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久しぶりにCD購入 [ぶつぶつ]

家内が欲しい音楽があるというので、久しぶりにCDを買いに行きました。

CDなら秋葉原です。

まずはヨドバシへ行ってみましたが、CD売り場の小ささに驚きました。BDやDVD売り場の隅に、間口で2-3mの棚で2列ほど。ほとんど商品は置いてありません。そう言えば、万世橋の近くにあった石丸電気なんて、全フロアーがCD売り場でしたが、随分と前に閉店し、今は見る影もありません。

時代ですね。

もちろん、iTuneでも購入できますが、普段家内が家や車で聞くならCDのほうが簡単です。何よりケースが付いています。

Amazonで調べて見ると、新品は2,500円くらい、しかも取り寄せに1-2ヶ月かかるとあります。一方、中古なら返品保証付きでも1,500円です。普通の商品だと中古は心配ですが、CDですし、音に問題ありなら返品すればよいと、買ってみました。

ポチると、ゆうパックで翌日出荷、翌々日にはもう自宅に届きました。帰宅すると、さっそくリビングで流れていましたが、特に変わったところはないようです。外観も中古とは分からないほど良い状態です。わざわざ出かけなくても、すぐに手に入るし、中古でも問題があれば返品可能となると、ネット販売が広がるのもうなずけます。これでは店頭販売はやっていけません。

ところで、購入したのは、Israel Kamakawiwo'oleのFacing Futureですが、なかなか良かったです。

「コニシキ」のような巨漢の後ろ姿ですが、繊細な歌声で、南国の海辺でリラックスしている気分にさせてくれる音楽でした。

 

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都会の昼食(221) 越後屋権兵衛 あじの開き定食 [都会の昼食]

以前、新橋で入ったお店のチェーン店です。浜松町への出張の際に見つけました。

魚の干物だけでなく、鳥や豚ロースの味噌漬け、牛ハラミなど、肉の焼き物も揃えたお店ですが、やはり選んだのは魚の干物。鯖や秋刀魚と迷った末、王道の「鯵の開き」にしました。

入口で注文し、整理券の代わりは将棋の駒の「歩」で34番。このシステムは新橋店と同じですね。それをカウンター席の前に置いて、待つこと10分。美味しい匂いが漂ってきました。

味噌やみりんで味付けしていない分、鯵の旨味が凝縮していて、やはり何とも言われぬ美味しさです。

たっぷりと時間をかけて骨をよけ分け、身は全部頂きました。お味噌汁も赤だしで美味でした。

ご馳走さまでした。

 

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教室最終日 [ぺらぺら]

6月30日は教室最後の日でした。

平成11年4月に開室して16年間、自宅で幼児、小学生と国語・算数・英語を学習してきました。振り返ると、私は子供たち、そしてその保護者の皆様に本当に恵まれていたことを実感しています。親の介護をきっかけに教室を閉めることを、どのお母様も惜しみながらも理解してくださり、励ましてくださいました。大きな看板をバックに営む教室ではありますが、直接接する児童・保護者の皆さんとの信頼関係に尽きると思いました。

教室には雰囲気を明るくしたくて毎回好きなお花を飾っていましたが、小学2年生の男の子は、最終日に「先生はお花が大好きだから、今日は僕からお花をあげるよ」とプレゼントしてくれましたし、そのお兄ちゃんは、「先生は、ハロウィンやクリスマスにはいつもお菓子をくれたから今日は僕からお菓子をどうぞ」と持ってきてくれました。「あ~、気持ち伝わっていたんだ~」、学習だけでなく子育てのお手伝いを16年間してきたつもりでしたので彼らの言葉は私の気持ちを温かいもので満たしてくれました。

「先生はおもしろい先生でもあり、きびしい先生でもありましたが、とくに話しかけてくれる先生でした。勉強以外のこともたまに教えてくれました。・・・先生をわすれません・・・元気でいてください。」お勉強はよくできるのですが、毎回べそをかく4年生の男の子がカードに書いてくれた言葉です。

