SSブログ

アメリカ出張 (おまけ その1) [ぶつぶつ]

いつも海外出張ではディナーに呼ばれることが多いのですが、今回は週末含めて一人の夕食が多かったです。そうなると、わざわざどこかへ食べに行くより、車もあるし、近くのスーパーでちょっとしたものを買ってきて部屋で食べた方が楽ということで、こんなカップ麺を買ってみました。

ブランド名からすると中国製でしょうか。税別で1ドル39セントですから、まあ日本のカップ麺と似たような値段です。

変わっているのは、お湯ではなく水を入れて電子レンジで3分というところ。最初にスープの粉の袋を開けてドライ麺にかけるところは日本と一緒です。お湯を沸かす時間が節約できるから、合理的ではありますね。

味は、良くある「辛ラーメン」のような味で、そこそこ美味しかったですが、問題は器です。写真では良く分かりませんが、これ、薄っぺらくて、ちょうどヨーグルトが入っているケースのような材質でした。

で、どうなるかというと、当然ながら、チンした後は熱くて持てません。危うくひっくり返してて火傷するところでした。そーっと端をもってテーブルまで移動し、後は、器をもたずに顔を近づけて食べました。

昔マクドナルドのドライブスルーで出したコーヒーがこぼれて火傷になり、マクドナルドが多額の賠償金を払わされたという事件がありましたけど、訴訟社会のアメリカでこうした商品が流通しているのは、ちょっと不思議ですね。

 

ヌードル1.jpg

ヌードル2.jpg


ピーロートの試飲会 [ぶつぶつ]

土曜日は恒例の「ピーロートのワイン試飲会」に、横浜の大さん橋へ行ってきました。

一度顧客になると、年に何度か招待状が送られてきます。招待状のない人でもその場で1,000円を払えば入れたのですが、今回行ってみると入場料が3,000円になっていました。招待状も従来は5人まで入れたのが、今回からは3人に。ちょっとハードルを上げているようです。

確かに、従来は1,000円でワインが飲み放題と勘違いしているお客さんもいたりして、併設している生ハムやチーズの試食に沢山の人が列をなしていましたが、今回は少し人数も減って、その分ゆっくりと試飲することができました。

白は、前回も買ったスペインの「Claudia de Vallformosa」にしました。華やかなマスカットの香りで、食前酒としても良いくらい飲みやすい白です。

赤は、結局あまり気に入ったものがなく、最後の商談の際に飲ませてもらったものから選びました。ちょっと値段の張るものが出てきますが、さすがに美味しいワインばかりです。

一番左は、前回も購入したイタリアの「Ronchedone」の2011年です。さすがにどっしりと濃厚な味でした。その隣は、アルゼンチンから「Rascual TOSO Reserve」の2012年。まだ若いのか、ちょっと刺す様な強いフルボディでした。そしてその横が、シャトームートンが手がけた「Domaine de Baron'arques」。ビンテージイヤーの2010年です。これは素人でも分かる美味しいワインでした。そして一番右がシャネルが契約しているという「Magdalena TOSO」。32という数字は仕込んだバレル数で、その年のブドウの出来に寄って一ケタという年もあるそうです。

結局選んだのはシャトームートン。普通だと1本5000円くらいするそうですが、それが1割引きで、かつ4本の値段で5本届くというキャンペーンでした。これはお得ですね。

何本かはご近所のワイン好きの奥さまにお分けする予定ですが、それでもワインセラーの空きが足りません。

しばらくはワインを飲んでスペースを空けることになりそうです。 

 

ワイン.jpg


都会の昼食(130) 開々亭 野菜あんかけソバ [都会の昼食]

アメリカ出張の番外編で遅くなりましたが、2週間ほど前に行ったお店です。

八重洲にある昔ながら風の中華料理屋さんです。見た目はちょっとですが、なかなか美味でした。

あんかけの中の野菜がシャキッとしていて、手際良く炒めた感じが伝わって来ます。味付けもちょうど。スープと混じらないあんのとろみが野菜炒めのボリュームと熱々さを表しています。

