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884徳島ツアー (7) [ぶつぶつ]

2日目のランチは鳴門市の「福丸水産」というお店です。

ここの名物は店頭に並んでいる魚介類を選んで、そのまま金網で焼いて食べられるバーベキューでしたが、1時間待ちということであきらめ、お勧めの刺身定食にしました。オーダーしたのは「活ハマチ定食」900円。その他にも、マグロの子供だという「ヨコ」850円、「活タイ」「活ヒラメ」「アオリイカ」各950円がありました。またその他の定食はカキフライ800円やイカフライ800円、とりの唐揚げ800円、串カツ900円などがあり、ボリューム満点の文字が。あとからその意味が良く分かりました。

AD君がビールを空ける中、待つこと10分で料理が出てきました。どのお刺身も新鮮で美味しそう! しかし、何といっても驚いたのはカキフライ定食の量です。大粒の牡蠣が10個近くあり、さらにチキンカツもついています。隣では2人が頼んだらしく、我々のテーブルまでご相伴にあずかりました。衣はパリッと、中はジューシーで熱々。美味しくいただきました。もちろんハマチのお刺身も新鮮でコリコリの食感、小鉢の貝(つぶ貝?)と合わせて、美味でした。

お腹も一杯になったところで、今回のツアー最後のイベント「渦潮見学」に向かいました。

車で大鳴門橋のふもとにある中小型観潮船のターミナル「うずしお汽船」に乗りつけてみると、強風のために欠航で、西側にある大型観潮船の「鳴門観光汽船」を勧められました。こちらは波があっても大丈夫だそうで、チケット(1人1,800円)を買って、15分ほどで「観潮船 わんだーなると号」に乗船しました。2階建てで、定員は400名弱でしたが、今回は全員で40人ほどでしょうか。韓国や中国の人が1/3ほどいて、1Fの二等船室へ入り、われ先に窓際の席に座っていきました。最後に乗船した数人の韓国人は+1,000円で一等船室の2Fへ。お金持ちですね。

淡路島との県境にかかる大鳴門橋では、満潮と干潮のそれぞれ前後2時間に渦潮が見られるそうで、当日の満潮に伴う海流の最強時は14時20分。南流ですから、北から南へ流れる向きです。 

出発は13時40分、30分ほどの船旅です。 亀浦観光湾の突堤を過ぎると、かなりの横揺れが始まりました。航路が決まっているのか、海岸線に近いところを東に向かって、大鳴門橋の真下へ進みます。右手の水面が大きく波立ち、泡立ってきました。船室内からは、あまり良く見えませんでしたが、橋の下に一番近づいたところで、しばらくオープンデッキに出て渦潮を見ることができました。きれいな形の渦巻きは見れませんでしたが、そこかしこで流れが起きては沈んでいき、面白かったです。帰りは少し波の荒い部分を通りましたが、遠くを眺めてゆっくり深呼吸して船酔いを回避しました。

下船して次に向かったのは、今見てきた大鳴門橋の上にある「渦の道」。橋の下部に人が歩いて中央付近までいける海上遊歩道があり、そこから渦潮を眼下に見る趣向です。

大鳴門橋の四国側の橋脚が立つ鳴門公園の駐車場に車を停め、大鳴門橋架橋記念館エディでチケット(渦の道とエディ入館のペアで割引になり900円)を買って、強風吹きさらしの中、450m先の展望室を目指して歩きました。こちらもあまりの強風で吹き飛ばされそうになりながらも、何か所かあるガラスの床の部分では、高さ45mからの絶景を楽しみました。展望室では、船の上からとは違い、真上から渦潮を見れるので、一段と迫力を感じました。じっと観察していると、ラーメンの「なると」のような渦らしきものも見れました。大きな船が木の葉のようにフラフラと動いていて、さすがに大自然の力を感じました。

寒さに耐えきれず、小走りで渦の道を戻ってきて、最後に大鳴門橋架橋記念館エディの屋上で記念写真。

これで全日程完了し、徳島空港へ戻りました。 

 

福丸水産.jpg

はまち定食.jpg

牡蠣フライ定食.jpg

わんだーなると.jpg

渦潮.jpg

渦の道.jpg 

大鳴門橋集合写真.jpg