都会の昼食(62) 天ぷら 秀 ランチ天丼 [都会の昼食]
今回は、八重洲と言っても、有楽町に近い側、京橋2丁目にある天ぷら屋さんです。
周囲のビルが再開発で更地にされていて、いかにもこじんまりとしたお店の片側がむき出しになっています。そのうちに、ここも取り壊されて大きなビルになり、その中のテナントになってしまうのかもしれませんが、今のところは、昔ながらの風情を残した入口です。
海外からのお客さんも意識したのか、英語で「TEMPURA」と染め抜いた暖簾をくぐると、中の狭いこと。1Fはカウンターのみ、7人くらいでしょうか。狭くて急な階段を上った2Fはテーブル席で、それでも12人ほどで満席になります。
待つこと15分。2Fのテーブル席に通されました。後で調べてみたら穴子丼が有名らしかったのですが、今回は定番で「ランチ天丼」にしてみました。エビが2尾に野菜は3つとあります。
1Fのカウンター内で次から次に天麩羅を揚げていて、揚がり次第、丼に載せて丼つゆをかけ、2Fへは小さなエレベーターで運ばれるようです。おばあさんが一人で、2Fを切り盛りしていて、お盆に天丼と漬物、お味噌汁(今日はシジミでした)を載せて席まで持ってきてくれます。
エビはちょっと小さめで、野菜は、カボチャ、玉ねぎ、ピーマンでしたが、丼つゆの加減も良く、美味しい天丼でした。ご飯がちょっと柔らか目だったのが残念ですが、ボリュームも十分で、コストパフォーマンスとしては高いと思います。
健康診断で野菜中心の2日間だったので、がっつりと丼飯を堪能しました。