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都会の昼食(116) かんだ食堂 にんにくの芽炒め 定食 [都会の昼食]

今回は秋葉原です。

なぜちょくちょく秋葉原まで来れるかというと、通勤定期が上野まで買ってあるからです。会社が東京駅なのに、どうして上野まで買えるかというと、同じ値段だからです。

JRの定期は値段が距離によって決まるのですが、実は25km以上になると5km単位で階段状に上がるように設定されています。たとえば駅間が30kmでも34.9kmでも同じ値段になります。そして、どうやら最寄駅から東京駅までの距離がちょうど区切りのキロ数に近いところにあるらしく、3km以上離れた上野駅までにしても同じ値段で定期が買えるのです。このおかげで、神田、秋葉原、鴬谷、上野の4駅は、フリーで移動できます。通勤費が支給されるサラリーマンならではの特権ですね。

で、お店の外観ですが、まるで昔の「キタナトラン」にでてくるような、ちょっと昭和を彷彿とさせるレトロな雰囲気です。ちょっと見だと入るのに躊躇しますが、割と人の出入りがあるようで、おなじみさんも多い感じに魅かれて、入ってみることにしました。

引き戸を開けて中に入ると、これまた寅さん映画にタイムスリップしたような店内です。大きなテーブルが3つ、あとはカウンターで、30人くらい入れるような、大衆食堂です。値段も安いです。

オーダーしたのは、本日のサービス「にんにくの芽炒め定食」630円。サービスは他にアジフライ定食が530円で、悩みましたが、ちょっとお疲れ気味の年末だったので、にんにくにしてみました。

さすがに次から次に出ているサービス定食なので、熱々の炒め物がすぐに出てきました。玉ねぎや柔らかく、ニンニクの芽はしゃきっと、上手に炒めてあります。味付けも、まあ合格点。結構ボリュームもありました。

周囲を見てみると、焼肉炒めや野菜炒めなどを注文している現場工事の人が多かったですし、やはり皆さんおなじみさんといった感じでした。

値段、品数、盛り付け、どれもがレトロな感じで、懐かさ満点のお店でした。たまにはこうしたお店も良いです。

次第に八重洲も制覇しつつあり、電車で5分以内のこうしたところもランチエリアに含めないと厳しくなってきました。

 

にんにくの芽炒め.jpg

かんだ食堂.jpg