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新東名高速道 [ぶつぶつ]

横浜への戻りに新東名高速道路を通った。

伊勢湾岸道路から東名高速に入る豊田JCTでは数kmの渋滞が当たり前だったが、今回はスムースに流れている。合流後も、以前なら岡崎ICあたりまで激しく渋滞するのだがそれもない。理由は東名高速が3車線化されていたからだ。中央分離帯側と路肩側のスペースを狭くして2車線を3車線に増やしている。後から走った新東名と比較するとずいぶんと道路幅が狭いのだが、いつも渋滞する場所で交通量が多く、それほどスピードは出ないから、これで十分だ。こんなに効果があるのなら、ぜひほかのJCTでも実施してもらいたいものだ。

それでも合流してしばらくすると渋滞になり、豊川ICあたりまで25kmを90分かけてのノロノロ運転となった。やっと渋滞を抜けたのは新東名の分岐の手前で11時を過ぎたころだ。まだゴールデンウィークの戻りの渋滞には時間が早いので、観光渋滞だろう。途中で2車線に戻ったのも影響しているが、2年後には新東名が伊勢湾岸道まで繋がるから、それまでの辛抱だ。

新東名に入ると、さすがに新しい道路で走りやすく、自然と車の流れが時速100km超になる。カーブも緩いし高低差もあまりない。山間部を走るのでおよそ3割がトンネルとあったが、それほど気にならない。人家が少ないからだろう、側壁も透明なポリカーボネート製で見通しが良いから、きれいな新緑が楽しめる。

何といっても走りやすいのはトンネルだ。ほとんどハンドルを切ることはなく、一定のRで続いている。照明も工夫されているのか、急激な照度の変化もなく、路面と前方の車が見易い。これならトンネル内の車線変更も楽チンだ。

途中の浜松や沼津サービスエリアは、ものすごい渋滞で3kmから5kmも路肩に車列が伸びていた。新規オープンでこれを目当てに来ている人だろう。1時間近く待つのだろうが、覚悟の上だろう。地域の名産品など美味しいものもありそうだが、次回以降のお楽しみにし、比較的すいていた藤枝PAで小休止にした。目当てのスターバックスやタリーズなどは入っていないが、富士宮焼きそばで昼食にした。

東名に合流するのは御殿場ICの手前5kmだ。ちょうど御殿場ICで下りる車列の渋滞と重なって 若干混んだが、東名に抜ければあとはいつも通りだった。東名の上りはだいぶ前に3車線化していて、カーブや急坂はあるものの渋滞は少なくなった。厚木ICからは天気も荒れて激しい雨になったが、横浜町田ICを下りて自宅に着いたのが15時過ぎだった。三ケ日で新東名に入ったのが11時だから4時間で戻ってきたことになる。かなりの高成績だ。

新東名の設計速度は140kmと、通常の高速道路の120kmを超える。もちろん制限速度は100kmだが、追い越し車線はほとんどの区間で120kmで流れていた。

これで伊勢湾岸道まで繋がってくれれば、文句なしでスーパーハイウェイになる。 

 

新東名.jpg

新東名トンネル.jpg