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今度はベルギー出張(3) [番外編]

11日の日曜日ですが、まずはホテルの朝食から。

こじんまりした清潔なホテルと書きましたが、朝食も素敵でした。クロワッサンにゆで卵、ハムにチーズなど、ベルギーのホテルでよくあるメニューですが、クロワッサンは小ぶりながら焼きたてだし、ゆで卵も持てないくらい熱い。野菜も新鮮でハムの塩加減も適当でした。

今日はベルギー観光が初めてというMO君のために、まずはアントワープまで出かけて大聖堂でルーベンスの絵を見て、その後ブリュッセル市内に戻ってグランパレスを散策してムール貝を食べようという計画です。事前に調べたところ大聖堂は13時からオープンとのことで、ホテル発は10時30分にしました。

ホテルを出てトラムでブリュッセル中央駅に向かいました。地図で見るとホテルはMIDIというブリュッセル南駅に近いのですが、夕食後の帰りルートを確認しておいたほうが良いだろうと中央駅を選びました。ホテル近くのJanson駅で2.1ユーロのチケットを購入し、10分ほど待って92番の電車に乗り込みました。中央駅まで行けると思ったのですが、ちょうど半分くらいのところのLouise駅で全員下ろされてしまいました。近くにいた駅員さんらしき人に聞いたら「歩いたら10分だよ」と徒歩を勧められ、iPhoneを頼りに中央駅まで歩きました。構内に入ると、休日だからかチケット売り場は長蛇の列でしたが、自動販売機を見つけてアントワープ行きの往復チケットを購入。休日は50%割引で一人8.6ユーロでした。前回(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2015-02-19)は一人14.6ユーロでしたから、少し値上がりしたのかもしれません。

アントワープまで行くICは20分に一本くらいの割合で出ていて、乗り込んだのは11時33分発のAnvers(Antwarpのフランス語表記)行きです。半分くらいの乗車率で座って行け、およそ50分でアントワープ中央駅に到着しました。ここに訪れるのは3年と9ヶ月ぶりです。

駅舎の外へ出てみると曇天で、時折強い風に混じって雨粒が降ってくる不安定な天候。気温は10℃くらいでしょうが、ユニクロのウルトラライトダウンコートにマフラーなので寒くはありません。大聖堂までおよそ15分の道を歩いていきました。

途中で前回訪れたパンケーキ屋さんやその前にあった「B by B」チョコレート店、その並び奥の「Tequila」小物屋さんなどを探しました。パンケーキ屋さんはありましたが「B by B」はオレンジ色のエクレア店に替わっていて、その2軒奥の小物屋さんは日曜日でお休。残念ながらアントワープでのお土産調達はなしです。ホテルに戻ってからGoogleのStreet viewで確認したら、まだB by Bがあったので、きっと最近閉店したのでしょうね。変わったチョコレートを扱っていたので残念。

そろそろ13時近くなり小腹が空いてきたので、大聖堂の裏手にあるフリッツ(フライドポテト)のお店でポテトを7.6ユーロで購入しました。トッピングはMO君の好みで牛肉の煮込みとマヨネーズになりました。ラージにしましたが2人でシェアしてちょうどの量でした。ファーストフード店だったのでビールはなく、近くの酒屋さんで瓶ビールを購入して、店の前のシェードの下で立ち飲みです。グラス2杯分で4ユーロ。

お腹が一杯になったところで時刻は13時半を過ぎ、いよいよ大聖堂に入ります。入口のチケット売り場はかなりの混雑でしたが、60歳以上は2ユーロ割引で4ユーロとの案内を見つけ、パスポートを提示して割引してもらいました。そしてルーベンスの絵とご対面です。やはりその迫力は素晴らしく、400年の時を超えて、また宗教を超えて、見る人を魅了する作品でした。建物内をぐるっと一周してステンドグラスなども見て大満足のMO君と一緒に大聖堂を出ると、雨がだいぶ強くなってきていました。

少し速足で来た道を戻り、アントワープ駅15時09分発のICでブリュッセルに戻ります。


Neufchatelホテル朝食.jpg

チケット.jpg

アントワープ行IC.jpg

アントワープ広場.jpg

アントワープ小路.jpg

フリッツNo1.jpg

ポテトフリッツ.jpg

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ルーベンス.jpg

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