麺も少し細目でしたが、それほど伸びてなく、許容範囲でした。

これで700円なら文句なしです。

 

あんかけ.jpg

開々亭.jpg


アメリカ出張 (8) [番外編]

アメリカ出張も最終日です。

ホテルで簡単な朝食を済ませ、チェックアウトしたのが9時30分。そこから最後の訪問先のお客様まで車で45分です。サンフランシスコ国際空港のすぐそばなので、ルート280→85→101と進んで行きました。

会議も無事終わり、車で10分ほどで空港に着き、レンタカーを返却してからJALのカウンターでチェックイン。1時間ほどサクララウンジで過ごしてから搭乗となりました。

さて、JL001便の食事ですが、まあ80点で、ちゃんと美味しかったです。最初のアパタイザのハムとチーズが一番美味しかったというと失礼ですが、ステーキはミディアムに近いウェルダンで上手に焼けていて肉の旨味も十分なのに、コショウが多すぎという感じでした。料理が出てくるタイミングもちょっと間延びしていたような。でもワインは往きに選んだワラスで、とても満足できました。

映画は、「ダラス・バイヤーズクラブ」「永遠の0」「清州会議」「利休にたずねよ」を見て、「そして父になる」は半分ちょっとのところで時間切れになってしまいました。「ダラス・・・」はさすがにアカデミー賞を獲っただけあって、HIVという重たいテーマを扱いながら、どんなことがあっても生きることをあきらめない主人公の姿をカウボーイにゲイとセックスとドラッグという、アメリカを象徴するような設定で描いていました。とても日本のTVでは放映できないようなシーンばかりでしたが、その中で、人の本性をあぶり出す様な鋭いカットが多かったです。

後の日本の4作品は、どれもなかなか良かったですが、やはりエンターテインメントというと「清州会議」ですかね。さすがに三谷幸喜さんの作品、出演陣も芸達者な人ばかりで、大泉洋 対 役所広司の対決は掛け合い漫才のようで、脇を小日向文世と佐藤浩市が固め、おどろおどろしい役どころには鈴木京香と、面白かったです。福山雅治主演の「そして父になる」は、最後まで見れず、DVDを借りて見直したいところです。

羽田到着は21時35分で、予定の22時25分から50分も早かったのですが、着陸後のTaxingが15分もかかって、搭乗口に到着したのは21時50分でした。荷物をピックアップして通関し、京浜急行に乗れたのは22時15分過ぎでした。

それでも23時までには自宅に着けましたから、はやり羽田は良いと実感した出張でした。

 

woodcrest-bf.jpg

jal001.jpg

JL001映画.jpg


アメリカ出張 (7) [番外編]

月曜日は朝6時半にホテルを出て、ペタルマへ向かいました。

もちろん初めて行く場所ですが、ナビがあるから大丈夫です。こちらのナビはとても良く出来ていて、住所が分かっていれば、それを入力して、あとは言われた通りに走るだけで、最短コースで誘導してくれます。

出てきた距離は91マイル、大体150kmですね。サンフランシスコ湾の西側を通るルート101や280でなく、東側の880に誘導したのは朝の混雑を避けるためでしょう。昔から101の混雑は有名で、片側5車線がびっしりと埋まることもありました。

ナビですが、こちらではGPSと呼びます。おそらくレンタカーにはすべて付いているのではと思いますが、目的地のアドレスを入力してスタートを押すと、どこで曲がるか、どのレーンを走るか、適当なタイミングでアナウンスしてくれます。画面の大きさは名刺くらいですから、とても今時の日本のナビとは比べ物になりませんが、その分機能が限られていて、使いやすい印象です。

