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安全な車 [ぶつぶつ]

このところ車にまつわる悲惨な事故が多い。 

無免許の未成年者が、居眠り運転で登校中の小学生をはね飛ばして殺しても、一晩中運転できたから運転能力に問題なく危険運転致死傷罪にあたらないという、なんとも理解できない法律の問題は別として、そもそも事故を起こさない安全な車があれば良いのに、なぜできないのだろう。自動車会社は走行性能なんかよりも、もっとそっちに英知を絞るべきではないのかというのが、一般の人の思いだろう。

世の中のそんな声に応えてか、最近スバルの「アイサイト」という、運転支援システムのコマーシャルを良く見かける。

「アイサイト」は、フロントガラスに取り付けた2つのカメラで前方の映像を三次元分析し、前方の車や歩行者、障害物を感知して、危険があれば減速・停止するというものだ。正しくは「新型アイサイト」で二代目だそうだが、前の車に接近すると衝突しないようにブレーキをかけてくれるし、渋滞の道路で、前の車に一定の距離で追尾する機能も持っている。

さらに調べてみると、この技術は、センターラインや歩道も認識することが出来て、電動ステアリングと組み合わせれば自動ハンドルまで可能だという。たぶん高速道路だったら両手両足なしで自動走行することだってできるはずだ。

なんだ、すごいじゃないか。 

車が発明されて125年、T型フォードと言われる、現在の自動車の原型が世に出てからでも、100年以上も経つのに、基本的な仕組みは何も変わっていない。動力源があって、アクセルで動く。4つの車輪があり、ハンドルで左右に向きを変える。ブレーキで停止する。それだけのことだ。

そして、この100年間に自動車会社がこぞってやってきたことは、走行性能を上げ、燃費を改善し、快適性を上げることだ。そのおかげで、軽自動車でも高速道路を120km/hですっ飛ばせるようになった。ガソリン1リットルで30kmも走れるし、坂道発進や縦列駐車で苦労することもなくなった。地図をハンドルの上に広げて道を探したのは大昔の話だ。もちろん、エアバックとか、アンチロックブレーキとか、安全技術の進歩もあるが、それらは事故が起こった時のダメージを軽くするためのもので、本質的に「事故を起こさない車」の技術とは違う。

実はどの自動車会社も、そんなことは当然考えていて、前述のスバルだけでなく、トヨタも日産もホンダも、すでに同様の技術を開発済みなのだそうだ。それがあったら、アホな輩が居眠り運転をしても、あるいは、病気の発作で意識を失ったとしても、小学生を何人も殺すなんてことは起きないのに、なぜ、そうした安全技術が搭載されないのか。

その理由は、国道交通省が通達としている技術指針を見ると分る。そこにはこう書いてあるのだ。

「危険回避システムを自動車に適用する場合には、ドライバーに過信を与えない範囲に限定する」

要するに、安全になりすぎてドライバーが安全運転の意識を忘れるような車は作ってはいけませんよ、ということだ。

なるほどという気もしないではないが、良く考えてみると、ちょっと変だ。 

どんどん安全な車にしていくと、ドライバーは危険に対して鈍感になる。これは本質ではあるけれど、だから安全な車を作ってはいけないというのは、変な話だ。本末転倒じゃないのか。

「ナイフは危ないので、切れ味をほどほどに抑えなさい」と言っているようなものだろう。

だいたい、病気で意識を失ったドライバーに安全の過信も何もない。安全な車のレベルに制限を加えるのではなく、ドライバーが正常な状態で運転できているかどうかに制限を加えるのが、正しいはずだ。意識が正常に働いていれば、スピードを出し過ぎたり、無理なハンドリングをしたり、ましてや飲酒運転したり、居眠り運転などしない。

