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都会の昼食(35) OAZO 妻家房 [都会の昼食]

東京ホテル暮らしのメリットは、出社が14時と遅いことだった。

そのおかげで昼食では、普段は行けない神田にも足を伸ばせたが、今回はOAZOの5Fにも行ってみた。

常連のOAZO 3Fは「ロンフーダイニング」、「大戸屋」、「かこいや」に、いつも混んでいて、まだ行けてないイタリアンの「パパミラノ」の4店だ。パパミラノも混みようからすると人気店だから、どれもランチで行っても外れはない。

一方の5Fは、ちょっとハイソな雰囲気で、新丸ビルの5Fに似ている。どの店も1,200円から1,500円以上で、普段使いにはちょっと厳しそうだ。フロアの中央にある「鶴群」さんの1,380円のひれかつ定食に迷いつつ、入ったのは隣の韓国料理「SAIKABO」さんだ。都内に何店かあるチェーン店らしい。

入口のランチメニューで石焼ビビンバにひかれて席に着いたが、ウェイトレスの勧めで、「鶏の冷菜と冷麺セット」を頼むことにした。1,400円とちょっと高いが、ホテル暮らし中で、朝晩は軽いものしか食べれないから良いだろう。冷麺は水冷麺と、水なしのビビン麺の2種類から選ぶが、今回は水冷麺にしてみた。

コーン茶とキムチに続いて出てきた鶏の冷菜は、トマトのスライスの上にレタスとほぐした鶏肉、その上にアーモンドが載っていて、醤油ベースのドレッシングがかかっている。思ったよりボリュームがあって、鶏とアーモンドが良く合う。

続いて出てきた水冷麺は、そば粉を使った細麺で、スープが透き通った、まさに水のような見た目ながら、肉やニンニクの味がほのかにして、上品で奥深い味だった。お酢とごまベースのからしが添えられているが、つけなくても美味しい。具材は脂身が透き通った肉の切り身、きゅうり、ナシ、ゆで卵だ。

値段からすると、まあ、こんなものかなという感じだが、石焼ビビンバやスンドゥブチゲが950円で、なかなか美味しそうだったから、次回時間がある時に、また訪れたいお店だ。

 

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