こんな風に子供に思ってもらえる私こそ幸せ者だったことが仕事をやめてわかりました。普段はこんなやりとりしませんものねえ~。 

教室を巣立っていった子供さんのお母様がお花を持ってきてくださいました。手作りのアクセサリーをプレゼントしてくれたFちゃん、Yちゃん、本当にありがとうございました。 

 

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都会の昼食(220) フリゴルポ 豚ロースのソテー 3種豆のトマトソース [都会の昼食]

八重洲口の地下街をうろうろしながらお店を物色し、南端からグラントウキョウサウスタワーを抜け、グランアージュPCPビルまで来たところで見つけました。ベルギー料理のカフェレストランです。

ランチタイムは、週替わりの生パスタランチ750円か、日替わりのお肉ランチ880円、限定のステーキランチプレート1,250円とあります。

オーダーしたのは日替わりのお肉ランチ。今日は「豚ロースのソテー 3種豆のトマトソース」でした。

ご飯はちょっと麦を混ぜてあるのか、たっぷりのレタスとフライドポテトが付け合わせです。豚のロースはハーブの香りでしっかりとソテーしてあります。ソースとの相性もばっちりです。フライドポテトも揚げたてのサクサク。フライドポテトはできるだけ残すようにしていますが、今回はほとんど食べてしまいました。

ご馳走さまでした。

 

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都会の昼食(219) 和彩酒蔵 だるま 焼き魚三点盛り定食 [都会の昼食]

八重洲地下街でも、まだ行ってないお店がいくつもあります。今日は地下街の北端にある和食のお店です。

和彩酒蔵とあるとおり、夕方からは飲み屋さんになると思いますが、昼はお刺身定食や冷しゃぶ定食に加え、とんかつやハンバーグなどバラエティーにとんだランチを揃えたお店です。

このところ肉が多く、魚を食べようと、「焼き魚三点盛り」をオーダーしました。魚は、鮭にサバ、ブリの三種類。塩焼、みそ焼き、照り焼きと、焼き方も変えてあって、これは楽しめます。付け合わせには、ちょっとですが、トロの山かけも付いています。それにお新香で、ご飯に味噌汁です。

お魚は小ぶりですが、それでも3種類ですから食べ応えもありました。鮭の塩加減も程よくて、魚好きな人ならお勧めです。

980円と、なかなかの値段ですが、山かけも付いていて、満足のお魚ランチでした。

 

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Lenovo Flex 3 [ぶつぶつ]

7月11日に注文したLenovo Flex3が届いて1週間になりました。

初期設定も終わり、ネット閲覧やメールなど、一応の作業はできるようになりました。週末には十ノ原へ持ち出し、iPhoneを介してのインターネットの使い勝手も確認できました。

まずは、なかなか良いです。

従来より半分の大きさ、特に重さと薄さが半分になったことのメリットが大きいです。テーブルの上でも片手で動かせます。ACアダプターは小ぶりですが、残念なのは電源ケーブル。ミッキーマウスのような専用の3ピンの端子形状の上、無駄に太く、軽量のFlex3のメリットが半減してしまっています。パソコン本体との接続はUSBに似た形の端子で、直流20V。使いやすい市販のACアダプターはなさそうですね。

パソコン本体の能力はそれなりというレベルで、さすがに仕事に使うのは、ちょっと無理そうです。ソフトの起動も、今までより倍くらい時間がかかりますが、まあ4万円を切るノートですから、仕方ありません。でも、高いお金をかけてMicrosoftのOfficeを入れたのは無駄でした。

別売りでOfficeを買うのと値段はほとんど変わらないので、それなら別売りにして、場合によってはLenovoのE420にもインストールできるようにしておけば良かったです。プレインストール機にしたので、このOfficeを他のパソコンに移すことはできません。これは失敗でした。