たとえば、ハンドルの近くにドライバーの呼気のアルコール濃度を検知してエンジンが起動できなくなるシステムとか、ドライバーの瞼や瞳孔の動きから居眠りを感知してアラームを出すシステムとか、開発が進んでいるはずだ。誤動作対策など、まだ課題があるようだが、そうしたドライバーの意識を担保する技術と組み合わせれば、究極の安全運転支援システムだって問題ないだろう。

最近の薬物使用などを考えると、ハンドルを持つと、映画の「ガタカ」にあったように、指先から採血されてエンジン起動が制御されるようなことになるのかしらん。

あと何年したら、そうした自動車側から監視されながらも、自由に安全に楽ちんに運転できる車ができるのだろう。

やっぱり、自動運転の車がそこいらを走り回るようになっても、運転席でドライバーがいびきをかいている光景は見たくないものだ。 

 

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都会の昼食(29) かこいや 丸の内オアゾ店 [都会の昼食]

今回は以前も紹介したOAZOビルの3階、お気に入りのロンフーダイニングの2軒隣にある「かこいや」さんです。

実は、ロンフーダイニングに行ったところ、凄い混みようで、仕方なく近くのお店を物色して入ったお店です。夜は居酒屋になるようで、昼間はそれほど種類はありません。旬のカツオを使った初夏の彩り御膳、特製トンカツ御膳、鯛の潮汁と焼き魚御膳、ステーキと蕎麦御膳、牛タン丼と蕎麦御膳などがありました。今回頼んだのは、炭火焼き鳥丼と蕎麦御膳、850円です。他のものも、どれも900円から1000円で、まあ、丸の内としては標準的なお値段です。

店の中は広く、ほとんどが個室の造りで、8人位は入れるので、ゆったりと食事をすることが出来ます。

待つこと10分、出てきた焼き鳥丼は、肉厚の身を炭火で焼いていて、香ばしい香りで、載せられた半熟玉子とタレが良く合います。蕎麦は少なめですが、大根おろしとなめこが載っていて、こちらも涼しげな味わいです。写真はネットで探してきたので、ちょっと実際とは異なり、茶碗蒸しは付いていませんでしたが、850円なら満足の味と量でした。

このあたりで焼き鳥系は、「鳥どり」が有名ですが、ここも穴場です。 

OAZOの新丸ノ内センタービル3Fは使えるお店が集まっています。

 

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グリーンファーム [ぶつぶつ]

先日の台風4号の強風で、庭のロウバイが倒れてしまった。先日、鳥の餌入れをぶら下げてみたやつだ。

ロウバイの幹は、土が雨で緩んで根元から横倒しになっているだけだが、木製の杭は折れてしまっていて、適当な支柱を添えてあげないといけない。

ということで、丸やさんで昼食を食べた帰りに、「グリーンファーム」という園芸用品店に寄ることにした。実は、グリーンファームに行くなら昼食を丸やさんでとることにしたので、順序が逆なのだが。

グリーンファームに着いて、ぶらぶらと中を見ていると、家内が「マイクロプラント」という、小さな鉢植えの観葉植物に目を付けた。もともと興味があったらしい。

直径5cmにも満たないガラスコップや、小さな苔玉の中に葉を広げたマイクロプラントは、とても涼しげで、これからの季節にはちょうど良い。一鉢が280円、5個なら1000円だ。葉の形や色、樹高を考えて、下の写真の5つを選んだ。樹高というのもおかしいが、小さくても普通の植物と同じような形で茂る葉を見ていると、自然の中で大きく育っている草木の近くにトリップしたような、不思議な感覚になる。盆栽や模型のジオラマに見とれる感覚に近い。鉢の代わりに小さな苔玉も一つ購入した。

あとは、ロウバイ用の添え木を買って終了と思いきや、食料品売り場に寄るという。店の中の一部を改造してオープンしたそうだ。地元の野菜や玉子、加工食品、パンなどを扱っていて、そこそこ混んでいる。これを目当てに来ている人もいるようだ。

