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鯛の菊盛りとからすみ大根 [ぶつぶつ]

博多で食べたふぐ刺しが忘れられず、手に入る鯛で真似をしてみました。

薄く引いて菊もりにし、真中には小葱と、固めに絞った大根おろしに「舞妓さんヒーヒー」を混ぜたもみじおろしもどき。

なかなかいけますよ、鯛でも。さすがにあの歯ごたえにはかないませんが、旨味と甘みは十分です。

からすみも薄くスライスした大根と一緒にいただきました。本当にこの食べ方は良いですね。からすみの塩味がみずみずしい大根で軟らかくなって、ぐっと旨味が引き立ちます。

それにしても、「舞妓さんヒーヒー」はかなりの辛さでした。大根おろしと混ぜていても、量を少し間違えると、本当に「ヒーヒー!!」となってしまいました。

 

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都会の昼食(120) 鍛冶屋文蔵 かきフライ定食 [都会の昼食]

八重洲ブックセンターの脇の道を入ってすぐ、スターバックスの入っているビルの地下1階にあるお店です。

美味しい浦村の牡蠣に続き、入口にある「本日のサービス 牡蠣フライ」という言葉に、ついオーダーしてしまいました。食べ比べです。

ちょと時間がかかりましたが、揚げたての大粒の牡蠣フライが5つ。たっぷりのキャベツと冷奴に漬物、ご飯とみそ汁が付いて出てきました。

サクサクの衣にジューシーな身で、もちろん美味しかったですよ。しかも800円。

でも、やっぱり素材の美味しさで浦村産に軍配が上がりました。

チルドパックで名産地からの直送、しかも揚げたてでしたから、これはフェアじゃないですけど。

 

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今年も美味しい牡蠣が届きました [ぶつぶつ]

今年も三重から牡蠣が届きました。

いつもの浦村産の牡蠣です。加熱用のむき身ですが、不思議なことにフライにしても鍋にいれても、身が縮みません。

湯豆腐に入れて、薬味のネギ醤油をちょっと載せて頂くと、プルプルした食感の牡蠣の甘みと旨味が口一杯に広がります。

たっぷりあったので、一回は湯豆腐に、もう一回は牡蠣フライにしていただきました。

普段は牡蠣があまり好きでない次男も、この牡蠣フライだけはぺロリ。

毎年この時期に届く、季節の便りです。

 

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都会の昼食(119) 京橋 上総屋 赤鯛粕漬焼定食 [都会の昼食]

中央通りを越えた京橋側、大きなビルの間のちっちゃなお店です。

昔ながらの飲み屋さんといった風情で、間口も小さく、店内は10人ほどで一杯になるようなお店です。だいぶお年寄りの夫婦二人だけで切り盛りしているお店でした。

ランチは「さば塩焼」「赤鯛粕漬焼」「ミックスA(さば塩+刺身)」「ミックスB(さば塩+肉豆腐)」の4種類で、どれも800円。

オーダーしたのは赤鯛の粕漬焼定食で、香ばしく焼けた透き通るような身の赤鯛は、酒粕の旨味がのって何とも言えない美味しさでした。お味噌汁はシジミの赤みそ仕立て、ご飯もちょっと固めで、どちらも好みでした。

店内はすぐに満席になり、後から覗くサラリーマンもほとんどお馴染みさんなのか「じゃあ、明日にするわ」とおばさんに声をかけて帰っていきます。

味も、お店の雰囲気も、客層も、なんともほっとするお店でした。

 

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京都の銘酒 桃の滴 [ぶつぶつ]

週末に帰宅した長男が日本酒を持ってきてくれました。

京都の銘酒、松本酒造の「桃の滴 純米大吟醸」です。

昨年末に会社の友人達と十ノ原を訪れた際のお礼だといって、一人の友人が帰省した際に買ってきてくれたそうです。その道の方々の中では有名なお酒で、ネットで見てもたいてい売り切れで手に入らないようです。

