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今度はベルギー出張(7) [番外編]

5日目となった水曜日です。こちらでの作業も残すところ2日。なかなか仕事が進まず、帰国する金曜日の午前も打ち合わせになってしまいました。今日もSeneffe工場と研究所を往復して作業を進め、夜はホテルの近くのレストランにMO君と繰り出しました。

この店「La Galoute」は今回ずっとアテンドしてくれているDQさんお勧めの店で、ホテルのあるLLNでは一番とのことでした。LLNは大学町でもあって、夜になっても街中にはたくさんの学生がたむろしていて、店内も若い人で一杯です。店に入ると「2Fの食事席が空くまでカウンターで飲み物でも飲んでいてくれ」と言われ、中の人に声を掛け、席を動いてもらって2人かけられるようにしてくれました。なかなか愛想の良いお兄ちゃんです。ちょうどタップビールの機械の前だったので、「Tripel Karmeliet」というトラピストビールを選びましたが、これがものすごく旨い! 瓶ビールもあるようで、瓶でもお土産に買って帰りたいと思うような味でした。トラピスト系というと重たくて強い味のビールかと思いましたが、とってもすっきりでちょっとフルーツのような味も感じられつつ、しっかりと余韻の残るビールでした。しかもアルコール度が8.4%と高く、一杯で20分ほどの待ち時間でも飲み切らず、空いた席まで持って移動するほどでした。

席ではメニューを見ましたが、もちろんフランス語でわからないので、ウェイターのお兄ちゃんに説明をしてもらって、タルタルを選びました。ベルギーでは良くタルタルステーキがメニューに載っています。「Tartar de Bouef, Fromage de mean et saveur basque」とあって、オーソドックスなタルタルではなく、チーズや香料を一緒に叩いてあるものだそうです。付け合わせはサラダとフリッツ。あと、MO君のリクエストでエビのクロケットをアパタイザ替わりにシェアしました。

カウンターのビールがなくなったところで、今回はワインではなく、またビール。しかも瓶ビールにしてみました。ベルギーではビールの種類がとても多く、タップよりは瓶で好みのものを選ぶ人が多いみたいですが、あまり知識がなかったので、一番お高いのを選んでみました。「Mochenaire Ambree 5%」は330ccで5.9ユーロ。日本だと1,000円以上するでしょうか。後でネットで調べたら生姜とコリアンダーで味付けしてあると書いてありました。コリアンダーの香りはそれほど強くは感じませんでしたが、5%とは思えないしっかりとしたビールで美味でした。

タルタルステーキは久しぶりです。最近は日本では生肉を出す店がほとんどないですし、牛肉の味を直接味わう感じがなかなか良かったです。たださすがに量は多すぎでした。MO君は明日のことも考えずにステーキを頼んでいましたが、中はほとんどレアで紫かかったブルーでした。旨い旨いと言ってましたけど。

二人で飲み食いしての会計は70ユーロ、かなりお安いです。さすが大学生の町、元気が良くて愛想の良いウェイターのお兄さんにお礼を言って店を後にしました。

外の広場では焚火を囲んで学生たちが歓談しています。

いよいよ寒い季節になってきました。


galoute.jpg

tripel-beer.jpg

コロッケ.jpg

mochenaire-beer.jpg

タルタル.jpg

焚火.jpg

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