最近はこうした直売店がずいぶんと増えた。ちょっとした野菜でも100円、200円とするから、販売量が少なくてもそれなりに採算が取れるのだろう。生産者は近くの農家の人だから、品物の出し入れも小まめにできるし、何より通常の物流ルートに乗せるような規格品を選別しなくても済むし、梱包発送の手間もいらない。地産地消で結構なことだ。 美味しそうなミニトマトやオクラなど、幾つか野菜を購入した。

夕方、ジョギングから帰ると、マイクロプラントの植え替えが終わっていた。

玄関先や洗面所など、ちょっとした所に緑が見えるのは良いものだ。

倒れてしまったロウバイも元に戻し、杭を50cmほど打ち込んで固定した。ちょうど風の通り道で、強風の時には煽られるのだが、ひとまずはこれで大丈夫だろう。

 

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魚定食 丸や [ぶつぶつ]

土曜日の昼は、近くにある魚料理のお店、「丸や」さんへ行きました。

ここはご近所さんに教えてもらった穴場で、それはそれは美味しい魚料理が食べられます。日曜祭日が定休日なので、週末に行くなら土曜日の昼、それも12時を過ぎてしまうと昼休みのサラリーマンで混んで入れないこともあるので、11時半ごろが狙い目です。

お店はL字型のカウンター席が10名ほど、脇の座敷にテーブルが2卓あり、それぞれ4-6人が座れます。2階にも一部屋あるので、全部で30人近くは入れます。駐車場はお店の横に5台分あります。 

さすがに魚の卸しもやっているお店だけあって、まずお魚が新鮮でネタも豊富。お刺身、煮魚、焼き魚、丼ぶりと、調理法もいろいろです。

今回はシマアジのお刺身とクロムツの煮魚定食にしました。お刺身は肉厚でボリュームたっぷり。脂がのっている分、もう少し小ぶりの切り身にしてくれたほうが良かったです。煮魚も厚さが5cm以上、幅が8cm、長さは20cmはあろうかという大きさで、ほぐすと真っ白なぷりぷりの身が出てきます。こちらも皮の近くは脂がたっぷりで、濃い目のタレをからめてご飯といただくと、絶品でした。

ご飯、お味噌汁はお代り自由。特にお味噌汁はアラを使って、良くダシが出ています。お漬物とナスの小鉢も付いてお刺身は1200円、煮魚は1500円でした。

二人ともご飯は少なめにして貰いましたが、それでもお腹いっぱいになりました。

良く注文が入っていたのが海鮮丼1800円。見ると丼ぶりからこぼれんばかりにお刺身が盛り付けてありました。次回はこれ狙いです。 

 

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あじさい [ぺらぺら]

玄関先のガクアジサイが咲いてきました。

何年か前に購入したもので、このところあまりきれいな花をつけずにいましたが、今年はお世話のかいがあって、綺麗な色の花を咲かせました。

濃い赤紫に色づいた今も良いけれど、一週間前の咲きかけの時の、緑の装飾花の先端がピンクが色づき、中心の両性花がまばらに紫になりだした頃が一番綺麗。

曇りや雨の日が多いだけに、華やぐアジサイが映える季節です。

 

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高級チョコレート [ぺらぺら]

近くのハマヤコーヒーの工場で毎月実施している販売会で見つけたチョコです。

スイスのジュネーブにあるStettler社の生チョコで、皇太子妃殿下の雅子様が皇太子殿下にバレンタインで送られたことで有名。

定価は12粒入って、一箱で3675円と、さすがのお値段ながら、ハマヤコーヒーでは、なんと525円でした。

それほど甘味は強くなく、でも濃厚なカカオの香りが口の中でとろけます。

ちっちゃな一粒で十分にチョコを堪能できるところが、さすがです。

 

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都会の昼食(28) らーめん むつみ屋 [都会の昼食]

