春の十ノ原(3) カエデ植樹 [十ノ原]
はぎわら植物園で山野草を買い込み、十ノ原へ上がってきたのは16時頃でした。
さすがに道路に雪はありませんが、敷地内の道路脇には、除雪で積み上がった雪が融け残っています。
さて、カエデ「美峰」をどこに植えるか。
本来なら、車で十ノ原まで来た時に、最初に目に入る敷地の手前の道路脇が良いと思いましたが、こうして除雪の雪が残っていることを考えると、根付いてある程度の大きさになるまでは、冬の度に除雪車で押し込まれる雪の力に耐えなければなりません。この間植えたメグスリノキも、ずいぶんと傾いてしまっています。
近くにある大きな白樺の近くに植えるのも、大きくなってから葉の茂りがかぶるので、あまり良くありません。
結局、敷地の西側、浄化槽を埋めた近くに植樹することにしました。ここなら電信柱にも近く、除雪で雪が強く押し込まれることもありませんし、他の木も少なく、2本の白樺の間で、オレンジ色の木肌ときれいな紅葉が楽しめるはずです。
根をくるんだ麻布からは、太くて新しい白い根が突き出し始めています。
少し深めに穴を掘り、下に大きな石がないことを確認してから土を埋め戻して、「美峰」を植えました。
翌日の朝にチェックしましたが、ひとまず芽吹いた新芽も萎れることなく、大丈夫そうです。
次回の十ノ原訪問は、高山村の桜に合わせて4月の中旬か下旬を予定していますから、その時に根付きの様子をちゃんと確認することにしました。
夕食は、ツルヤさんで買ってきたアスパラガスに、新物のホタルイカ。どちらもも身がパンパンです。後は出来合いの惣菜で済ませました。
一泊で十ノ原へ来る時には、できるだけ食事などに手間をかけずに、済ますことです。それが時間を有効に使ってゆっくりできるコツです。