Windows 8の使い勝手は、まだ慣れていませんが、今一つですね。マウスなしで画面タッチができるのが最大の売りですが、マウスを使うなら、従来のデスクトップ画面のほうが使いやすく、今のところは起動すると普通のデスクトップが出るようにしてあります。近々Windows 10が発売され、無料でアップデートできるそうですが、調べてみると、Windows 10では従来のデスクトップ型がメインに戻っているようです。

主に家内が使うパソコンなので、まずは慣れてもらうことからです。

ちょっと文字が小さいので、心配です。

 

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都会の昼食(218) bamboo 回鍋肉 [都会の昼食]

大手町ビルにある中華料理のお店です。

最近良く通っている「とんかつのまるや」さんの斜向かいにあります。狭い通路でお弁当を沢山並べて販売しているので、店の入口が分かりにくいですが、中に入るとなかなか広い店内です。

席についてオーダーすると、中国人のお姉さんが、もぞもぞっと何か言ってカウンターの方を指さしていました。後から分かりましたが、スープはご自由にどうぞということでした。

ランチは「牛肉野菜オイスター炒め」が1,000円、「麻婆豆腐」「回鍋肉」「坦々麺」「野菜湯麺」が850円、「ぶっかけご飯(唐揚と麻婆豆腐をご飯にかけたもの)」が800円となっています。選択肢は麻婆豆腐か回鍋肉、ちょっと迷って「回鍋肉」にしました。

熱々の回鍋肉は、キクラゲやキャベツなどの野菜の具が沢山入っていて、少し甘さが強いものの、なかなか美味です。

他の人に習ってカウンターに行き、カップによそってきたスープですが、これはちょっと頂けませんでした。ほとんど味がしません。塩、鳥ガラともに、量を間違ったんじゃないというほど、お湯にモヤシやわかめが浮いている感じでした。回鍋肉が美味しかっただけに、ちょっと残念。

やっぱり東京駅の中華だと、八重洲の「博雅」が一番ですかね。

 

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Kirin Perfect Free [ぶつぶつ]

4月の定期健康診断の結果ですが、あまり良くありませんでした。

期待した血糖値関係では、空腹時血糖が109、HbA1cは5.8で、前回の108と5.7より悪化しています。体重や腹囲も減り、肉や魚中心の食事で心配されたコルステロール値も問題なしだったのに、どうして血糖値が改善しないのか。毎日の歩数も8,000から13,000歩で、加えて週末は20kmもジョギングしているのに、がっかりです。

産業医の先生からは、「糖分を採らないのに血糖値が改善しないのは、肝臓に負担がかかっているからで、休肝日を設けなさい」と言われてしまいました。実際のところ、睡眠時間が短いことが影響していると考えているのですが、それを改善できない以上、次のファクターであるアルコールに行かざるを得ません。それに確かにこのところ、蒸留酒が血糖値を上げないことをいいことに、ウィスキーや焼酎の量が増えておりました。

ということで、しばらく週二日は断酒して、様子を見ることにしました。月曜日と木曜日はアルコールなしです。

以前から、ノンアルコール飲料ならSuntoryの「All Free」が美味しい思ってきましたが、このところ、各社から新しいものが発売されています。色々と飲み比べてみたものの、どれも今一つで、やっぱり「All Free」かと思っていたところ、最近発売されたキリンの「Perfect Free」が、見事第一位の栄冠を勝ち取りました。

ノンアルコールだと、どうしてもきりっとした喉ごし感は得られず、薬臭いような、甘い味がするのはしかたないところですが、この「Perfect Free」だと、ゴクゴクッと最初に一杯飲み干してしまえば、あとはあまり薬臭さを感じずに楽しむことができます。

もちろん、カロリーや糖質はゼロで、しかも、脂肪や糖の吸収を穏やかにするという水溶性食物繊維の「難消化性デキストリン」を5.6gも含んでいるそうです。炭水化物は糖と食物繊維からできていますから、それを制限すると、食物繊維も減ってしまいます。それが補給できるという点もうれしい飲料です。

