれません。
エアブローの手順については、ブログで記載しますので、そちらをご覧ください。エアブローはそれほどの吐出圧力は必要としないでしょうから、ブロアーでも良いかもしれませんが、吐出口を水抜きバルブの孔と合わせる必要があるかもしれませんね。
by ベリーブー (2022-01-11 10:29) 

小嶋

コメントありがとうございます。
ブロアーは先端部の加工がネックなのでそこが悩みです。
管理事務所はブロアーを使ってるようです。
管理事務所にエアでの水抜きまで頼むと6000円と結構な値段みたいです。

他の記事も読ませていただきます。
by 小嶋 (2022-01-11 16:56) 

吉川 章

貴別荘とは佐久平を挟んだ反対側、野辺山の別荘の住人です。
私も2年ほど前に風呂釜交換を機に、給湯と風呂両方に使えるノーリツの給湯器を購入し、2回も給湯器内部品を凍結破損し、つど上田から修理にきてもらっています。
いままで水抜だけでしたが、今度からエアーブローもしようと思い、ネット検索で貴ブログサイトを見つけました。
そこで質問ですが、どこのメーカーのどの機種でエアーブローの説明を公開していますでしょうか?失敗を繰り返す前に学習しておこうと思っています。ブロワーはBOSCH交流式を購入しました。
これからもアドバイスください。
by 吉川 章 (2024-01-05 12:01) 

ベリーブー

吉川様
ブログご覧いただき、ありがとうございます。寒冷地での給湯器対策は大変ですよね。現在はコロナさんの給湯器を使用しております(
https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2022-01-14)。ブログの絵をクリックすると別画面で開きますので、拡大していただけると絵の詳細が見やすいと思います。コロナさんに交換したのが2021年の9月で、機種はUKB-AG470AMXです。水抜き手順方法はメーカーに電話をして確認しましたが、配管なども各戸で異なるでしょうし、吉川さんもご使用機種のメーカーさんに確認されることをお勧めします。
by ベリーブー (2024-01-06 18:01) 

吉川

コンプレッサーでなくAC100Vブロワーを買いました:
どうやって給湯器に空気を吹き込もうと考えていた、当ブログで使われているコンプレッサーはタイヤ交換の空気補充では年に2回しか使用しないのに大きくて重くて、高くて・・と迷っていたところ最寄りのコメリでハンドブロワーが目につき、アマゾンをサーフしていると、マキタよりボッシュの方がパワーがあり、アマゾン値引きがあって2千円以上安いので飛びつきました。かなりの風圧、風量なので給湯器内部の水滴は飛ばせるでしょう。もっともノーリツの正規の水抜き手順にはブロワーの使用は書かれていないので、例えばブログでは過圧防止弁からは吹き込まないように書かれていますが、ノーリツのサービスマンは吹き込めと言っているなど、果たしてうまく給湯機器内の隅々まで吹き飛ばしてくれるか?あと1-2回は凍結破損を覚悟しておきます。
by 吉川 (2024-01-07 14:26) 

ベリーブー

吉川様
なるほど、ブロワーなのですね。うまく水栓口に吹き込めると良いですね。どこに吹き込むかは、メーカーの寄っても違うのかもしれません。上手く水抜きでき、トラブルが減ることをお祈りしております。
by ベリーブー (2024-01-07 17:58) 

吉川

このテーマでは給湯器の水抜きですが、
温水便座も水抜き対象で、今までは口で吹き込んだり、ゴムボート用手押しポンプで吹き込んでいましたが、今回、2月ですが、電動ブロワーを買ったので温水便座の給水口からブロワーで空気を吹き込み、ビックリしたのは水がいっぱい出てくるのです。
今までのところ凍結事故には遭っていませんが、ブロワーが有るのであれば、極寒冷地では温水便座もこれで水抜きすると安心です。
by 吉川 (2024-02-25 11:09) 

ベリーブー

吉川様
情報ありがとうございます。
確かにウォシュレットの水抜きも重要ですね。当方はマニュアルにある通り、タンク内の水抜きはしていますが、圧空やブロワーでの対策はしていませんでした。
ブロワーは屋外に設置していますが、トイレの窓から近い位置にあるので、機会があれば、一度水抜き後に圧空を入れてみて、水が出るかどうか確認してみたいと思います。
by ベリーブー (2024-02-25 17:51) 

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