町中では、時々「合法的ならUターン」という言葉が飛び出してきます。アメリカの道路は幅が広いこともあって、Uターンを多用します。でも、交差点によってはUターン禁止の場所があって、いちいちナビがアラートしてくれるという訳です。原則、赤信号でも右折(右側通行なので、対向車とは交わらない方向です)はOKというのが日本とは違いますね。赤信号で止まっていて、後ろからクラクションを鳴らされることが何度かありました。

運転を始めて半日もすれば、だいたい慣れてきます。右側通行と言っても左ハンドルなので、それほど違和感はありませんし、なによりジュリエッタのワイパーやウィンカーが日本車と左右逆でアメリカ仕様と同じだったので、角を曲がる度にワイパーが動くということはありませんでした。

ともかくアメリカでは、少し大きな道路は高速道路のようなものですから、流れていれば150kmでも1時間半ほどで着くから驚きです。日本では平均速度100kmというのはまず無理ですが、こちらは空いていると一定の速度しかも70マイル/時(112km/時)くらいで流れるので、そんなものです。

途中の「リッチモンド・サン・ラファエル橋」は5ドルの有料道路ですが、黙っていたらレシートをくれません。もちろん催促して印刷してもらいましたが、ほとんどの人は不要なものなので、原則出さないというのも合理的です。

予定通り1時間45分で到着し、9時から11時半まで会議、その後同じルートでサンノゼまで戻ってから遅めの昼食をとり、オフィスで15時から17時まで会議。他のベルギーからのメンバーはウェルカムパーティーに出かけましたが、私は日本の上司からホテル待機の命令が出て、別行動になりました。

西海岸だと、ちょうど17時になると日本が9時の始業時間で、仕事に参加出来てしまいます。日曜日は月曜日の300kmのドライブを理由に早目に開放してもらいましたが、火曜日のお客様訪問は11時からとばれているので、夜半までしっかり付き合わされました。株主総会のシーズンですし、資料作成にバタバタしています。

有難かったのは帰国のJL001便にはWiFiサービスがなかったこと。これで機内まで仕事に追いかけられることはなく、ゆっくりと食事と映画を楽しめます。

 

ペタルマ地図.jpg

GPS.jpg


アメリカ出張 (6) [番外編]

さて、サンフランシスコで過ごした週末ですが、土曜日は空港からそのまま東に30マイルほどいったところにある「Livermore Premium Outlets」というモールに行き、お土産を買いました。

狙っていたのはTUMIのアウトレットショップで、随分とくたびれてきた普段使いのブリーフケースを買い直しました。革製品はあまりストックがなく、あきらめかけた所で、運よく良さげなフリップタイプの鞄を見つけ購入しました。後は子供たちのリクエストのアバクロ(Abercrombie & Fitch)のパーカーとシャツに、家内にはDooney & Bourkeのお財布など、1時間程うろうろして買い周りました。

最近社内で海外出張中に車上荒らしにあってパソコンなど貴重品を盗まれる事例があり、週末にショッピングモールでそんな失態をやらかした場合には会社で何と言われるか分かりません。肩からパソコンの入った書類バッグを提げ、両手には買った荷物のバッグを抱えてのうろうろショッピングで、結構大変でした。でも帰り際に良く見てみると、パトカーが何台も駐車場を回っていて、おそらく車上荒らしの対策なのだろうと思います。こうした対応はアメリカは素早いですね。モールの客足が遠のくことがないように警察まで出てくるのはアメリカならではです。

その後、サンノゼのホテルまで40マイルをドライブして、ホテルに入ったのが16時半頃でした。夕食は一人だったので、近くのスーパーマーケットでチキンサラダとビールを買ってきて済ませました。

翌日曜日は、昔訪れたLos Gatosの朝市に行ってみました。

サンノゼから南に10マイルほどのところにある小さな町で、家族で訪れて1つ1ドルの生ガキを沢山食べた思い出があります。ぐるっと一周してみましたが、野菜やジャム、ハチミツなどのお店はたくさん出ていたものの、生ガキのお店はなく、残念ながら空振りでした。朝早かったので霧がでて肌寒い気温でしたが、もう少し時間がたつと、大道芸人がパフォーマンスをして人だかりができるようなマーケットでした。懐かしいですね。