さあ、これを3ヶ月続けて血糖値の改善がみられるかどうか、チャレンジ開始です。

 

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都会の昼食(217) 九州熱中屋 生姜焼き定食 [都会の昼食]

浜松町に出張です。

昼休みにずれ込んだ会議の後で本社を出たので、すでに13時を回っています。次の会議は14時からなので、急いでランチを済まさなければなりません。なかなか良さそうなお店が見つからず、中には支度中の看板が出ていて、すでにランチが終わっている店もあります。駅から芝大門に向って歩き、国道15号線にぶつかったところで開いている定食屋さんを見つけました。

「九州 熱中屋」とあります。地下に下り、お店に入ったところでランチタイム終了。13時30分です。ギリギリで間に合いました。定食はどれも780円で、「竜田揚げ定食」「胡麻ブリ定食」「鶏天定食」などがありますが、胡麻ブリ定食はすでに終了だそうです。丼物は遠慮しているので問題ありません。前日は鶏肉だったので、「生姜焼き定食」を選びました。

出てきた生姜焼は、メニューの写真とはちょっと違って、こま切れ肉を使っていましたが、脂身は少なく、ちゃんと美味しかったです。やや量が少なかったのは、ランチタイム終了間際だからでしょうか。付け合わせはモヤシとワカメのお浸しと、漬物。お味噌汁は、ちょっと味が薄かったです。

それでも、ギリギリ滑り込みでランチが食べられたので、良しとします。

 

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小布施見にマラソン [十ノ原]

小布施見にマラソン、走ってきました。

7月の三連休の中日、日曜日にあるので、参加しやすい大会です。昨年は7月21日でしたが(小布施見にマラソン当日:2014-07-21)、今年は19日でした。

今回は長男が留守番に来てくれるというので、ベリーはお留守番です。ベリーのいない楽ちんドライブで、10時過ぎに上田に到着しました。心配した台風はすでに熱帯低気圧に変わって日本海に抜けていましたが、天気は雨です。夕食にはステーキで力をつけようと、お肉の品ぞろえが多い上田駅近くのArio(イトーヨーカ堂)でビーフを買い出し、十ノ原へ向かいました。

荷物を下ろし、そのまま小布施へ下って参加エントリーをしました。昨年は「立川談春」さんの落語のチケットが当たったのですが、今回は外れでした。まあ、そんなに毎年金賞が当たるわけがありません。昼食は「富倉屋」さんの蕎麦にし、大笹街道の清水を汲んで、十ノ原へ戻りました。夕食はビーフステーキです。

日曜日は3時半に出発し、指定された駐車場に車を止めて、シャトルバスでスタート地点に向かいました。到着したのは5時でスタート1時間前です。参加者は8,200人、応援の人を加えると小布施町の人口よりも多い人が集まってのお祭り騒ぎです。コスチューム大賞を狙って、変わった衣装やかぶり物で参加している人が沢山いましたが、今回一番人気だったのは「ゴジラ」。重さ20kgもあるそうですが、そのままちゃんと走っていましたからびっくりです。

スタートは6時ちょうど、満員電車のような混み具合で歩きながら進み、スタート地点まで2分半かかりました。スタートゲートを通過すれば皆小走りで走り始めますが、まだ道路一杯にランナーが広がっています。3kmくらいまではかなりの密度で、ペースの遅い人を道路脇から抜きながら進みました。気温は20度くらいで天気は曇りと、絶好のマラソン日よりです。

途中では沢山の町の人がおもてなしの飲み物や食べ物を出してくれ、演奏や拍手で元気づけてくれました。水やフルーツはもちろんですが、美味しいのが「お漬物」。野沢菜漬けや梅きゅうりなど、それぞれの家で手作りしたもので、程よい塩加減で、力が湧いてきました。

