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九州旅行 準備編 [番外編]

この三連休に九州へ行ってきました。

JALのマイレージでちょうど2月に失効する分が25,000マイルほどあり、それを無料航空券と交換して旅行に行くことにしたのです。計画を立てたのが12月中頃で、行くなら家内がまだ行ったことがない九州にしようとなりました。

無料航空券は一便あたりの席数が決まっているので、すぐに満席になってしまいます。九州でもJALは鹿児島や長崎、大分や熊本など、色々な県に飛んでいますが、やはり便数の多い羽田ー福岡が良かろうと、ここを起点に列車の旅にすることにしました。福岡便の連休の空き具合をチェックしてみると、11日の土曜日は朝一番の301便6時15分発しか空いていませんし、帰りの13日も午前10時発の310便の後は、最終便まで満席です。さすがに三連休ですし二人分の席を確保しなければいけないので仕方ありません。

ひとまずこれらの便で2席づつ確保できましたが、座席の予約は簡単ではありません。往きの便は二人バラバラの席ですし、帰りの便は座席番号の予約すらできません。どちらも前日の朝5時に予約枠が広げられるので、そこで席を取り直す必要があります。

で、福岡を起点にどこへ行くかですが、こちらも家内の希望で「由布院」となりました。ホテルを含め、立ち寄る場所や食事などのイベントは家内に任せ、移動の手配のみ私の担当です。

福岡空港から博多へは地下鉄ですぐです。博多から由布院までの列車を調べてみると、前回紹介した「ゆふいんの森」号が観光特急で走っていることが分かり、こちらはJR東日本の「えきねっと」で予約することにしました。後から良く調べてみると、博多ー由布院の間はJR九州が発行する割引切符があって、特急の指定席でも7700円で往復できるのですが、JR東日本から買う場合は通常料金の8860円になってしまいます。しかもネット予約での購入時には座席の指定がアバウト(車両の入口付近か中央付近を選ぶくらい)にしかできません。

一人千円以上も高いのは残念ですが、まあこれも仕方がないと、往きは博多9時24分発の「ゆふいんの森」1号を、帰りは翌日の由布院発12時08分の2号を予約しました。もちろんJR東日本のネット予約ですから、東京など管内で発券して飛行機に乗らなければなりません。

で、正月明けの6日に東京駅で発券してみると、これがびっくり! なんと往きが1号車1番の座席になっていました。一番前です。

「ゆういんの森」号は、写真でも分かる通り、先頭車両がパノラマビューになっています。ディーゼルエンジン車ということもあって床が運転席よりも高いので、とても眺めがよさそうな展望車です。当然ながら一つの編成で先頭の席は4席しかありません。これが指定もせずに購入できたのですから、ラッキーでした。一人1,000円以上も高いチケットでしたが、十分に元が取れた感じです。

まあ、さすがに不慣れな土地の移動で、二日目のイベントではちょっと無駄足もあったのですけど、それはおいおいの話として、まずは航空券に列車のチケット、ホテルの手配も完了し、前日の金曜日の朝5時には往きの便の座席を窓際2席に変更できました。夜の10時頃から荷物のパッキングを開始し、11日の朝となりました。

早朝3時半起きで、朝食もそこそこに、4時半にジュリエッタで羽田空港へ向かって出発しました。

 

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JR九州 [ぶつぶつ]

JR九州にはとても変わった列車が走っています。

九州新幹線も、外観はさほど東海道山陽新幹線と変わりませんが、内装はカラフルで全く別次元です。もちろん、極めつけは総工費30億円の「七つ星」でしょうが、それ以外にも「A列車で行こう」「あそぼーい」「指宿のたまて箱」「ソニック」「ゆふいんの森」など、名前も変わっていて、外観や内装すべてにこだわったオンリーワンの車両になっています。

木材や織物、和紙など日本的な材料を多用しつつ、色遣いも絢爛豪華だったり、逆にモノトーンで近未来的にしたり、あるいはレトロな感じにしたりと、どうやったらこんな発想でデザインできるのだろうと思わせるものばかりです。

身に付けるような小物ではなく、大きな鉄道車両、しかも九州七県丸ごと全域でという「工業デザイン魂」には感服します。

もちろん、車両デザインだけでなく、駅舎も含めたハード面、車内サービスや観光地サービスともリンクしたソフト面、さらには地形や風景という環境面までのすべてを駆使し、観光に徹しているところが凄いです。