久しぶりに東京ラーメンストリートです。

午前の会議が12時半まで延び、他の同僚が13時からの別の打ち合わせのためにお弁当を買う中で、一人で八重洲口へ向かいました。ラッキーなことに、午後は特に予定が入っていないので、13時30分までに席に戻ってくれば良いし、ちょうど13時近くなれば東京ラーメンストリートも空くだろうという読みです。

定期券でJRの構内を抜け、八重洲口の地下街に回ると、予想通り、東京ラーメンストリートはそれほどの混み様ではありません。さすがに六厘舎さんだけは別格で、30分以上の待ちのようですが、それ以外のお店はせいぜい5人から6人が並んでいるだけで、行列なしのお店もあります。

すでに6軒を踏破し、残るは2軒。今日は「らーめん むつみ屋」さんです。

むつみ屋さんは、北海道創業の味噌ラーメン店で、味噌は赤味噌と白味噌があります。普通の味噌ラーメン以外に、醤油らーめんや塩らーめんもあり、六厘舎さんばりの「つけ麺」も人気とあります。まずはお店のNo.1をということで、「濃厚味噌らーめん」を選びました。

ここは食券制ではなく、店員の人が注文を取りに来て、食後に精算するシステムです。

待つこと5分で席につき、さらに5分ほどでらーめんが出てきました。口上を見ると、「酒粕を練り込んだ特製味噌ダレと刻み高菜がアクセント、かってない濃厚な味わいと深みを引きだした、むつみ屋史上一番人気の一杯!」とあります。

確かに、つゆはれんげですくっても、ねっとりとするくらいの濃厚さで、でも、それほどくどい感じはしません。味噌のコクが良く出ています。それほど塩味が強くないのも僕好みです。麺は黄色いストレート麺で、しっかりとした歯ごたえ。どうやら麺を黄色くするのは北海道ラーメンの特徴らしく、店によっては色素を入れて黄色くするそうですが、ここではビタミンB2で着色しているそうです。 

東京ラーメンストリートの中では、唯一のチェーン店で、人によっては悪く言う人もいますが、僕にとってはなかなかの味でした。値段も870円と、この場所にしては良心的でした。

実は直前の日曜日に横浜・松原商店街の「光屋」さんでキャベツラーメンを食していたので、なかなか厳しい状況下での評価でしたが、健闘です。

やっぱり、まだ光屋さんを超える美味しいラーメンには出会えていないのですが、残る東京ラーメンストリートは1軒、塩専門の「ひるがお」さんです。

果たして、一矢報いることができるかどうか、乞うご期待。 

 

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犬の学校 [ぶつぶつ]

ベルギー人は犬好きで有名だ。 

ベルギーに行くと、街中はもちろんのこと、お店の中や路面電車の中など、どこでも犬を見かける。しかもリードを付けていない犬も多く、飼い主と並んで、トコトコと道を歩き、飼い主も常に犬に目を向けている様子もない。飼い主の意図を理解しているのか、ちょっと寄り道しながらも、着かず離れず、飼い主の近くを歩いている。もっとびっくりするのは、吠える声を聞くことがほとんどないことだ。他の犬を見つけても、まず吠えて威嚇するようなことはない。

ベルギー人と食事をしている時に、その話になり、犬の躾の話を聞いたところ、「みんな犬の学校に行くんだ」と話してくれた。でも、日本人の感覚とはちょっと違うのだ。

学校で躾と言うと、如何に飼い主の言うことを聞かせるかだと思いがちだが、ベルギーでは違う。犬には犬の社会があることを教えるのが目的なのだそうだ。

だから、学校と言っても、多数の犬と一緒に置いておくだけらしい。その中で犬同士がお互いに意思疎通して、お互いの立場とか、強い弱いとか、してはいけないことなどを学ぶらしい。犬は集団で行動する生き物なので、犬の社会の仕組みや、自分がその中にいることを認識させるのが、とても大切なのだそうだ。排泄や人間を攻撃しないなど、人が飼う上での最低限のことは別途教えるのだろうけど、犬として生きていく上で大事なことは犬から教わる。