金曜日は終電近くの電車で帰宅したので、飲み始めたのは午前0時を回ってからですが、家内と長男の三人で720ml空けちゃいました。家内はお猪口で2-3杯でしたから、男二人で結構飲みましたね。

つまみは牡蠣フライと、からすみ大根。

獺祭ほどではありませんが、芳醇な香りとすっきりとした口当たりで、ついつい杯がすすみます。

本当に最近の日本酒は美味しくなりました。

学生の頃は冷やは悪酔いするし、燗は強い香りが鼻に抜けて、日本酒はあまり好きではありませんでしたが、こんなお酒があったなら違っていたかもしれません。

もっとも、たとえどんなに美味しくても、こんな高価なお酒は飲めませんでしたけど。

 

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小布施見にマラソン [ぶつぶつ]

今年7月に開催される「小布施見にマラソン」にエントリーしました。

昨年末の12月28日に大会要領が発表され、申し込み開始が1月14日、なんと3日後の17日には定員の8,000名に到達し、申し込みは終了になっていました。

すごい人気ですね。

去年参加した「北信州ハーフマラソン」は、参加費4,000円、枠は1,500名でしたが、締め切りまで1ヶ月半かかりました。3日間で締め切りというのは、びっくりです。最近はマラソン人口も増え、一種のブームですから、どこの大会も同じようなものなのかもしれませんね。まあ、東京マラソンみたいに最初からくじ引きというのは別格です。

これから申し込むなら、チャリティーランナーとして、31,500円払えば出走できるそうです。

この大会は20kmのハーフだけですが、規定時間は5時間と、あってないような設定です。時間で閉まってしまう関門もなく、のんびり走っても、歩いても大丈夫。野道や土手、路地を抜け「小布施を見に」というコンセプトです。仮装コンテストやチーム賞もあったりして、ワイワイ楽しく小布施の町を走り回るのが目的です。

夏の盛りの7月20日ですから、スタートは朝6時。ちょっと早いですが、十ノ原からは30分と近いので問題ありません。三連休の中日なので、走った後にゆっくりできるのもグッドです。

9月には上田古戦場マラソン、あるいは去年と同じ北信州ハーフマラソンもあります。こちらはどうするか、まだ思案中です。

今年は去年登れなかった富士山にも再チャレンジしたいし、結構ハードな夏になりそうな予感が。

http://www.obusemarathon.jp/index.php

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ぶり大根とコノスルの赤 [ぺらぺら]

非常用のストーブでコトコト煮込んだブリ大根を作ってみました。

ストーブは、東日本大震災後、電気やガスが止まっても使える熱源を備えておきたいと、2年前に買いました。ついこの間まで菅平にしまっていましたが、それじゃあ意味がない! と持ち帰り、ときどきお餅を焼いたりしています。NHKのあさいちで、「ばあばのブリ大根」を見たら、これをストーブで作ってみようと思い立ったわけです。この日はカーブスの日、帰りに1階のスーパーに寄ると、なんとブリかまがお安くでているじゃありませんか!出刃包丁でドスッ、ドスッと切り、熱湯をかければしたごしらえは終了、あとは大根(ゆでこぼさなくてよいのです)とぶりと醤油等々の調味料をストーブの鍋に入れてストーブにのせれば後は待つだけ。もちろんときどき心配でふたを開けてはみました。ハイッ! こんな出来映えです。

同じスーパーでコノスルの赤を見つけたので購入。ソムリエ田崎氏、かなりおススメでした。

「コノスル」のカベルネ・スーヴィニオンは、白同様、とても800円とは思えないほどしっかりとして、でも飲みやすい赤ワインでした。

 

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都会の昼食(118) 日本橋 焼鳥 つくね [都会の昼食]

今日も日本橋まで来ました。

焼鳥のお店「つくね」さんです。屋外のランチメニューには「焼鳥重」「はつ重」「焼鳥・はつ・ミックス重」とあり、どれも700円と安い設定です。

さっそく中に入って、カウンターに座り、珍しさもあって「ミックス重」をオーダーしてみました。

出てきたお重には焼海苔が載せられていたので、まずそれをどけて写真をパチリ。見ると焼き鳥といっても串焼きではなく、もも肉を焼いてから1cm弱の幅に切ったものと、はつを焼いたものが半分づつ、ご飯の上に載せてあります。あとは厚焼き玉子とお味噌汁に、大根おろし、お新香もついています。