その後、サンノゼの南にあるGilroyにあるモールに行ってみました。

ここも家族で何度か訪れたところです。20年前と変わらない様子で、昼頃になると、結構なにぎわいになっていました。ちょっと買い物をしてから再びサンノゼに戻り、今度は昔住んでいた借家を見に行きました。シンボルツリーはびわの木で、夏には沢山実が落ちて大変でしたが、今は別の木に植え替えられていました。さらには、良く行った近くのスタバに寄ったりして、懐かしい20年前の思い出に浸った一日でした。

月曜日は2時間かけてペタルマという、ワインで有名なパナバレーの近くの町まで移動し、会議です。すぐにサンノゼまでとんぼ返りですから、往復で300km近くを走ることになります。居眠り運転しないように、ゆっくり眠らないといけません。

 

tumi.jpg

freemarket1.jpg

freemarket2.jpg

chalen.jpg

スタバ.jpg


アメリカ出張 (5) [番外編]

アトランタからサンフランシスコへ向かったデルタ航空の様子です。

本来ならJALと同じグループのAmericanで飛べばマイルも付いたのですが、適当な便がなく、デルタとなりました。でも、そのサービスの徹底ぶりはJALも学ぶべき点があるように思いました。

まずチェックインですが、すべて機械で、乗客自身が画面タッチで入力して搭乗手続きを行います。最初に言語を選択するので、英語が分からない人も問題ありません。

パスポートを差し込むと自動的に情報を読み込んで、予約した便の情報が出てきます。乗る便を確認し、座席や預ける荷物の数などの入力をすれば、搭乗券が出てきます。何も無ければ2-3分で終わりです。今回は預ける荷物があったので、荷物ありと入力すると、なんと25ドルの請求が。その場でクレジッドカードで精算し、その後、人のいるカウンターで荷物を預け、引き換えのタグを搭乗券に貼ってもらい終了です。それでも5分くらいですね。

ここのポイントはチェックインの機械の数です。おそらく50台以上あったでしょうか、待つことがないので、ストレスがありません。JALだと綺麗なお姉さんがニコッとしてくれるものの、かなり待つこともありますね。サービスの本質は何か、実はサンフランシスコのレンタカーHertzでも感じたことなので、また別の機会にお話ししましょう。

また、預ける荷物の料金を取るのも、その分チケットが安くなっているなら納得感があります。後から見ていると、かなり大きな荷物を機内に持ち込もうとしてCAに止められ、その場で荷物室へ入れてもらっている人もいました。この場合だと追加料金はかからないのかもしれません。

搭乗口では、何度も、ビジネスクラスに空きがあるので、アップグレードしませんかというアナウンスが流れてました。どのくらい追加料金を払うのか分かりませんでしたが、乗ってみると席の幅やサービスがだいぶ違うようでした。国内線といっても、しっかり差をつけて、客単価を上げる努力は見事です。

さて機内ですが、席はドアのすぐ後ろで、前方が通路でしたので、足元は広々で快適でした。3人掛けの横も空席だったので、心配した身動きが取れないということはなかったのですが、今回、狭いエコノミー席のために用意した秘策というのが、ブルーツゥースで繋ぐワイヤレスのイヤフォンです。ソニーのノイズキャンセル付きワイヤレスMDR-EX31BNで、相手となる発信機はBuffaloのBSHSBT02BKです。これを座席の肘掛にあるイヤフォンジャックに差し込むと、無線で音楽が飛んできてイヤフォンで聞ける仕組みです。

