九州旅行 河豚尽しで完結編 [番外編]
この河豚を食べさせてくれるお店も家内の予約です。
最初にお断りしますけど、半端なく、美味しかったです。そして安い!! ぜひ、博多へお立ち寄りの方は、駅から数分のこのお店に行かれることを切にお勧めします。
お店の名前は「博多海鮮 魚ふく」さん。博多駅の東側、竹下通り沿いのホテルフォルツア博多の隣の小さな雑居ビルの1Fにあります。歩道に看板が出ているのですぐに分かります。
いわゆる居酒屋風で、カウンターとテーブル席、座敷があります。今回は二人なのでカウンターでいただきました。メニューにあるとおり、どれもお安く、まずは「ふぐコース」をお願いしました。大将は有名なふぐのお店で料理長をされていた人で、二人の女の子と一緒に次から次へと、厨房内を走り回るように仕事をこなしていきます。
突き出しは「ふぐの白子を使ったお豆腐」。もっちり、ねっとり白子の旨みが十分に広がったお豆腐です。そして次は、待望の「ふぐ刺し」。東京では考えられないような厚さと量です。子ネギを巻いて紅葉おろしとポン酢でいただきます。添えられた皮もコリコリと美味です。
これだけでも十分にふぐを堪能できますが、コースは「海鮮寿司」「河豚ちり鍋」「河豚雑炊」「デザート又はウコン」と続きます。そして、やはり玄界灘の新鮮なお魚やつまみも食べたいと「五品盛り(中トロ、鰹、カンパチ、タコ、ホタテ)」に「赤貝」「自家製さつまあげ」「からすみ」もオーダーしました。
どれもこれも美味しかったですねぇ。河豚の出汁の利いた鍋や雑炊が美味しいのは当たり前としても、さつまあげもその場で揚げてくれるので、なんとも贅沢な熱々です。赤貝は肉厚でまったく臭みがなく、紐まで甘味があります。からすみも薄く切った大根と合わせていただくと、塩加減も適当で、お酒と良く合います。
最初はビールでスタートし、途中で黒霧島のロックをはさみ、最後は「ひれ酒」に。
これだけの河豚三昧で飲み食いして、二人で12,000円とは、びっくりの安さです。
ホテルまでほろ酔い加減で歩いて戻り、これで今回のイベントは終了しました。
翌朝はホテルに併設したチェーンレストランの「やよい軒」で朝食をとり、8時過ぎにチェックアウトして地下鉄で祇園駅から博多空港駅まで向かいました。搭乗手続きをしてから出発ロビー近くのお土産屋さんで、フグ出汁、黒糖ドーナツ棒、冷凍手羽先揚げ、関サバの一夜干し、ふぐの炙り焼き、稚加栄の切子の明太子を買い込み、すべて完了です。
帰りの便は偏西風に乗って1時間5分と、あっという間に羽田に到着し、ジュリエッタで帰宅したのが12時半過ぎ。
内容盛りだくさん、二泊三日で十分に九州を堪能してきました。