今度はベルギー出張（２）

ルフトハンザ航空のA350-900は初めてでしたが、なかなか快適でした。期待していないと書いて済みませんでした。

シートレイアウトは4月の時と一緒でしたが、となりのドイツ人の男性の愛想が良くて快適でした。ちょっとしたトラブルと言えば、ドイツ人仕様なのか天井のクロゼットが高くて椅子に足を掛けないと届かなかったこと、着陸時に並びの窓側の席のリクライニングが戻らなくなり、CAが2人でシートをはがしたりして悪戦苦闘していたぐらいでしょうか。エンターテイメントシステムも良くなっていて、選択画面で日本語の吹き替えがある映画を選べるので見やすかったです。

食事はANAのSuite Loungeでしっかり食べてきたこともあり、和食にしてみました。離陸後しばらくしてからの昼食はそうめんのようなうどんや、マグロのお寿司（みたいなもの）がついていて、楽しめました。高菜のご飯は残しましたけど。着陸前の夕食は黙って夕食が出てきましたが、こちらも及第点。玉子のように見えるのはタラの黄身揚げ蟹餡かけで、中身を穿り出していただきました。

映画は、選びやすいこともあって、しっかりと6本見ました。「おじいちゃん、死んじゃったって」「Girls on the train」「勝手にふるえてろ」「嘘八百」「50回目のファーストキッス」「Brooklyn」で、結構日本の作品が充実していました。どれも個性的でしたが、「勝手にー」ではいつも大人し目の松岡茉優が主演の作品でした。先週見た「万引き家族」でもハードな役どころをやってましたし、彼女のイメージが変わる作品でした。「50回目ー」もただのロマンス映画かと思ったら、なかなかぐっとくるシーンが多く、さすが山田孝之と長澤まさみ。これ2004年のアメリカ映画のリメイクなのだそうです。知りませんでした。でも今回は、最後にみた「Brooklyn」が一番ですかね。1950年代にアイルランドからアメリカに移民してきた女性の話で、最後にどうなるのかと思う展開になりました。最近のトランプ政権の移民政策のこともあったからか、印象に残りました。

ミュンヘンでの乗り継ぎは1時間半ほどで、今回もバスで移動して小さなシティーライナーに乗り込みました。気温は8℃で小雨も降っていて寒かったです。案の定狭い機内なので、スーツケースを羽田から預け荷物にして正解でした。1時間ちょっとのフライトでしたが、軽食はおいしかったです。チキンのゴロっと入ったシザーサラダで、デザートとパンは残しましたけど。

ブリュッセルでは、すぐに出てきた荷物を受け取り、ボトル水を0.85ユーロで買ってからタクシーに乗り込みました。こちらのホテルは飲み水を置いてないことが多いのです。ブリュッセル市内のホテル「NEUFCHATEL」まで30分ほどで到着し、42ユーロでした。

1泊100ユーロくらいで探したので狭い道路沿いの小さなホテルですが、清潔で快適そうです。朝食もついています。

明日の日曜日はフルで休日。仕事は月曜日からなのにアメリカから戻ってすぐに出発したのは、1日早いチケットにすることで20万円節約するためです。

1泊くらいのんびりさせてもらいます。