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ワイン三連 [ぶつぶつ]

土曜日に空けたピーロートの白ワインですが、実は2007年から2011年まで、同じ銘柄で3年間のワインを3本セットで購入したものです。

ローレンツ・ファイブ チャーミングはオーストリアのカンプタル地方で取れるグリューナーフェルトリーナという葡萄から作られるワインです。このところ入れ替わりの多いピーロートの営業さんですが、新しく担当になった方に家内が勧められ、1本4,000円くらいで購入しました。レストランで飲めば、ほぼ倍の値段になりますから、まあ、上等なワインです。

アメリカにいた時に、以前もブログで紹介したNさん(Nさんのこと:2012-03-08)が、「Vertical」と称して、同じワイナリーの銘柄の収穫年が違うワインを並べて飲み比べることをしていました。同じ品種、同じ場所で収穫されたブドウが、同じワイナリーで醸造されても、年度によって随分と味が違うこと、プロでも醸造中の味の変化を予想することは難しく、ある程度時間が経って熟成が進み、味が変化するのがワインの楽しさであること、収穫年の天候や収穫状況から、おおよその味の善し悪しは予想されるものの、高級なワインほど厳しい気候の年でも吟味して醸造するので、それなりの味が確保されること等々、色々な話を教わりながら、テイスティングしたことを思い出します。

もちろん、何本かのボトルを空けて飲み比べるので、1人や2人ではできず、仲間が5人くらい集まってテイスティングするパーティーでした。

今回は2008年のボトルを開けました。もちろん、家族だけですから1本だけで、「Vetical」の飲み比べはできませんでした。

ピーロートらしく、フルーティーでリンゴや柑橘系の味がベースになっています。泡は出ないものの、まるでシャンパンのように微炭酸を感じさせる酸味の口当たりで、爽やかな後味が美味しかったです。

2011年のものはもう少し寝かせたほうが良いでしょうが、ぜひ次回はどなたかと一緒に2007年のボトルと一緒に「Vertical」で飲み比べてみたいと思っています。

 

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