関東、関西とは迎合せず、独自の観光文化圏を築こうという気迫が伝わってきます。

下の写真は「ゆふいんの森」号です。

カッコいいですねぇ。

 

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七草粥 [ぶつぶつ]

今年も春の七草粥を頂きました。

今年は年末に松原商店街で買った「いくら」を載せて、豪華なお粥です。

年末年始の暴飲暴食で酷使した胃腸を癒すのにちょうど良いです。

毎年家内に聞かれる七草の名前ですが、「せり」「なずな」までは言えるものの、後はむにゃむにゃになります。

絵を見ると「すずな」は蕪、「すずしろ」は大根でしょうかね。それなら分かります。

もっと分からないのは秋の七草です。調べてみると、

「おみなえし」「おばな」「ききょう」「なでしこ」「ふじばかま」「くず」「はぎ」

だそうです。

花としては良く聞く名前ですが、食べられるのかと思いきや、やっぱり食用ではなく、「秋の七草粥」というものはないのだそうです。

ややこしい。

 

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都会の昼食(116) かんだ食堂 にんにくの芽炒め 定食 [都会の昼食]

今回は秋葉原です。

なぜちょくちょく秋葉原まで来れるかというと、通勤定期が上野まで買ってあるからです。会社が東京駅なのに、どうして上野まで買えるかというと、同じ値段だからです。

JRの定期は値段が距離によって決まるのですが、実は25km以上になると5km単位で階段状に上がるように設定されています。たとえば駅間が30kmでも34.9kmでも同じ値段になります。そして、どうやら最寄駅から東京駅までの距離がちょうど区切りのキロ数に近いところにあるらしく、3km以上離れた上野駅までにしても同じ値段で定期が買えるのです。このおかげで、神田、秋葉原、鴬谷、上野の4駅は、フリーで移動できます。通勤費が支給されるサラリーマンならではの特権ですね。

で、お店の外観ですが、まるで昔の「キタナトラン」にでてくるような、ちょっと昭和を彷彿とさせるレトロな雰囲気です。ちょっと見だと入るのに躊躇しますが、割と人の出入りがあるようで、おなじみさんも多い感じに魅かれて、入ってみることにしました。

引き戸を開けて中に入ると、これまた寅さん映画にタイムスリップしたような店内です。大きなテーブルが3つ、あとはカウンターで、30人くらい入れるような、大衆食堂です。値段も安いです。

オーダーしたのは、本日のサービス「にんにくの芽炒め定食」630円。サービスは他にアジフライ定食が530円で、悩みましたが、ちょっとお疲れ気味の年末だったので、にんにくにしてみました。

さすがに次から次に出ているサービス定食なので、熱々の炒め物がすぐに出てきました。玉ねぎや柔らかく、ニンニクの芽はしゃきっと、上手に炒めてあります。味付けも、まあ合格点。結構ボリュームもありました。

周囲を見てみると、焼肉炒めや野菜炒めなどを注文している現場工事の人が多かったですし、やはり皆さんおなじみさんといった感じでした。

値段、品数、盛り付け、どれもがレトロな感じで、懐かさ満点のお店でした。たまにはこうしたお店も良いです。

次第に八重洲も制覇しつつあり、電車で5分以内のこうしたところもランチエリアに含めないと厳しくなってきました。

 

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都会の昼食(115) 串粋 鶏込玉丼 [都会の昼食]

新年早々からランチかよと思われた方もいらっしゃるでしょうが、これは昨年12月に訪れたところの残りです。あと3軒ほどありますので、ご容赦を。

今日のお店は八重洲にある「串粋」さんという串焼きのお店です。

道路からは見落としそうな小さな階段が入口で、地下に下りると、バーのような黒を基調とした落ち着いた店内のお店です。

ランチは「鶏重」850円、「そぼろ天玉丼」800円、「若鶏包み揚げ」900円、「コラーゲン鶏カレー」700円、それとオーダーした「鶏込玉丼」750円の5種類です。

