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884徳島ツアー (4) [ぶつぶつ]

薬王寺は四国八十八か所の中の第23番霊場、阿波路最後の霊場です。ご本尊は弘法大師が815年に、時の平城天皇の厄除けを祈って安置された「厄除薬師如来」様で、以来、厄除けのお寺として有名だそうです。年間100万人が訪れるとはびっくりです。

お寺の中には3つの石段があって、女厄坂33段、男厄坂42段、男女還暦厄坂61段のそれぞれ一段づつに、小銭を置きながら登ることで、ご利益があるそうです。後で見ると、階段の下には両替所があって、皆1円玉に両替してから登っているようでした。

還暦厄坂を上った先にあるのは 「瑜祇塔」で、ここの拝観料は100円です。中には戒壇めぐりで薬師三尊、階下には五智如来が祀られてありました。屋外の展望は素晴らしく、右手の山の上には「日和佐城」が見えました。

さて、薬王寺にお参りした後は、温泉です。山門のすぐ脇にある「湯元 薬王寺温泉」に入りました。1人500円。含硫黄ナトリウム塩化物の冷鉱泉を加熱しているそうで、なかなか良い湯でした。ほぼ還暦の男子8人が、ほぼ貸切状態でゆっくりと湯に浸かり、厄を落としました。

皆、齢を重ねて、大学時代の張りのある体型とは比ぶべくもないのですが、その中でもお腹の張りが見事だったのがAD君。さすがに商社マンのお腹は違います。日々のビールがギュッと凝縮されていて、ここまで着やせするタイプとは知りませんでした。

ゆっくりと厄を落としてバカ話をした後は、日和佐駅の脇にあるお土産店を物色してから、1時間ほど走って徳島市内に戻りました。今夜のホテル「東急REIホテル」は、徳島駅のすぐ前にあるそごうの裏にありました。シングルで予約したのに、皆ツインの部屋になっていて、ありがたかったです。広くて清潔、湯船も大き目。翌日の朝食バイキングも和食洋食ともたっぷりのメニューで、とても良いホテルでした。

そして、いよいよ夜の宴会です。

地元の美味しい食事とお酒。何といっても、このツアーの一番の楽しみ、いや、目的の宴会スタートです。 

 

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日和佐城.jpg 

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