もも肉も旨味があって美味しかったですが、なかなか良かったのが「はつ」。噛みごたえのある肉で値段以上に沢山の肉が載っています。タレもちょうどの味と量でした。これで700円ならお値打ちです。

後から来た人が「串焼重」というのを頼んでいたので、帰り際に外のメニューを良く見てみると、下の方にありました。つくねとネギ間に、豚バラかはつのどちらかを選んで3本の串焼きをお重にしたもので800円だそうです。 

次回はこちらもオーダーしてみたいメニューです。

 

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都会の昼食(117) 日本橋 鶴の家 ヒレカツ定食 [都会の昼食]

今日はちょっと足を伸ばして日本橋にある割烹のお店「鶴の屋」さんです。

夜はそれなりのお料理が出てくるお店と見受けしましたが、ランチはリーズナブルな値段です。親子丼が750円、看板の「半月弁当」が870円のほかは、お刺身、天ぷら、角煮、ヒレカツ、煮魚などの各定食がどれも850円です。

オーダーしたのは「ヒレカツ」定食。仲居さんが調場にオーダーを伝える際に「男性です」と添えるのは、ご飯の量を加減してくれるためでしょう。なかなか行き届いています。

出てきたヒレカツは赤味噌仕立てのソースがかかっていて、なかなかの味でした。お味噌汁も大好物のシジミ汁で、ほっとする味です。

ヒレカツというとかなりの値段の店が多い中、しっかりと量もあって、味も良い。そしてこの値段なら、申し分ないです。

夜の席でお店は回っていて、昼は近くのサラリーマンのために、あまり儲けを意識しないで開けている、そんな余裕も感じさせるお店でした。

ごっつっあんでした。 

 

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九州旅行 河豚尽しで完結編 [番外編]

この河豚を食べさせてくれるお店も家内の予約です。

最初にお断りしますけど、半端なく、美味しかったです。そして安い!! ぜひ、博多へお立ち寄りの方は、駅から数分のこのお店に行かれることを切にお勧めします。 

お店の名前は「博多海鮮 魚ふく」さん。博多駅の東側、竹下通り沿いのホテルフォルツア博多の隣の小さな雑居ビルの1Fにあります。歩道に看板が出ているのですぐに分かります。 

いわゆる居酒屋風で、カウンターとテーブル席、座敷があります。今回は二人なのでカウンターでいただきました。メニューにあるとおり、どれもお安く、まずは「ふぐコース」をお願いしました。大将は有名なふぐのお店で料理長をされていた人で、二人の女の子と一緒に次から次へと、厨房内を走り回るように仕事をこなしていきます。

突き出しは「ふぐの白子を使ったお豆腐」。もっちり、ねっとり白子の旨みが十分に広がったお豆腐です。そして次は、待望の「ふぐ刺し」。東京では考えられないような厚さと量です。子ネギを巻いて紅葉おろしとポン酢でいただきます。添えられた皮もコリコリと美味です。

これだけでも十分にふぐを堪能できますが、コースは「海鮮寿司」「河豚ちり鍋」「河豚雑炊」「デザート又はウコン」と続きます。そして、やはり玄界灘の新鮮なお魚やつまみも食べたいと「五品盛り(中トロ、鰹、カンパチ、タコ、ホタテ)」に「赤貝」「自家製さつまあげ」「からすみ」もオーダーしました。

どれもこれも美味しかったですねぇ。河豚の出汁の利いた鍋や雑炊が美味しいのは当たり前としても、さつまあげもその場で揚げてくれるので、なんとも贅沢な熱々です。赤貝は肉厚でまったく臭みがなく、紐まで甘味があります。からすみも薄く切った大根と合わせていただくと、塩加減も適当で、お酒と良く合います。

