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JR九州 [ぶつぶつ]

JR九州にはとても変わった列車が走っています。

九州新幹線も、外観はさほど東海道山陽新幹線と変わりませんが、内装はカラフルで全く別次元です。もちろん、極めつけは総工費30億円の「七つ星」でしょうが、それ以外にも「A列車で行こう」「あそぼーい」「指宿のたまて箱」「ソニック」「ゆふいんの森」など、名前も変わっていて、外観や内装すべてにこだわったオンリーワンの車両になっています。

木材や織物、和紙など日本的な材料を多用しつつ、色遣いも絢爛豪華だったり、逆にモノトーンで近未来的にしたり、あるいはレトロな感じにしたりと、どうやったらこんな発想でデザインできるのだろうと思わせるものばかりです。

身に付けるような小物ではなく、大きな鉄道車両、しかも九州七県丸ごと全域でという「工業デザイン魂」には感服します。

もちろん、車両デザインだけでなく、駅舎も含めたハード面、車内サービスや観光地サービスともリンクしたソフト面、さらには地形や風景という環境面までのすべてを駆使し、観光に徹しているところが凄いです。

関東、関西とは迎合せず、独自の観光文化圏を築こうという気迫が伝わってきます。

下の写真は「ゆふいんの森」号です。

カッコいいですねぇ。

 

ゆふいん.jpg