鶏込とあるとおり、鶏肉(ささみ)の煮込みをご飯の上にかけて半熟玉子を真中に乗せてあります。所謂、牛丼の鶏肉版でしょうか。煮込みなので、ちょっと濃い味付けで、こんにゃくや玉ねぎ、生姜も入っていましたね。とろとろ玉子を潰して具と混ぜながら、ご飯と一緒に食べると、なるほど、美味しかったです。

鶏の煮込みというのも、今まで食べたことのない味でしたが、牛丼のようで丼の具としては有りでした。

鶏料理のお店の定番で、熱っつあつの鶏スープも付いてきました。

 

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初ジョギングと焼肉 [ぶつぶつ]

三重に来て二日目の金曜日は、軽く走って体をほぐしました。

実は年末からのパソコン疲れの肩こりからか、腰に鈍痛があり、コリを解そうとのんびりと走ることにしたのです。もともと一日くらいは体を動かそうと、ジョギングの用意はしてきていました。

近くにある「朝明川」の堤を西に向かって遡り、5kmほどでUターンしての合計10kmです。前半はそろりそろりのペースでしたが、後半は足も動くようになって、腰もだいぶ軽くなりました。ぎっくり腰ではないので軽い運動でスジを伸ばして正解でした。

夜は四日市にある「龍月苑」さんで焼肉パーティー。義母がスポンサーで、我が家以外に、家内の姉妹と連れ合いの3名、その子供と連れ合いで5名、そのまた子供が3名と、合計14名で繰り出しました。年寄りと若手の二つのテーブルに分かれて、それぞれ好きなものを頼んでワイワイと頂きました。合計金額からすると、若手のテーブルがオーダーした肉やご飯の量は2倍はあったようです。

黒毛和牛の肉の写真は撮り忘れましたが、締めのモツ鍋はパチリ。さらに出汁を足して雑炊にして頂きました。

翌土曜日には12時過ぎに出発し、伊勢湾岸から東名、新東名を経由して横浜まで戻って来ました。いつものお正月同様、岡崎から豊川までと御殿場から大井松田までは渋滞しましたが、それでも事故もなく、往きと同じ5時間半で戻って来ました。

これで日曜日は一日休憩し、月曜日からは仕事に復帰です。

 

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チリのワイン [ぶつぶつ]

普段はピーロートのワインを飲んでいますが、この正月は長男が安くて美味しいというチリのワインを持ってきてくれました。

コノスル「Cono Sur」という銘柄の白です。印象的なのがライチやマスカットのようなフルーティーな香り。これで800円以下という値段は驚きです。手摘みのReservaでも1200円以下です。

第三ワールドから、とても手頃な値段で、本当に美味しいワインが飲めるとは、びっくりです。

 

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三重へ [ぶつぶつ]

正月二日から家内の帰省にお付き合いです。

昨年のお正月は帰省しなかったので、随分と久しぶりの感じがします。ジュリエッタ嬢を駆っての東名高速での帰省も初めてになります。

御殿場ICでだいぶ込みましたが、それを抜ければ新東名は快適そのもので、途中のNEOPASA静岡SAでのランチ休憩を入れても5時間半で到着しました。

天気にも恵まれ、富士山も見事でした。

ランチは新鮮な駿河湾の魚介類を使った丼のお店「駿河丸」さんで頂きました。注文したのは、桜エビとしらすの載った「駿河丼」880円と、鮪とネギトロ、鯛、鯵、しらす、桜エビが載った「駿河のっけ丼」1,480円です。青のりの入ったお味噌汁も美味しく、大満足でした。一つ手前の駿河湾沼津SAや一つ先の浜松SAは何時も長蛇の列ですが、ここは比較的すいていて、穴場のようです。

家内の実家では、夕食はズワイガニや蛤の酒蒸しが食べ放題、翌日は一族郎党そろって焼肉へと、完全に「ますおさん」状態で過ごします。楽ちん楽ちん。

三重県は海の幸、山の幸に恵まれ、本当に良いところです。

 

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新年のご挨拶 [ぶつぶつ]

新年明けましておめでとうございます。

平生から備忘録のようなブログに目を通していただき、ありがとうございます。まだまだ自己満足の域を出ませんが、本年も出来るだけ小まめにアップしていきますので、お暇なときにお立ち寄りください。

午年にちなんで家内が筆を執った馬の字の回りに家族の近況を綴った年賀状です。

 

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