実は、日本ではまだ駄目なのですが、アメリカでは昨年の11月から原則すべての国内線の旅客機内で小型電子機器PDAの使用が常時認められて、離着陸時でも電源を切らなくても良くなりました。そしてその中にはブルーツゥースのような狭い範囲のワイヤレスイヤフォンも含まれています。日本でも離陸後のWiFiサービスが始まっていますから、そのうち、同じようになるでしょう。

で、使ってみたのですけど、これはかなり便利です。携帯のイヤフォンで胸のポケットにでも携帯が入れてあるなら別ですけど、そうでなければ体が何かと線でつながっている不自由さから解放される喜びはかなりのインパクトがあります。特に長時間で体勢の崩れる国際線はなおさらです。KDさん、お願いします。

番組はというと、予想に反して何と日本語の映画がずらり並んでいました。これはラッキーと思いきや、画面の大きさは大きなタブレットくらいで、解像度が悪く、そしてなんと1本の映画が6ドルという高価格に一気に萎えてしまいました。これは私が思うに、前述のようにPDAが自由に使えるようになり、各自がタブレットに映画やテレビをダウンロードして来て、わざわざ機内で選んで見る人がいないからでしょう。ニーズがないのだから、当然価格は高くなります。設備投資も出来ないし、まあ、消えていく運命でしょう。

ブルーツゥースは使えることが分かったので、あとはiPhoneに切り替えて、ずーっとJ-Popを聞きながら過ごしました。

途中で出てくるサービスは、5時間を越えるフライトながら、ソフトドリンクとピーナッツのみ。もちろん、お金を払えばアルコールも出てきます。驚いたのが、何とビジネスクラスで余った食事をエコノミー席で8ドルで販売していたこと。なんとかチキンが4つ、サラダなんとかが3つとか機内放送し、その後ドリンクと一緒に売り歩きます。前方の席から回っていきますから、早い者勝ちで、すぐになくなっていたようです。余らせても次の便で使えるわけではないし、合理的です。

なるほど、アメリカでChapter 11を経験し、一緒に倒産したノースウェストと合併して再生、今や世界で第三位の規模になった航空会社の逞しさを感じたフライトでした。

さて、サンフランシスコに20分遅れて到着し、その後レンタカーを借りて、空港を後にしました。

週末は色々あったのですけど、まあ無事に過ぎ、月曜日の朝はサンフランシスコの北にあるペタルマという町まで2時間のドライブです。初めての町ですが、レンタカーにはナビが付いているので大丈夫。

こっちのナビ、これがまた凄いんです。

 

青歯.jpg

デルタ画面.jpg

デルタサービス.jpg


アメリカ出張 (4) [番外編]

木曜日は朝からずーっと会議です。ランチもサンドイッチをつまみながらの密度の濃い会議でしたが、それもそのはず、定刻の17時半で終了して、皆でオフィシャルディナーへ出かけるためです。

向ったのは車で10分ほどのところにある「Pappadeaux Seafood Kitchen」というお店。入口には大きなロブスターが入った水槽やサーモンの切り身が並んだ冷凍ケースが並んでいます。

まずはビールで乾杯です。ベルギーからの参加者が多かったので「Fat Tire」というベルギーの新着ビールになりました。グラスは、手首に力を入れないと持てないような大きさです。

皆でシェアしたオードブルは、チキンフライにサーモン、エビや野菜が入ったグラタンソースが盛り付けてあるプレートです。チキンの下の焼きそばみたいのは千切りしたポテトのフライです。アメリカのこうした大きなプレートの料理は、さぞかし大雑把な味だろうと思われるかもしれませんが、さにあらず、なかなか繊細な美味しい料理でした。サーモンは中がレアでフワフワ、グラタンソースもチーズと生クリームがたっぷりでパンに載せて食べると止まらない美味しさ。チキンフライもスパイスが良く効いていて、ビールのつまみにぴったりでした。