さすがに後半は少しペースが落ちましたが、それでもネットタイムは2時間14分51秒でゴール出来ました。昨年より7分も短く、曇りで湿度もそれほど高くなかったのが幸いしました。ゴール地点のおもてなしは、スイカにオレンジ、きゅうり味噌でした。

そう言えば、NHKの「ランスマ」が取材に来ていましたね。9月に放送だそうで、まあ、映ってないでしょうけど、チェックする予定です。スタート地点や千曲川沿いのコースで飛んでいたドローンはNHKかもしれません。

その後は、家内のZunba仲間の人に教えてもらった松代の「大室温泉まきばの湯」を訪れました。内湯も外湯も源泉かけ流しで、少し塩味の塩化物泉で、なかなか良い湯でした。

昼過ぎには十ノ原へ戻り、ビールを飲みながら午後は撮りためたTVドラマを見て、うとうとのんびり過ごしました。

今日は横浜へ戻ります。

ちょうど日曜日に梅雨明けし、33℃の晴れの日が続く予報です。3週間ほど「地界」で我慢し、また「空界」の十ノ原へ来る予定です。

 

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新鮮採れたてコーン [ぺらぺら]

妹が、採れたて新鮮コーンを送ってくれました。お召し上がり説明書には、「まずは生で食べてみてください。」とあります。 がぶりと噛めば甘い汁が飛び散るくらいジューシーです。

いつものように新鮮なうちにご近所におすそ分けすると、

「①茹でる、②レンジでチンする、③包丁でこそげた実をフライパンで炒める、の三通りでどれが一番美味しいか、やってみまーす」と早速調理したミセスK、炒めたのが美味しかったそうです。皆さんに喜んでいただけて良かった。

さあ、我が家もたくさんのとうもろこしを甘いうちに調理して冷凍することに。今回は妹に教わった通り、皮を三枚ほどむいたらヒゲを付けたままレンジで4~5分ほどチンします。冷めたところでヒゲと皮を取りますが、生の時よりスーッとヒゲが取れたのはおもしろかったですね。包丁で芯から実をけずりとりジップロックへ、これならかさばらずに冷凍庫に収まります。

ちょうどキャベツが半分ありましたし、サラダの本を買ったので、コーンたっぷりのコールスローも作ってみました。塩でしんなりしたキャベツの水気を絞るのがなかなかの力仕事でしたが美味しいと言ってもらいました。

生のトウモロコシは初夏しかいただけません。梅仕事はできませんが、唐黍仕事をいたしました、フゥ。 

 

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ふるさと納税 [ぶつぶつ]

世の中には「得する人」と「損する人」がいます。

まるでテレビ番組のようですが、同僚の某君から「ふるさと納税、やってますか?」と聞かれ、調べてみて、びっくりしました。こんな「知っている人はお得」な制度があるとは知りませんでした。

「税」という言葉が付いているだけで、難しくて面倒と拒絶反応する人は多いと思いますが、これ、一度じっくりと調べられた方が良いです。

同僚が教えてくれたのは、以下の2つの点です。

①今年から税金控除される額が2倍になった。(これはちょっと語弊がありますが、まあ控除額が増えて、たくさん納税(寄付)できるようになったということです)

②ある条件を満たせば、確定申告が不要になった。(下の絵は確定申告になっていますが、サラリーマンなら確定申告しなくても良い条件が設定されました)。

ここで長々と説明を読むより、インターネットで「ふるさと納税」とググるだけで、わんさと情報が出てきます。それらをじっくりと読んでみると、「そんなこと、ありかよ」という、言わば、信じられない制度であることが分かります。

お金がある人が得をする、金持ち優遇とも言われますが、正にその通り。でも、心の小さい一般庶民としては、こんなお得な制度を目の当たりにすると、手を出さずにはいられません。年収や家族構成にもよりますが、たとえば年収750万円のサラリーマンで夫婦二人の世帯なら、12万円までが控除対象になります。2千円は自己負担なので、11万8千円は払った寄付金が戻ってくるということです。

何のことだか、まだ、良く分かりませんか? 

