ジュリエッタの秘密 (その13) シートベルトインジケーター [ジュリエッタ]
さて、いよいよネタも尽きてきて、ジュリエッタの秘密の最後は、シートベルトインジケーターです。
ジュリエッタのシートベルト自身は、特にこれと言って変わっているわけではありませんが、ちょっと変わっているのは、ちゃんとシートベルトを締めたかどうか、センサーがついていることです。
バックミラーの上、室内ではかなり目立つ一等席の部分に、シートベルトインジケーターが付いていて、エンジンのイグニッションをオンにしてエンジンをかけると、赤色で5つのマークがが光ります。
フロントシートだけですが、座面に重量センサーが内蔵されていて、人が座っていてシートベルトが締められると、マークが緑色に変わります。人が座ってなければ、最初から緑色です。
下の写真では、助手席に人が座っていないので、左端のマークだけ緑色になっていて、運転席や後部座席はシートベルトをしていないので、その他のマークは赤のままです。
運転席や助手席に人が座って、シートベルトをしないで走りだすと、たちまちけたたましい音でアラームが鳴り響きます。このアラーム音、シートベルトを締めない限り、ずーっと鳴り続け、かなりやかましいです。
ちゃんとシートベルトを締めて走りだすと、しばらくしてこの表示は消えます。
もちろん、運転中に助手席から後ろの荷物を取ろうなどとシートベルトを外したりすれば、再点灯して、びっくりするような音で注意を促されることになります。
後部座席の3人分のマークもありますが、シートベルトを締めると緑色になるだけで、赤色のままで走ってもアラームはなりません。後部座席にはセンサーは組み込まれていないので、人の有無を感知できないから、当然ですね。
こうした装備は、最近の車には標準で搭載されてきているようです。道交法では、後部座席もシートベルト着用が義務付けられてきましたから、そのうちに、後部座席にもセンサーが付けられて、乗車してシートベルトなしでは、やかましくて運転できなくなるかもしれません。