SSブログ

東京ホテル暮らし (2) [ぶつぶつ]

案の定、昨日の夜、ホテルに入ったのは午前3時だった。

真夜中にガラガラとスーツケースを引いて10分歩くのも嫌だったので、昼前に東京駅に着くように家を出て、そのままホテルに寄ってスーツケースを置いてきたのは正解だった。

会議は初日ということもあって、会社トップも元気で、結局0時から始まるはずの本社の報告は押して1時からになり、終わったのは2時45分だった。この調子で4日間もやられたらたまらないが、明日はベルギーでオフィシャルディナーがあるからどんなに伸びても1時30分までで、最終日は最後に幹部だけのラップアップがあるので、こちらからの参加は0時に終わるはずだ。

一緒に参加した同僚と2人で真夜中の丸の内界隈を歩く。

東京駅から神田に向かうガード沿いは中央快速の線路の下で雨宿りができることもあって、かなりの数のホームレスが横になっている。まだまだ昼間は残暑が厳しいが、午前3時ごろになると気温も25℃近くなって気温としては過ごしやすい。寝苦しくはないのかもしれないが、脇の飲食店が出したごみの臭いが厳しい現実だ。

写真はまだ爛々と灯りがついているが、真夜中になると小さな街灯だけが道路を照らし、通る車もほとんどなくなるので、歩道はかなり暗い。

ホテルのある新常盤橋まで、さすがにこの時間では、どこにもオープンしている飲食店はなかった。夕食は会議の合間の30分だけ、B1で買ってきたひれかつ弁当で済ませたが、お腹もすいてきた。ちょうどホテルの向かいにあったミニストップでビールとつまみを買い込み、チェックインした。

ホテルの部屋は、ごく普通のシティーホテルで、広さも値段相応といったところだ。歯ブラシやカミソリは部屋に用意されてなく、チェックインの際にカウンターから自分で持っていくのも最近のホテルの流儀だ。気に入っている愛知県の半田のカンデオホテルが5,000円だから差額の3,000円が東京駅近くという場所代だろう。アーバンライフと言うほどのものではない。

シャワーを浴びてビールを飲み、ベッドに入ったのが4時前だ。出社するのは午後からで良いのだが、朝食が9時半までだから、4時間くらいしか眠れない。様子によっては朝食はパスして10時ごろまで寝ないと体が持たないかもしれない。

 

ガード下.jpg