払った寄付金の控除額分の税金が安くなる、すなわち、戻ってくると言うことです。所得控除ではなく、税額控除です。

たとえば、今年12万円のふるさと納税をする(寄付金をする)と、来年の地方税から11万8千円が減額され、毎月1万円くらい地方税が安くなるのです。結局、足し引き2千円の負担だけで済むということです。(本当はちょっと正しくなくて、所得税と地方税で扱いが違いますが、戻ってくる税金の額は、このとおりです)

それが、なぜ凄くお得なのかって?

それは、その寄付へのお礼の品というのが、市町村にも寄りますが、だいたい寄付額の2-3割くらいの額に相当する商品だからです。2千円払って、3万円の商品が届くとしたら、それってお得ですよね。たいていは地方の特産品で食べ物が多いですが、中には市町村にある企業の商品を出しているところもあって、雑貨から家電、自転車、貴金属など、わんさかとあります。

応募した人が住んでいる市町村にしてみると、その分の地方税が減ってしまうので困るということでしょうが、高齢化して人口が減り、有力な企業もない地方にしてみると、お礼の品の費用を差し引いても、寄付してもらうことで財政が潤おうということになります。

うーん、結局、お金持ちにとっては、減税と同じ(モノで支給ですが) メリットということですかね。そうすると、税収が減るということなら、全体としては、国や地方が損をしているということでしょうか。財政健全化の趣旨から消費税を値上げしている一方で、お金持ちに還元はけしからんという声もうなずけます。

実際のところ、「ふるさと納税」に手を出すのは、インターネットに良く接続して情報が得られ、大企業に勤めているサラリーマンとなります。そうした人は都市部に多いので、結局、大都市の税収を過疎の地方へ配分する政策と言えば聞こえはいいですが、良くまあ、こんなウルトラCを考え出したものです。

寄付金を受けられない市町村は地方税が減って死活問題になるという話もあり、どこの市町村も知恵を絞ってお得なお礼の品を出しているようです。びっくりしたことに、昨年までは図書券やクオカードなどの金券をお礼にしている市町村があったそうですが、さすがにそれは禁止されています。

お金が戻ってくるまで一年間かかりますから、奥様のタンス預金などのへそくりがあれば、それを活用する手もあります。 

ぜひ、一度ご検討されることをお勧めします。

 

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都会の昼食(216) 好来 豚肉と玉葱の細切り炒め [都会の昼食]

東京と神田の間にある鎌倉橋の交差点にある中華料理のお店です。八重洲側もだいぶ行き尽くしてきて、最近良く出没しています。梅雨の合い間の晴れの日を狙って来てみました。

交差点の角、階段を下りたB1にありますが、地上の入口ではお弁当を販売しながら呼び込みもしているので、すぐに分かります。

定食系のランチは、「レバーの辛味炒め」750円、「とり肉の黒酢味炒め」780円と、オーダーした「豚肉と玉葱の細切り炒め」780円の3種類、それ以外に坦々麺や五目そば、ワンタン、中華丼などがありました。

780円というのは、神田ではかなり上級の値段設定ですが、それに見合うだけの量と味です。5分ほどで、「ええっ!」と思うくらいのボリュームで料理が出てきました。ご飯は少なめにしていますが、それでも茶碗に軽く一杯は盛られています。付け合わせは、定番の玉子スープにザーサイ、杏仁豆腐です。

出来たての料理は、熱々で、野菜はシャキッとした食感、柔らかい豚肉と玉葱の柔らかい旨味に溢れています。

美味ですねぇ。

近くを見ると、土木関係のおじさんが大きな体でがっついています。サラリーマンも外回り系の方が多いようで、中には丼ご飯の大盛りを頼んでいる人もいました。

東京駅八重洲口にある「博雅」と並んで、お勧めの中華です。

 

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家内のパソコン、逝く [ぶつぶつ]