日本では子犬が産まれると、数週間のうちに売買されて、できるだけ子犬のうちから家庭に引き取って育てることで家族の一員として認識させるんだと説明すると、そんなことをしたら犬は犬としての自分を理解しないんじゃないか。犬の社会があることを知らずに育っても、犬になれないじゃないか、と言われた。

なるほど、さすが、「個:Identity」の考えが徹底しているヨーロッパ人の考えだ。

かわいい、かわいいと溺愛して人間の家族の中だけで育てられるのは、犬の本当の幸せではないのかもしれない。

はたしてベリーは、自分を犬として認識しているのだろうか。

ちょっと耳が痛い話だった。 

 

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ベリーのトリミング [ベリー]

このところ毛が伸び放題だったベリーをトリミングに連れて行きました。

ご近所さんから教えてもらった、緑園都市駅にある「PET-SPA」さんです。名前のとおり、温泉で全身シャンプーをしてくれて、綺麗にカットしてくれました。

以前の写真と比較すると、一目瞭然。

テディ・ベアのようなモコモコのベリーも可愛いのですが、そろそろ夏で暑くなるし、バッサリと刈ってもらいました。

でも、チャームポイントの長いまつげはそのままです。

家では、「村山さん」と呼ばれています。 

 

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iPhone アプリ (3) Sleep Cycle [ぶつぶつ]

iPhoneのアプリの紹介です。

これまで、ジョギング用アプリの「Runmeter」と、血圧管理アプリの「BPNote」を紹介したので、第3弾になります。これは先日の日経新聞のスマートフォンアプリ特集にも載っていたので、見られた方もいるかもしれませんが、睡眠解析と起床支援のアプリです。

まあ、良くこんなことを考えるなぁと、感嘆するアプリです。

起床時間をセットして、枕元に置いておくとと、体の動きからくる振動を察知して睡眠状態を分析し、深い眠りと浅い眠りを調べます。どうやら人間は、ちょうど浅い眠りになったところで起こされると、気持ちよく目覚められるらしく、設定した起床時間から30分以内で、最も適当なタイミングで目覚めのアラームを鳴らしてくれます。

下のグラフは、朝6時に起きるようにアラームをセットしておいた場合で、6時より11分前にアラームが鳴りました。これ以上眠ると、眠りが深くなって良くないと判断したようです。

もともと朝起きるのに苦労はなかったので、多くのコメントにあるような「これで気持ちよく起きれるようになりました」ということはないのだけれど、寝ている間の自分の様子が記録されるというのは、とても面白いものです。日によってはREM睡眠がなくて深い眠りだけだったり、あるいは浅い眠りのままだったりと、睡眠の質が違うのも分ります。

睡眠時間が長ければ質の良い睡眠が取れる訳ではないことも分りました。

アラームの音も、鳥のさえずりだったり、川のせせらぎだったりと、とても快適なもので、小さな音から次第にボリュームが上がるようになっていて、とてもやさしい設定です。

人生の何分の一かは睡眠なのだから、その質が大切ということを再認識させてくれるアプリでもあります。 

 

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ウェンズデイ・ジョガー [ぶつぶつ]

最近、週末に加えて、水曜日の夜にも走っている。

薬のおかげで、コルステロールは上限に近いものの正常範囲で落ち着いているが、血圧がギリギリアウトで、会社の健康診断でも要経過観察になった。次回に悪化していると、おそらく投薬治療になる。コルステロールの薬を処方してもらっている医者からも、なんとか週2回に運動を増やせないかと言われているし、どうせなら富士山にもまた登ってみたい。