最初はビールでスタートし、途中で黒霧島のロックをはさみ、最後は「ひれ酒」に。

これだけの河豚三昧で飲み食いして、二人で12,000円とは、びっくりの安さです。

ホテルまでほろ酔い加減で歩いて戻り、これで今回のイベントは終了しました。

翌朝はホテルに併設したチェーンレストランの「やよい軒」で朝食をとり、8時過ぎにチェックアウトして地下鉄で祇園駅から博多空港駅まで向かいました。搭乗手続きをしてから出発ロビー近くのお土産屋さんで、フグ出汁、黒糖ドーナツ棒、冷凍手羽先揚げ、関サバの一夜干し、ふぐの炙り焼き、稚加栄の切子の明太子を買い込み、すべて完了です。

帰りの便は偏西風に乗って1時間5分と、あっという間に羽田に到着し、ジュリエッタで帰宅したのが12時半過ぎ。

内容盛りだくさん、二泊三日で十分に九州を堪能してきました。 

 

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九州旅行 博多から大宰府へ [番外編]

翌朝は5時起きでした。

なぜって、帰りのJAL便の座席を確保するためです。往き同様、前日の朝5時に一般席含めて空席がオープンになるので、早い者勝ちで座席を確保しなければなりません。

何とか窓際の3人掛けの窓寄りを2席確保し、それから朝風呂に入りました。露天風呂は夜が明けた6時半過ぎにオープンするので、まだ開いていません。本館内にある内風呂に入り、誰もいない湯船で体を伸ばし、再び布団へ。何とも贅沢な温泉旅館ならではの過ごし方です。

早朝の由布院は曇り空で由布岳も山頂は見えません。幾つかの源泉から立ち上る湯気が温泉郷の証です。

朝食は8時から。前日の夕食と同じ別棟の食事処でいただきました。湯葉のお豆腐にエボダイ、暖かい団子汁(味噌仕立てで、太いきしめんが入っています)などなど。朝から食べきれない量で満腹になりました。

しばらくお腹を休めてから、もう一度露天風呂に浸かり、温泉を堪能しました。荷物をまとめて10時半にチェックアウトし、ホテルの車で駅まで送ってもらいました。

博多へ戻る「ゆふいんの森」2号の出発まで1時間ほどあるので、もう一度街をぶらぶらしました。日本三大絣(かすり)の一つ、久留米絣のお店「絲 -由布-」では、家内のお土産を購入しました。あとは大葉の胡椒をソースにしたものを買って、終了。12時に駅へ戻りました。

帰りの列車では、往きに買えなかった「山荘無量塔Pロール」をゲットし、さっそくいただきました。ずいぶんと豪勢な箱に入っていましたが、期待を裏切らず、とても美味しいロールケーキでした。スポンジ生地もフワフワで、かつ弾力があり、クリームも軽くて見事な出来栄えでした。人気が高いことが良く分かります。

その後、久留米から鹿児島本線に入り、二日市駅で遅れている「つばめ」の待ち合わせで少し停車していると、窓から目に入ってきたのは「大宰府 最寄り駅」の看板です。

えっー、今日はその大宰府へ行くのですけれど。 

博多へ戻ってから西鉄で大宰府へ移動する予定でしたから、あわててiPhoneで検索してみると、何とJRから少し離れたところを西鉄が走っていて、西鉄の駅から大宰府までは3駅ほどの距離です。分かっていれば、ここで乗り換えにしてJRのチケットも安くあがったし、何より時間が1時間は節約できましたが、残念なことをしました。

そこから20分ほど走って博多へ到着し、地下鉄で天神まで行って、西鉄に乗り換え、二日市まで戻ってきました。そこから単線の大宰府線に乗り換え、終点が大宰府です。

かって15年ほど前に仕事で久留米に来た時に一度訪れたことがありますが、もっと閑散としていました。今回はお正月明けの連休で、さすがにかなりの人手です。鳥居をくぐって境内に入ると、牛の銅像の前に列が出来ています。どうやら体に触るとご利益があるようで、角や鼻はピカピカです。

