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春のTVは激戦 [ぶつぶつ]

オダギリジョー主演のテレビドラマが打ち切りになるらしい。

オダギリジョーといえば日本を代表する俳優の一人だし、番組が以前の他局のドラマと似ていると脚本家からクレームがついたという失点があるにしても、打ちきりとは厳しい。

素人ながら、定期的にTV番組を録画している僕に言わせてもらえば、今年の春は激戦なのだ。

毎回春、夏、秋、冬とシーズン毎に新ドラマが始まると一応チェックを入れて、面白そうなものは全話録画して、CMを消してから一枚のブルーレイに整理して保管している。家内に言わせると「そんなものをいつ見るのだ。時間の無駄だ」となるし、確かに録画したものの一話も見ていないドラマもあるのだが、まあ、趣味なのだ。何かの機会に見たくなるかもしれないし、将来暇になったら、時間潰しにはなるだろう。

その経験から言わせてもらうと、今年の冬ドラマは不作だった。幾つか毎週録画にしてスタートしたのだが、結局最後まで見たくて、録画してブルーレイにまとめたのは、ラッキーセブンとストロベリーナイトの2本だけだった。

それに対して、この春は、鍵のかかった部屋、ATARU、三毛猫ホームズの推理、リーガルハイ、Answer、もう一度君にプロポーズ、の6本がすでに当確で、途中まで録画したものの整理する手間が多すぎでやめたのが、37歳で医者になった僕、カエルの王女さま、の2本だから、えらい違いだ。やめた2本も草なぎ剛と天海祐希というトップ俳優の主演だから、つまらないというほどでもない。録画の整理とダビングの手間を考えてやめたのだ。オダギリジョーだって、僕は録画対象にしなかったが、さもありなんということだろう。今回に限って言えば、視聴率ランキング第2位の中居君主演のATARUとバッティングしたのだ最大の敗因なのだ。

このところTVドラマ不況と言われてきたが、2011年秋の「家政婦のミタ」の最終回が視聴率40%という凄い数字を叩き出して以来、どの局も視聴率に敏感なのだ。

でも、視聴率というのもそれほどあてにならない。

なぜなら最近はビデオレコーダーに録画してから後で見る人が多いから、その時にどのチャンネルを見ていたかと、その人がその時間の他局の番組を見なかったかは一致しないし、そうした視聴のされ方では、低めの数字が出てしまう。下の表を見ても2011年の秋の視聴率は全体に高いが、2012年の冬と春はそれほど差がないし、むしろ春のほうが全体に低調にも見える。

怪しげな数字であったとしても「視聴率」でしか、売れた売れないは判断できず、さすがに3%台の視聴率では難しいということだろう。

厳しい世界だねぇ。

 

2012春TV.jpg

2012冬TV.jpg

2011秋TV.jpg