メインはそれぞれ好きなものをオーダーしたのですが、私は「Steamed Maine Lobster & Mussels」にしました。「Jumpo Sea Scallops & Shrimp」と迷いましたが、やはりアメリカならロブスターだろうとこっちにしました。出てきたプレートはムール貝が山盛りで、少し横にどけてから写真を撮りました。見た目は凄いですが、貝殻がかさばっているので、貝の中身を食べながら殻をどけてゆくと、現れたロブスターはそれほどの大きさではありません。でも味つけはオリーブオイルと白ワインで、身はプリプリ、付け合わせはポテトとブロッコリーで、量も適当で美味しい料理でした。

その後、直径50cmは優に超える大きなプレート一杯にデザートを載せてきて、一つ一つ説明してくれましたが、さすがにこちらはパスしました。でも、アメリカ人は食べるんですね。習慣なのかどうか、どんなにお腹一杯のメインディッシュを食べた後でも、甘いものをオーダーしていました。

さて、あと一日会議をすればアトランタでの仕事は終わりです。

土曜日の朝6時にはリムジンが迎えに来てホテルから空港へ行き、8時15分発のデルタでサンフランシスコへ向かいます。5時間を越えるフライトで、しかもエコノミーですから、JALのように映画三昧という訳にも行きません。窓際だし、隣りに大きな外人さんが座られたら、身動きが取れないかもしれません。

ということで、ちょっと秘策を練ってきたのですが、上手く行くかどうか。

 

pappadeaux.jpg

fat-tire.jpg

オードブル.jpg

ロブスター&ムール.jpg

デザートプレート.jpg


アメリカ出張 (3) [番外編]

食事に続いての定番は、映画三昧です。

アカデミー賞の季節とあって、なかなか力作が目白押しです。すでに映画館で見た「ゼロ・グラビティ」は除外し、見たのは

「ホビット 竜に奪われた王国 155分」「それでも夜は明ける 135分」「武士の献立 121分」「大脱出 116分」「もらとりあむタマ子 78分」

の5作品でした。今回は長い映画が多いのと、最初のホビットで小一時間寝てしまい見直したこともあって、いつもよりはちょっと少ない本数でした。最後のタマ子は前田敦子ちゃんが主演で、何となーく見ても見なくても良かった映画ですが、ちょうどオヘア空港の駐機場に停まったところでエンドフリップが流れるという、ドンピシャの長さだったのが気持ち良かったです。

アカデミー作品賞の「それでも・・」はさすがに重たい映画でしたが、予想外だったのは「大脱出」。シルベスター・スタローンにアーノルド・シュワルツネッガーという往年の布陣で息もつかせぬ展開で面白かったです。まあ、どちらもどんなことがあっても死なない設定ですから、安心して見ていられます。

他には、アカデミー主演男優・助演男優賞を取った「ダラス・バイヤーズクラブ」に実話の「キャプテン・フィリップス」、邦画では「永遠の0」「清州会議」「利休に尋ねよ」とあって、これらは帰国便で見る予定です。でもこちらも2時間越えが4本もあるので、見きれないかもしれません。

4月になるとこれに「アナと雪の女王」や「LIFE!」、「小さいおうち」が加わるというのだからびっくりです。

最近のJALは、食事だけじゃなくて映画も凄いんですねぇ。

さて、食事と映画を満喫してシカゴに到着したのが定刻の15分遅れの9時ちょうど。成田の出発機の混雑が最後まで影響してしまいました。

今回は訳あって大きなスーツケースで来たので、入国審査の後で荷物をピックアップし、乗り継ぎのアメリカンに預けてから、約3時間の待ち合わせでアメリカンに乗り、アトランタに着いたのが15時15分。さらに予約したリムジンでホテルまで1時間。ホテルの部屋に入ったのが16時30分でした。

やはり24時間コースですが、疲れているのは映画を見て寝ていないからで、文句はありません。

 

JAL映画往き.jpg


紀伊長島から干物 [ぺらぺら]

熊野へ旅行中の妹から干物が届きました。「海産まる葉」さんの鯵、さんま、かます、鯖、鰯!