さらに境内をすすみ、参拝の列に並び、30分ほどでお参りすることができました。その後、家族と、家内の教室の受験する生徒さんのお守りを買い、おみくじを引いて完了です。おみくじは「末吉」でした。まあ、ちょうどいいですね。

帰りの参道では、松ヶ枝餅を購入して、お土産屋さんを見ながら駅まで戻りました。西鉄で天神まで戻って、地下鉄の「祇園」駅で降り、駅前にあるビジネスホテル「ダイワロイネットホテル博多祇園」が今日の宿です。

チェックインしたのが18時。夕食は河豚のお店を19時に予約しておいたのですが、電話をして早めてもらいました。

昼食は社内のロールケーキと松ヶ枝餅を半分こしただけですから、さすがにお腹が空いてきました。 

 

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九州旅行 夢想園 [番外編]

「山のホテル 夢想園」は、家内がネットの口コミを検索して見つけてきたホテルです。

九州でも屈指の温泉地の由布院も、年明けのこの時期は閑散期で、色々なホテルがお得な宿泊プランを用意しています。こちらも通常なら一人2万円近くする宿泊プランが一人13,000円と、とてもお得になっています。もちろん懐石コースの夕食と朝食付きで、温泉は150畳の大露天風呂や24時間の内風呂が用意されています。口コミでは眺望の良さと露天風呂に評価が高く、さらに名物の美味しいプリンを評価するコメントが多かったです。

通された部屋はフロントのある2Fから階段を上がった3Fにある8畳の和室で、「三俣」という名前がついています。どの部屋にも山の名前がついているのだそうです。さすがに苦労して登ってきただけあって、窓からの眺望は素晴らしく、由布院の町と由布岳が見渡せます。仲居さんに露天風呂や家族風呂、食事処に売店など、広い敷地内にある施設の説明を受けてから、まず向ったのが喫茶店の「Bab Bab」。ここで一日40個限定の自家製プリンをいただきました。

何と表現するのが良いか、美味しかったですねぇ。

もちろん卵たっぷりで、どれだけ混ぜたのというくらい、生地がスムースで、かつ、しっかりと弾力がある。カラメルとの味のバランスも良く、どこをとっても満点のプリンでした。プリン好きにはたまらない味です。コーヒーも煎れたてで、窓から由布院の町を眺めながら、ゆったりといただきました。

その後、温泉に浸かって、一日の疲れを癒しました。残念ながら150畳の大露天風呂は女性専用でしたが、男性の露天風呂も100畳くらいはあるようで、立派な大きさでした。ちょうど日帰り入浴が終わって清掃が入り、16時の再開直後の人がいないところを撮影したのが下の写真です。泉質は単純アルカリ泉ですが、しっかりと肌にしみ込むようで、良いお湯でした。

夕食は露天風呂の脇にある食事処でいただきました。どれも手の込んだ料理ばかりで、堪能しました。

また、このホテルは仲居さんの教育が素晴らしく、とても気持ち良く食事がとれました。どこですれ違っても挨拶があり、また館内、園内どこも綺麗に掃き清められています。何とも気持ちの良いホテルでした。あえて言えば、階段が急で、エレベーターがないので、本館の3Fはお年寄りには厳しいかもしれません。

さすがに早朝から動き回って、イベントだらけ。温泉で癒されて満腹になった初日は、早々に床につきました。

明日は10時30分にホテルの車で駅まで送ってもらい、その後12時過ぎの「ゆふいんの森」号で博多へ戻る予定です。そして「大宰府詣で」に、「河豚尽し」が待っています。

 

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ブローチをお直し [ぺらぺら]

結婚して1年目のクリスマス、主人からネックレスとイヤリングをプレゼントされました。デザインはおぼえていませんが、イヤリングが私の耳たぶには大きすぎて、すぐに落ちてしまうようだったから、お店にいって違うものにと交換してもらったのがこのブローチ。以来、毎年、クリスマスの時期からお正月には活躍してきてくれました。そんな大好きなブローチをうっかり洗濯してしまい、小さなストーンが7~8個とれてしまって、さあ、どうしよう。