ということで、ジョギングを週2回に増やすことにしたのだ。 

そうは言っても、週の半ばだし、仕事を終えて帰ってからなので30分が目標だ。週末のように90分とはいかない。

少し早目に仕事を切り上げて帰宅し、19時半過ぎからジョギングに出た。

本当は写真のように夕日を見ながら川べりでも走れれば精神的にも良いのだろうが、まあ、贅沢は言えない。走るのはいつもの街中のルートだ。 

もうすぐ夏至とは言え、20時近くなるとかなり暗い。いつもの走り慣れたコースを進むと、思った以上に走っている人が多いことに気づいた。片道1.5kmを2往復する間、すれ違うランナーが10人以上もいる。週末の倍近い感じだ。しかも、皆かなりのスピードで走っている。ジョギングというよりはランニングだ。靴の音が近づいてきたと思うと、あっという間に追い越していく。歩幅が倍くらいあるように感じる。男性だけでなく、女性にもちらほら抜かれる。

まあ、こちらは時間制なので、スピードは気にしていないので抜かれてもかまわないのだが、それにしても週末とはずいぶんと違う。 

なるほど、走るのが好きな人は週に1度ではなく、最低でも2度は走るのだろう。1度は週末に走るとすれば、残りは水曜日が週の真ん中で具合が良い。普通は昼間に仕事をしているから、走るのは夜になる。ということで、水曜日の夜に高速ランナーが多いことに納得がいった。

実のところ、僕のペースも1割ほど上がるのだ。普段だと6.6~6.8分/kmだが、水曜日の夜だと6分/km位になる。走る時間を短くしているから自然とピッチが上がるというのもあるのだが、高速ランナーにまぎれているというのも理由だろう。

のんびりマイペースといかないところが、まだまだだ。

 

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材木座 魚梅商店 [ぺらぺら]

西鎌倉のフォセッタの帰りに、鎌倉で美味しいお刺身のお店を検索して見つけました。

場所は材木座海岸の近くで、西鎌倉から東に向かって、大仏様や長谷寺を過ぎて、鶴岡八幡宮から海に向かう道路の東側にある「魚梅商店」さんです。

駐車場がないので、一旦行き過ぎてからUターンし、お店の前のバス停の近くに一時駐車して買物をしました。

地ものの獲れたて新鮮な魚をさばいて、昔ながらのショーケースに並べてあります。まず目に留まったのは赤貝。厚肉でひもや貝柱もついて600円。500円の鯵は脂が乗ってボリューム満点。でも臭みがありません。あとはヒラメが800円。こちらも肉厚で、エンガワも付いています。

その日の朝に仕入れたネタを、店頭でマナ板の上に大量の水を流しながらさばいているから、どれも新鮮で臭みがないのでしょう。お鮨屋さんで握ってもらうようなネタで大満足でした。

これに松原商店街の魚幸の中トロを加えれば、文句なしのお刺身盛り合わせになります。 

 

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西鎌倉 レ・シュー [ぺらぺら]

フォセッタのすぐ近くにあるスウィーツのお店です。

ふわふわの「にしかまプリン」が有名ですが、今回はメロンを使った「メロンシャンテリー」にしました。半分に切ったメロンをくりぬき、中にカスタードクリームとプリンを詰めて、上からメロンで蓋をした豪華な一品。かなりボリュームがあり、一人では食べきれません。

フォセッタに来ると、つい寄ってしまうお店です。 

 

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ベルギー出張 (6) [番外編]

最終日の金曜日は午後2時まで会議を行い、タクシーでMIDI駅に戻ったのが15時少し前だった。そこからTGVでシャルルドゴール空港へ向かった。

今回の列車はマルセイユ行きだ。まだ夏休みでもないだろうが、2等車はかなりの混みようだ。最近は置き引きやスリの被害が多いこともあって、出張者は1等車での移動が義務付けられている。それでもカバンやスーツケースを車両の連結部付近に置きっぱなしにすることは厳禁で、目の届くところにおいて置かないといけない。