早速、鰯のみりん干しをあぶっていただきました。

ちょうどよい味加減、産地で実際に味見して送ってくれるものははずさないですね。 

お天気が悪く、熊野古道は断念したそうな・・・・・ 

 

ひもの.jpg


アメリカ出張 (2) [番外編]

さて、お決まりのJAL機内食の食べ比べです。

今回は満点でしたね。最初のウェルカムドリンクが出てくるのが少し遅かったけど、後の料理は外れなしでした。

アミューズは空豆と竹の子の葛寄せにタコのシェノベーゼ、オードブルがホロホロ鳥のスモークサラダ、メインは和牛サーロインのグリーンペッパーソース、そしてデザートがマスカルポーネのムースでした。

いつも気になるステーキの焼き加減は、ちゃんとミディアムで肉も軟らかく、切って軽く肉汁が出るのは久しくなかったことです。ワインはオーストラリア、グレッツァーの「WALLAS」が濃厚な中にチェリーの香りで、ステーキに良く合いました。

大変美味しくいただきました。

着陸前の軽食はセットメニューの「フミコの洋食」を選びました。

メインは車海老とズッキーニのピスタチオカレーにオレンジとニンジンのムースリーヌ、デザートはフロマージュ・ブランとフレッシュハーブのブランマンジェです。メインの付き合わせのポテトやカリフラワーも美味でした。

前回のパリ便の「マグロのタルタル」も素晴らしかったし、

KD君、お見事!

これで帰りのサンフランシスコ発JL001便が楽しみになりました。前回は今一つでしたから、リベンジ期待しています。

 

アミューズ.jpg

オードブル.jpg

ステーキ.jpg

フミコ.jpg


アメリカ出張 (1) [番外編]

今日からアメリカへ出張です。

今回は土日を挟んで東と西に3泊づつ。週末を懐かしいカリフォルニアで過ごせるので、仕事とはいえ、ほとんど皆さんのヒンシュクを買いに行くような旅程です。内容はおいおいご報告するとして、どうせヒンシュクを買うなら、最初からということで、朝の9時からラウンジでビールです。

では、行ってまいります。

 

ビール.jpg

チケット.jpg


都会の昼食(129) ねぎし 白たん ねぎしセット [都会の昼食]

今日はちょっと豪華です。 

八重洲地下街にあって、以前から目をつけていたものの、値段が高いし、いつも混雑して入れなかった牛タン専門店です。少し早目のランチにして11時45分くらいに到着しても入れたことはありません。

今回は出張に合わせて11時30分に来てみたら半分くらい席が空いていたので、これ幸いとトライしてみました。

名前のとおり、メニューは牛タンで、しかもほとんどで1,000円以上でしたが、最近は鶏のジューシー焼きやアンデス高原豚など、少し安めのメニューも加えているようです。

オーダーしたのは定番らしい「ねぎしセット」で、なんと1,280円。薄切りながら大き目の白タンが5切れ、山芋のとろろに牛タンスープ、お漬物に麦飯のセットです。お肉を1.6倍の8枚にすると1,860円と痺れる値段にアップします。白タンというのは舌の先の近くで柔らかい部位だそうで、赤タンという根元に近い部位の赤身肉の定食は、少し安めの1,000円です。

通されたカウンター席は厨房を取り囲むようにあるので、中でお兄さんが網の上に次から次に切り身を並べてトングで押さえながら焼いていく様子が分かります。

出てきたお肉は、もちろん焼きたてで柔らかく、旨味もぎっしり。とろろ麦飯との相性もばっちりでした。スープもごろっとしたタンの塊が入っていて、ネギと合わせて、これまた美味でした。

大台越えの1,280円。頻繁に通うのは無理ですが、さすがのお味に満足しました。

 

ねぎしセット.jpg

ねぎし.jpg


そば対決 [十ノ原]

