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米国出張 2015第2回 (6) [番外編]

フィッシャーマンズワーフに来たのは18年ぶりでしょうか。

1997年にサンノゼ駐在が終了し、帰国の際に最後に宿泊したのがサンフランシスコでした。ビーチストリートの様子は随分変わっていましたが、子供たちを乗せたケーブルカーの折り返し場で、記憶が戻ってきました。 

ジェファーソンストリートを東に向い、途中の「BOUDIN」でクラムチャウダーの缶詰を購入しました。2個で10ドルとありましたが、レジのおねえちゃんが間違えて5.95ドル2個で打ち込み、1.9ドル損をしていましたが気がつきませんでした。残念。あとはオリーブのオイル漬け。これはワイン通の先輩の勧めで購入しました。食べた後の瓶に別のオリーブやチーズを浸けこんでおくと、何度か味が楽しめるのだそうです。

さらに東に進み、Pier39では海にせり出した突端まで行き、アルカトラズ島を背景に写真を撮ってもらいました。かなり冷たい霧の風が吹いていて、アザラシが昼寝をするというSea Lion Colonyもガラガラでした。

そこでUターンして、ギラデリスクエアまで戻ってきたところで18時30分になりました。少し早目ですが、レストランの「McCormick & Kuleto's」に行くと、ちょうど席が空いたとのことで、すぐに通してくれました。海が望める窓側の席です。

今回のメニューはサンフランシスコに詳しい先輩にお任せです。

ワインは今日訪れたSonomaのMatanzas Creek WineryのSauvignon Blanc、アパタイザはFresh Oysters on the Half Shell 12個とDungeness Crab Cocktailを3人でシェアし、スープはもちろんClam Chowder、メインはPan Seared Sea Scallopsにしました。

冷えたSouvignon Blancで乾杯して、有名店のシーフードコースのスタートです。

ともかく美味だったのが最初の生牡蠣。小粒ですが、これほどクリーミーな牡蠣は記憶にありません。ドロッとしていて牡蠣の味と甘みが口いっぱいに広がり、臭みも全くありません。値段は12個で33.98ドル。一人4粒ですから、一粒350円で1,400円。高価ですが、それに十分に見合う美味しさでした。

もうひとつのクラブカクテルは、ダンジネスクラブの身を取り出して盛ってくれているので、自分でほじる手間がいりません。アパタイザではシュリンプカクテルが有名ですが、カニの旨味は海老に負けません。日本だとワタリガニに近い種類でしょうが、濃いカニの味を堪能しました。

クラムチャウダーは言うまでもありません。貝の旨味をクリームソースで包み込み、熱々のスープで頂きます。量が多いことを心配してカップ6.99ドルにしましたが、食べ終わってみると大き目のボウル7.99ドルでも良かったと、後悔しきりの美味しさでした。

メインの帆立のソテーは、バター風味たっぷりで、添えられたカボチャのすり身の甘みとも良く合っていました。

さすがにフィッシャーマンズワーフの有名店だけのことはあります。美味しいシーフードとワインに満足し、運転手役の同僚には申し訳なかったですが、ほろ酔い気分でホテルまで送ってもらいました。ホテルに到着したのは21時です。

このところ毎日数百歩しか歩いていませんでしたが、今日はSonomaとFisherman's Wharfで11,000歩と、随分歩き、疲れました。

明日は早朝5時15分にタクシーを呼んであります。

寝過ごさないようにして、帰国の途につきます。

 

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