シャルルドゴール空港について、チェックインを済ませ、提携のエールフランスのロビーで2時間ほど過ごしてから搭乗となった。以前はJALのロビーで日本のビールなども楽しめたが、最近はそうしたこともなくなった。コスト競争のあおりだが仕方ないだろう。

帰りの便で往きと違うのは、ステーキを頼んだことと、見た映画くらいだ。CAの件含め、サービスは、良くも悪くも変わらない。まあJALにもいろいろと事情があるのだろう。

帰りの食事で一番美味しかったのはオードブルのロブスターとホタテだった。ステーキも、まあ、焼き加減も良く、ブラックペッパーが効いていて、醤油をかけて美味しく頂いた。2回目の食事は、帰宅してからの夕食を踏まえて、もたれないようにクラムチャウダースープだけにしておいた。

映画は、「ネイビーシールズ」、「ライアーゲーム」、「ALWAYS三丁目の夕日'64」、「ハナミズキ」の4本を見た。ネイビーシールズはテロと戦う米国海軍特殊部隊の話で、実話に基づくのだそうだが、どうにも殺戮のオンパレードで、ストーリーの面白さはあまりなかった。ライアーゲームも、うとうとしながら見ると、のめり込める話でもなく、あまり印象に残らなかった。面白かったのは、残りの2本。どちらも最後はお涙頂戴の佳作だった。堀北真希と新垣結衣という、最近よく眼にする2人が主演だったのも功を奏していたが、僕ら世代には懐かしい薬師丸ひろ子が母親役で両方に出ていたのも、何かのめぐり合わせだろう。ハハナミズキの生田斗真君も良い演技だった。たしかこの作品でブルーリボン賞の新人賞を受賞したはずだ。最近は日本映画も持ち直してきている気がする。

成田到着は定時より15分早い14時5分で、小雨の中の着陸となった。 

 

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ベルギー出張 (5) [番外編]

今日のディナーはブリュッセル市内、ルイス通りにあるイタリアンのお店「Callens Cafe」だ。

明日は午後にはシャルルドゴール空港に移動して19時半のJALで日本に戻るので、ベルギーでは最後のディナーになる。

市内から1時間ほどのところで打ち合わせが終わったのが19時、車を飛ばしてお店に着いたのが20時15分、でもまだまだ日本の夕方よりも明るい。現地のスタッフが行き慣れた店で、わりとカジュアルなお店だ。

そうは言っても、食にうるさいベルギー人のこと、フランス語で書かれたメニューを一つ一つ説明してくれ、前菜にはアーティチョークのサラダ(14ユーロ)、メインには牛肉のマスタードソースとしめじのソテー(24ユーロ)を選んだ。

乾杯はもちろん現地のビール。白ビールと呼ばれる濾過してないビールで、酵母がそのまま入っている。お腹に良いのはもちろんのこと、こっちでは自分で麦汁を加えて発酵させ、自家製ビールを作ってしまう人もいるという。法律にも抵触しないらしい。

アーティチョークのサラダは盛り付けが綺麗だ。アーティチョークは朝鮮あざみで、花のつぼみの周りにある「苞片」呼ばれる葉っぱの根元を食べる。花弁の一部かと思っていたが、その外にあるガクのさらに外の部分らしい。マヨネーズベースのソースにつけながら、歯でコソいで食べる。食感としてはサトイモに近い。

メインのステーキは、見た目はゴージャスなのだが、味はちょっと残念だった。塩辛いのだ。肉の上に塗られたマスタードとレアーの焼き具合の牛肉は良く合うのだが、下にあるソースが辛過ぎて、ソースをナイフでかき落としながら食べることになった。これでは、正に台無しなのだ。株ごと、薄くスライスしたしめじの食感が良かっただけに残念だった。

最後はカプチーノに、4人で1つのソフトクリームをシェアしてお開きになった。

 

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