7年ほど前から家内が使ってきたノートパソコンTX65Eが逝きました。

電源を入れるとスピーカーから大きな音がして起動できません。東芝のお客様サービスに連絡をしたところ、修理には基板交換で2-4万円かかるとのこと。インテルのCore2 Duoプロセッサーを積んで、DVDドライブ付き。メモリーも2GBに増強し、当時としてはお値段の割にそれなりに使えるレベルのパソコンにして10万円ちょっとで購入しました。3年ほど前にはOSをWindows 7に変えて頑張ってきましたが(2011-12-08; Windows 7)、さすがに現状ではそんなお金をかけて直すより、買い直したほうが得です。延命治療せず、あえなくご臨終となりました。

急ですが、買い替えなけれなりません。

7年ぶりのノートパソコンです。

TX65Eは性能の割に値段の安いものを選んだこともあって、モニターは大きな15.4インチ、重量は2.8kgと、女性が持ち歩くには重たい機種でした。最近はノートも進化して軽量となり、タブレットとの合いの子のようなものも出ています。

ネットで調べてみると、Lenovoから7月7日に発売されたFlex 3というモデルが目に留まりました。

ディスプレーは小ぶりの11.4インチで、重量は1.4kg。ちょうどTX65Eの半分です。通常のノートブックモードに加え、スタンド、テント、タブレットという使い方ができ、外に持ち出すことも出来そうです。iPhoneのインターネット共有モードを使えば、Wi-Fi環境のない十ノ原や実家でもインターネットが使えます。また、HDMI端子も付いているので、必要なら大きなモニターに繋いで使うこともできます。

DVDのディスクドライブは付いていませんし、メモリーの拡張性もなしで、プロセッサーはインテルのCeleron 2GHzと、重たい仕事には向きませんが、それでも普段使いなら問題ないレベルです。3万円ほど高くなりますが、MicrosoftのOfficeも付けておきました。これで突然の週末の仕事にも対応でき、会社のパソコンを持ち帰る頻度も減らせます。

メーカー直販のみ、クーポンを使って合計70,956円でした。土曜日にポチっとしましたが、今日(水曜日)の夜に届くようです。実営業日2日での出荷は早いですね。

まずは、環境設定からですが、初期ロットでトラブルがないことを祈るばかりです。

 

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わりなき恋 [ぺらぺら]

6月15日、明治座にて女優・作家の岸恵子さんによる朗読劇を観てきました。

LUXAという通販サイトをチェックしていたらこの朗読劇のチケットが目にとまり、迷いに迷った挙句思い切って購入。 一人でお芝居を観にいくのが初めて、明治座へは行ったことがない。でも、岸恵子さんは憧れの女性! きっと素敵なんだろうなあ、あの独特な話し方でご自身の作品をどうやって朗読されるんだろう?! しかも彼女は82歳です。ところが、お歳なんて関係ありませんでした。背中はすっと伸びて、低めではあるけれどヒールを履き、何度もお衣装を替え、ところどころ録音はあったけれどほぼ読み通されました。驚きでした。

「わりなき恋」は岸恵子さんが書かれた大人の恋愛小説です。このときまで私はこの本のことを知りませんでした。が、当日までに本を買って(文庫が出ています)読み、「徹子の部屋」や 「サワコの朝」というトーク番組で前宣伝したので準備は万端! 彼女一人をずーっと目で追い楽しむことができました。パリっぽいピアノの伴奏も素敵でしたし、ミモザの花も印象的でした。

朗読劇が1時間半ほどで終わると、30分の幕間がありそのあとインタビューがありました。

「女は60代からよ! 」

「幸せは美の敵ね! 」(孫に囲まれて穏やかに過ごすのも幸せだけれど、緊張感がないのはおばあちゃんおばあちゃんしちゃうわね)

「尊厳死は認められるべきです」

自分の考えをしっかり持った大人になりたいと思って帰りました。 

 

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