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アメリカ出張 (7) [番外編]

月曜日は朝6時半にホテルを出て、ペタルマへ向かいました。

もちろん初めて行く場所ですが、ナビがあるから大丈夫です。こちらのナビはとても良く出来ていて、住所が分かっていれば、それを入力して、あとは言われた通りに走るだけで、最短コースで誘導してくれます。

出てきた距離は91マイル、大体150kmですね。サンフランシスコ湾の西側を通るルート101や280でなく、東側の880に誘導したのは朝の混雑を避けるためでしょう。昔から101の混雑は有名で、片側5車線がびっしりと埋まることもありました。

ナビですが、こちらではGPSと呼びます。おそらくレンタカーにはすべて付いているのではと思いますが、目的地のアドレスを入力してスタートを押すと、どこで曲がるか、どのレーンを走るか、適当なタイミングでアナウンスしてくれます。画面の大きさは名刺くらいですから、とても今時の日本のナビとは比べ物になりませんが、その分機能が限られていて、使いやすい印象です。

町中では、時々「合法的ならUターン」という言葉が飛び出してきます。アメリカの道路は幅が広いこともあって、Uターンを多用します。でも、交差点によってはUターン禁止の場所があって、いちいちナビがアラートしてくれるという訳です。原則、赤信号でも右折(右側通行なので、対向車とは交わらない方向です)はOKというのが日本とは違いますね。赤信号で止まっていて、後ろからクラクションを鳴らされることが何度かありました。

運転を始めて半日もすれば、だいたい慣れてきます。右側通行と言っても左ハンドルなので、それほど違和感はありませんし、なによりジュリエッタのワイパーやウィンカーが日本車と左右逆でアメリカ仕様と同じだったので、角を曲がる度にワイパーが動くということはありませんでした。

ともかくアメリカでは、少し大きな道路は高速道路のようなものですから、流れていれば150kmでも1時間半ほどで着くから驚きです。日本では平均速度100kmというのはまず無理ですが、こちらは空いていると一定の速度しかも70マイル/時(112km/時)くらいで流れるので、そんなものです。

途中の「リッチモンド・サン・ラファエル橋」は5ドルの有料道路ですが、黙っていたらレシートをくれません。もちろん催促して印刷してもらいましたが、ほとんどの人は不要なものなので、原則出さないというのも合理的です。

予定通り1時間45分で到着し、9時から11時半まで会議、その後同じルートでサンノゼまで戻ってから遅めの昼食をとり、オフィスで15時から17時まで会議。他のベルギーからのメンバーはウェルカムパーティーに出かけましたが、私は日本の上司からホテル待機の命令が出て、別行動になりました。

西海岸だと、ちょうど17時になると日本が9時の始業時間で、仕事に参加出来てしまいます。日曜日は月曜日の300kmのドライブを理由に早目に開放してもらいましたが、火曜日のお客様訪問は11時からとばれているので、夜半までしっかり付き合わされました。株主総会のシーズンですし、資料作成にバタバタしています。

有難かったのは帰国のJL001便にはWiFiサービスがなかったこと。これで機内まで仕事に追いかけられることはなく、ゆっくりと食事と映画を楽しめます。

 

ペタルマ地図.jpg

GPS.jpg


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