友人のナターシャに相談しようかと思いましたが、そうだ!自分で直してみようと、さんざんビーズを買った貴和製作所へいっていってみると、やっぱりアクセサリーのパーツ、たくさんありますね~。はずれてしまったストーンと同じ色と直径のものと接着剤(携帯などデコレーションするときのものが良いと店員さんからアドバイス)を購入。横浜ルミネの貴和製作所と違って、みなとみらいのお店は売場面積が広く、短時間の使用なら奥のテーブルで作業させてもらえます。もちろんビーズなど購入後ですが、お直しに必要な細かいストーンをピックする道具を貸してもらいその場で直してしまいました。

さあ、また出番ですよ! 

 

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九州旅行 由布院ブラブラと山のホテル「夢想園」 [番外編]

由布院駅からは由布岳に向かって真っすぐに道路が伸びています。その先にあるのが「金鱗湖」です。

少し道を進むと大きな鳥居があったりして、雰囲気は鎌倉の小町通りに似ています。

駅の近くにロールケーキのお店「Roll Shop」さんがありました。車内では食べられなかったし、昼食は抜いて夕食に備える計画なので、一つ購入して店内で食べてみました。甘みを抑えて、確かに美味しいロールケーキでした。ひょっとするとここが車内販売に納入しているお店かとも思ったのですが、道を進むといくつもロールケーキのお店があります。どうやらロールケーキは由布院の名物になっているようです。

さらに進むと、車内で見かけたBの文字をあしらったロールケーキのお店「B-speak MURAYA」さんがありました。店内は人で溢れていて、こちらが正解のようです。この人だかりからするとかなり期待できそうなので、帰りの「ゆふいんの森」2号では、何としても手に入れて食べることにしました。

ロールケーキ屋さんの他に多いのがハチミツ屋さんです。大分県の名産品なのかもしれません。あとはカボスやゆずを使った味噌や醤油のお店も多いです。そうしたお店をチェックしながらおよそ30分で金鱗湖に着きました。

金鱗湖は周囲が500mにも満たない小さな湖です。底から真水と温泉が湧き出しているそうで、湖畔には観光客でも入れる温泉もありました。

湖をぐるっと一周して、駅から来た道を戻り、往きに気になっていた「山下清原画展」に入ってみました。あの「放浪の画家」山下清の美術館です。600円の入場料を払って館内に入ると、沢山の作品が展示されています。彩色した紙をちぎって貼りつけた貼絵が多かったですが、どれも見事なものでした。ところどころに山下清の直筆の手紙の模写も展示されていて、その内容がおかしくて笑みがこぼれます。言葉を組み立てる能力にはハンディがあったのでしょうが、その分がすべて絵画に向ったような、やっぱり世に名を残すだけの画家だと実感しました。

その後、ゆずやカボスを使ったお醤油屋さんとハチミツ屋さんで味見をしながらお土産を購入し、駅に戻ってきたのが2時30分。ここから予約したホテルまでは1.3kmです。タクシーでも良かったのですが、iPhoneでルート検索してみると、17分で到着するとあったので、スーツケースを片手に歩いていくことにしました。

途中の大分川の橋の上からは由布岳が綺麗に望め、思わず写真に収めました。

その後の道は国道11号線に向かってかなりの上り坂になっていました。iPhoneのマップ検索は便利ですが、高低差までは表示されないのはちょっと残念でした。最後は後ろを振り返りながらの微前進になりましたが、何とか3時少し前にホテルに到着しました。結構疲れました。

確かにホテルの名前は「山のホテル夢想園」。

名前のとおり、山腹に抱かれたホテルで、もっと早く気がつくべきでした。

チェックインも済ませ、さあ、あとは部屋で一服してから温泉と夕食です。

 

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九州旅行 由布院へ [番外編]

