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クラフトフェア 松本 [十ノ原]

土曜日に十ノ原でテレビを見ていると、NHKのニュースで「クラフトフェア松本」の紹介をしていた。

こうした催しに目がない家内が、さっそく行きたいと言い出し、日曜日は温泉立ち寄りをやめて、松本経由で帰ることにした。十ノ原を9時に出て、上田市内を抜け、平井寺トンネルから254号線に入り、三才山トンネルを通って松本まで700円、1時間半だ。

会場の「あがたの森公園」をナビに入れて向かったのだが、会場には駐車場はなく、通過して市内をぐるぐると周回しながらコインパーキングを探した。すでに近くの駐車場はどこも満車で空いていない。結局1kmほど離れた場所に空きを見つけて車を停め、ベリーを連れて会場まで歩くことにした。

丁度昼前で天気も良く、暑い中で、なかなかの重労働だ。ベリーも暑かったのか、途中で見つけた湧水が気に入って、あふれ出た水を飲み、しばらく離れなかった。

会場の「あがたの森公園」は、旧制松本高等学校の跡地で、300m×400mくらいの広さがある。その中の池を囲うように何十ものテントが並び、木工、陶磁器、ガラス、彫金、革、織物など、たくさんの手作り作品の店が作品を並べている。すごい人出だ。途中からは歩き疲れたベリーを抱き上げて、まずはどんな店があるのか一周することにした。

こうしたクラフト展は、手作りの一品を並べているので、売り切り御免が原則だ。僕らのように、まずは全体を見てから決めようと思っていると、一周してきた時にはすでに売れていて時遅しとなる。慣れた人は値段の相場も分っているし、気に入ったお店を目当てに上手に買い物ができるのだろうが、素人にはその決断が難しい。

興味は大皿とグラスだったので、陶磁器のお店を中心に見て回ったが、一周するだけで1時間もかかってしまった。 

結局、最初に家内が気に入ったお店が、やっぱり一番の好みだった。グラスとお皿を買うつもりだったのだが、お皿は売れていて買いそびれてしまった。手に入れたのは、粉引のカップで、涼しげな青い葉っぱや花をあしらっている。1つ2200円だ。この「安見工房」はご夫婦とも工芸家で、ご主人がろくろを回し、奥様が絵付けをされている。薄手の粉引らしく、手にした時のやさしい肌触りと、絵柄の間合いが素敵だ。お皿は食材を盛り付けても地味にならず、強く主張せず、丁度良いセンスを感じさせる。ぜひ、来年は初日に来て作品を見せてもらうつもりだ。

会場では人混みのせいもあって抱き上げたベリーだが、会場から駐車場までの往復2kmは良く歩いてくれた。

その後、帰り道で見つけた田楽屋さんでお昼をとり、14時半に松本を後にした。帰りは中央高速を通って高井戸ICまで約200kmを4時間半と、渋滞に巻き込まれて閉口した。特に事故渋滞でもなく、行楽地からの帰宅ラッシュだろうから、いつものことなのだろう。

高井戸からは環状八号線で第三京浜に入り、帰宅したのは19時半だった。 

 

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