翌日は、朝食後に別荘地内を散歩してから後片付けをし、10時半過ぎに出発しました。

「草笛」のおそばがちょっと残念だったので、真田町のいつもの「福田」に寄って帰ることにしました。こちらは十割そばで、つなぎな無いので、麺は細かく切れてはいますが、やっぱりこちらのほうが美味しかったですね。浸け汁も好みの加減。天ぷら盛り合わせも、二人に合わせて盛り付けてくれる気遣いもうれしいです。好みもあるでしょうが、我が家にはこちらの圧勝でした。

その後上田菅平IC近くの産直販売所で野菜や玉子を買い込み、12時には関越道に乗りました。往きと逆のルートで、鶴ヶ島JCTから圏央道に入り、帰って来ました。

途中の一般道も含め渋滞もなく、高速の2回の休憩と、獣医さんに寄ってベリーの薬、さらにKYリカーで消費税アップ前にお酒の調達と、色々と用事をすませても16時には自宅に戻って来ました。暖かかったこともあり、ジュリエッタ嬢を綺麗に洗車してあげる時間も取れました。

これは使える新ルートになりそうです。

 

福田そば.jpg

福田てんぷら.jpg


圏央道で十ノ原へ [十ノ原]

久しぶりに十ノ原へ出かけました。

今年は例年になく寒さと雪が多いですし、2月に長男が友人を連れて訪れた後の様子を確認するためです。それに今年の6月には圏央道が海老名ICまで繋がります。海老名ICまでは自宅から30分くらいですから、従来の東京を抜けて練馬から関越道に乗るコースと比べて30分は短縮できると予想しています。何より、混雑する都心や関越道の練馬-川越を走らなくても良くなるので、精神的にも楽になります。このルートの確認ももう一つの目的です。

今回はまだ未完成の相模原愛川ICから高尾山ICまでは一般道を走りましたが、それでも自宅を6時45分に出て、上田市内まで、ちょうど4時間でした。6月以降はさらに早くなりますね。

昼食に訪れたの「草笛」というお蕎麦屋さんです。以前一度来たことがありますが、すごい混雑であきらめたことがありました。長男が2月に来て、あまりの美味しさに2日連続で訪れたと聞き、今回訪問してみました。

開店が11時だったので、先頭に並んで10分ほど待ちましたが、あっという間に行列が出来ました。開店と同時に数十人は入るお店の半分が埋まった感じです。オーダーしたのは「ざるそば」二つと、「天麩羅の盛り合わせ」です。

うーん、確かに蕎麦粉七割で繋ぎが多く、冷たい水で良く締めたお蕎麦は喉越しが良かったですね。ただ、浸け汁がちょっと甘過ぎでした。そういえば同じ上田市内のお蕎麦屋さん「やぐら亭」さんも同じような味付けでしたね。「刀屋」さんや「福田」さんはもう少し抑えた甘みで、我が家はそちらが好みです。長男に早速メールすると「ジェネレーションギャップ」と一蹴されましたけど。

その後、カインズでベリーのおやつなどを買い、こちらも久しぶりの坂城町の「びんぐしの湯」に行きました。土曜日の昼過ぎで、空き空きの湯船や露天を堪能しました。軽く硫黄臭がして、上山田温泉、別所温泉と似た泉質で、体の芯からほぐれます。本当にここは良いお湯です。

その後、TSURUYAさんで夕食とビールを買い込み、十ノ原へ登りました。別荘地内も路面に雪はありませんでしたが、除雪で出来た両側の雪の壁は、かなりの高さです。場所によっては身長の2倍以上もあります。

心配した水回りも問題はなく、雨戸を開けて部屋の空気を入れ替え、軽く掃除をしてから、大笹街道の峰の原の先から汲んで来た湧水でコーヒーを入れ、こたつでゆっくりと過ごしました。

寒いとはいえ、さすがに三月半ば、夕方には部屋の中も暖まって、快適でした。

 

草笛.jpg

草笛そば.jpg

別荘雪.jpg