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884同期会 2012年冬 [ぶつぶつ]

土曜日の夜に大学の研究室の同期が集まって同期会を開いた。

いつもは富士山エキスパートのFJ君が幹事を買って出てくれるのだが、今回は自身の転職で忙しそうで、また一緒に富士山に挑戦したAK君も55歳での定年に伴う転職をしたこともあって、二人の転職祝いを兼ねて、僕が幹事を引き受けることにした。

場所は新宿。だいたいメンバーが集まりやすいのが新宿で、ここ何年かは西口で開くことが暗黙の了解になっている。さすがに12月になると忘年会シーズンで、何軒か電話をして断られ、4軒目で住友ビル50Fの「AJITO」さんの個室を予約することができた。Web閲覧割引で、モツ鍋のコースに飲み放題が付いて、1人3,980円と、まあ、そこそこの値段だ。ただし、2時間の制限付きだ。

住友ビルは新宿駅の西口から5分ほど西に歩いたオフィス街にある。

土曜日だから人通りも少ないかと思ったが、なかなかどうして、若者から家族連れ、年配者のパーティーまで、街は人であふれている。予約した「AJITO」さんの隣の店は貸切で何かのパーティなのか、人が入るたびにクラッカーを鳴らしている。12月1日だが、さすがに巷は師走で、年末イベントモードなのだ。

一番乗りは商社のAD君だったが、他のメンバーも三々五々集まり、ほぼ定刻からスタートの楽しい一時となった。古くてくだらない話に花が咲くのは、いつもの同期会と一緒だが、さすがに今回はAK君の定年の事もあって、いよいよそういう年齢なのだと実感しながらの飲み会になった。メンバーは、職種は色々だが、皆サラリーマンで、そろそろ定年退職に向けたプログラムがスタートする年齢だ。AK君の場合は、自動車メーカーだが、人事交流のある病院の事務職で転職するそうだ。経験のない業界だと大変だろうが、65歳まで勤められる仕組みと聞いて、メンバーからは「うらやましい」という声が多かった。

一方、FJ君は人生7回目の転職。途中には2年間、大学へ戻った期間もあったから、やりたいことをやるためにキャリアアップしてきた人生だ。いろいろと転職のテクニックも聞いたが、なかなか簡単なことではない。何といってもバイタリティーがある。大したものだ。 

皆、そろそろラインマネージャーから外れ、60歳くらいまでには、関係会社へ出るか、あるいは会社の支援制度を使っての転職を考えなければならない。サラリーマンも気楽な商売という年齢ではなくなってきたが、こうして集まれるだけの、時間的、金銭的、精神的余裕があるのは有難い。

最後の集合写真、実は僕が大きな失敗をしてしまったのだが、それは内緒だ。

皆さん、お疲れさまでした。

また次回、ジジイの会で集まりましょう。

 

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