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小布施散策 [十ノ原]

第2日目の5月1日は小布施に行くことにした。お目当てはワイン、スイーツ、温泉だ。

まずは大笹街道を須坂に下り、田中本家資料館を散策する。ちょうど須坂市のはずれにあって、大笹街道に面したところにある。旧豪商の邸宅が改修されて資料館になっているのだ。入場料は700円とそれなりの値段だが、江戸時代から続く豪商の暮らしぶりが良く分かる。場内の桜は終わってしまっていたが、八重の枝垂桜がちょうど見ごろだった。

その後、小布施に向かい、小布施ワイナリーを訪れた。今まで道路に看板があることは知っていたが、訪れたのは初めてだ。長野県の中ではもっとも古い1888年からワイン作りをしている須高地区にあり、その中でもフラッグシップワイナリーだそうだ。道路からずいぶんと離れたところにあり、駐車場から歩いていかなければならないためにバスツアーなども断っているらしい。ブログには載せてほしくないとのことだったので、詳細は書かないが、なかなかしっかりとした味のワインだった。2000円なら良いだろうと、1本買ってきた。

昼は小布施の中心地に戻り、町営の駐車場に車を止めて昼食にした。前日食べ過ぎたこともあって、名物の栗御膳は遠慮し、お目当ての栗の木テラスの隣にある小さな喫茶店でカレーを食べた。700円でサラダ付き、たまねぎの甘みの強いカレールーにたっぷりのキノコが入っていて、美味しかった。

その後、隣の栗の木テラスでスイーツを食べた。前回家内が友人と訪れた時には大変な混雑で諦めたそうだが、今回はゴールデンウィークとは言え平日で、天気もそれほど良くなかったからか、10分ほどの待ち時間で入ることが出来た。ここの名物は栗を使ったモンブランと紅茶だ。モンブランは中心のクリームの中にスポンジが入っていて、周囲の栗の甘さと相まって、美味しい。紅茶やコーヒーはポットに入ってサーブされ、ポットには保温カバーも掛けられる。ゆっくりどうぞという心遣いだ。

そして最後に小布施の山あいにあるおぶせ温泉の「穴観音の湯」へ行った。ここは弱い硫黄を含むカルシウムナトリウム泉だ。眺めも良く、晴れていれば妙高山や黒姫山など北信五岳が見渡せる。露天風呂はやや温めだが、その分ゆっくりと入って、疲れを癒すことができる。十ノ原に近い温泉の中では五指に入る大好きな温泉の一つだ。

その後、須坂のTSURUYAで晩の食材を買い込んだ。今日はワインを開けるので、フランスパンにチーズで、あとは菅平にある「ちょっと屋」さんでフライを調達して完了だ。

いよいよ明日は家内の実家がある三重に向かう。

長男がレンタカーを借りて十ノ原に残り、後輩や友人と過ごす予定なので、別荘の後始末の面倒はない。

 

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