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ジュリエッタの秘密 (その12) 電動&ヒートシート [ジュリエッタ]

続いてシート。

外車に乗るなら、本革シートと思っていたのだが、ジュリエッタのコンペツィオーネにはオプション設定がなく、革とファブリックのコンビシートのみの設定だった。着座面と背中がファブリックだが、手をかける両サイドは革で赤いステッチが入っているし、欧州車らしく硬めでホールド感の良いシートだから不満はない。

オデッセイでも不満はなかったが、長距離運転では、次第に座る位置がずれてきて、バックミラーを調整し直すことが多かった。今のところ、ジュリエッタではそんなことはないから、良く出来たシートなのだろう。

運転席、助手席ともに電動で、前後と上下、リクライニングだけでなく、腰の部分のランバーサポートが付いているのが素晴らしい。長距離運転の時は、ここを操作して押し込むと、随分と腰の負担が減る気がする。

運転ポジションも3つメモリーができ、家族が乗る時もワンプッシュで自分の設定位置に直せるから、すこぶる楽ちんだ。外車ということで、家内のような小柄な女性で運転ポジションが取れるかどうか心配したが、問題ないようだ。

ステアリングも上下と前後に動かせるようになっているが、ロックが分かりにくいところにあるから、僕のセットしたままで家族は乗っているはずだ。

ジュリエッタのシートで、何と言っても、ありがたいのがシートヒーターだ。あまり日本車では設定がないが、欧州車にはよく付いている機能で、スイッチをオンにすると、寒い冬でエンジンが温まらない運転開始直後から、すぐにポカポカと座面が暖かくなる。 

座面のドア側の脇に目盛りのついたノブがあり、温度調整するのだが、0から2までの設定で、0.5くらいでも十分に暖かい。ヒートシーターは座面だけでなく、ランバーサポートのあたりの腰まで温まるから、まるで腰に温シップを貼ったような快適さだ。

このじんわりとした暖かさを味わいたくてジュリエッタに乗る気にさせるあたり、なんともにくい装備だ。

 

シート.jpg

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