早朝の首都高速を使えば、自宅から羽田空港までは30分です。

ちょうど5時に到着し、空港パーキングのP1に止めました。ここは30分150円ですが、5時間以上は1日1,500円で一定です。土曜日の朝5時から月曜日の昼までなので、3日間で4,500円。ちょっと高い気もしますが、まあ、荷物もあるし、ドアツゥドアは魅力です。そもそも早朝便で他に移動手段はありません。

P1から空港ビルに入ると、手荷物預けのカウンターに列が出来ています。手続きが開始されたのが5時20分で、二人の荷物を預け、予約したチケットを受け取り、手荷物検査ゲートを通ってサクララウンジに向かいました。今年の3月まではマイレージクラブのサファイア会員になっているため、同行者1名まで無料でラウンジを使うことが出来ます。

ラウンジではコーヒーだけを飲んだのですが、これは事前のリサーチ不足でした。福岡まで2時間のフライトで、ちょっとリッチなJクラスにしたので、朝食代わりに何か軽食でもサーブされると思っていたのですが、ドリンク以外は何も出てきませんでした。こんなことなら、パンでもラウンジでつまんでおけば良かったのですが、後の祭りでした。

でも機内の席はゆったりで、窓からの眺めも見事でした。離陸直後に日の出時刻となり、富士山も綺麗に眺めることができました。

到着は定刻の8時15分。機内預け荷物の受け取りに10分ほど待って、地下鉄で博多駅へ向かいました。

ここで問題が発生。なんとあの便利なSuicaを家内が持ってきていなかったことが判明しました。どうやら私が言わなかったのが原因らしいですけど、日本中で使えるようになったこのICカード、持ち歩かない方がどうかしています。

福岡空港から博多駅までは地下鉄で5分。便利です。9時前に到着し、ホームで「ゆふいんの森」1号を待つことにしました。隣のホームには「ソニック」「つばめ」「ハウステンボス」など、カラフルな列車が次から次に入って来ます。きっと「撮り鉄」の人にはたまらない場所でしょう。

そして、いよいよ、9時15分に列車が入線してきました。事前チェックで、車内ビュッフェのデザート「山荘無量塔Pロール」がすぐに売り切れるとあったので、家内と二手に分かれ、私は二人分のスーツケースをもって先頭車両へ、家内はビュッフェのある3号車へと向かいました。席に着くと、外から皆さんフラッシュをたいてパシャパシャ写真を撮るので、何か妙な気分です。

しばらくすると家内が戻ってきて曰く、ビュッフェのオープンは出発後、次の駅に着いてからだそうで、それまでは席でお待ち下さいと言われたそうです。ちょっとガツガツして見えたのかもしれません。

定刻の出発後に再びビュッフェに向かった家内は二日市駅に着く前にお弁当のみ買って席に戻って来ました。なんと一番人気のロールケーキは由布院駅で仕入れるので、博多発の「ゆふいんの森」1号と3号では販売していないとのこと。残念でした。

お弁当は「ゆふいんの森弁当」1,000円。季節の野菜を使ったヘルシーな会席料理弁当で、ご飯はおこわです。少しずつ色々な料理が入っていて美味しかったです。二人で半分づつしました。

博多を出て、久留米までは時速100kmから110kmくらいで飛ばしますが、久大線に入ると単線でカーブも多く、80km以下になります。特に日田を過ぎてからは渓谷沿いにゆったりと進み、鉄橋やトンネルを通りながら、天ケ瀬や豊後森などを抜けて、終点の由布院に至ります。観光特急ですから、見どころの「慈恩の滝」のあたりではスピードを落とし、アテンダントが車内放送で解説をしてくれます。

定刻の11時34分に由布院駅に到着し、荷物をまとめてホームに下りると、アテンダントの女性が写真を撮ってくれました。ツーショットは久しぶりですね。

さて、駅舎を出ると、正面には由布岳がお出迎えです。少し雲がかかっていますが、天気もまずまずで、風もなく、観光日和です。まずは荷物をコインロッカーに入れ、駅前通りから金鱗湖まで1.2kmほどの路をブラブラしながら市内観光することにしました。

ホテルのチェックインは15時。まだ3時間もあります。

 

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