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お墓参り [ぶつぶつ]

まだお彼岸には日があるのだが、8日にお墓参りをした。

いつものことだが、僕は年に2回、お彼岸にお墓参りをする。父方と母方の2箇所のお寺をお参りするのだが、駐車場が混む中日は避け、たいていその前の週に行くことが多い。今年の秋は15日からの3連休で十ノ原へ行くつもりなので、前倒しして今週にしたのだ。その程度の優先度だから、手を合わせないと落ち着かないというようなものでもなく、まあ、長年の習慣だ。

父方は明大前の築地本願寺和田堀廟所、母方は本駒込の栄松院。横浜からだと車で明大前まで1時間、そこから本駒込まで30分、帰るのに1時間かかるから、半日仕事になる。

家に仏壇はなく、命日やお盆に何をするわけでもないから、まじめなご先祖供養ではないが、実家を離れてからは、春と秋に家内と手を合わせに行く。最近は子供も連れて行かない。そういう気持になれば自然と自分から足を向けるだろう。もっとも、どちらも僕が入るお墓ではないから、将来のことは分からない。

最近は、田舎に残してきた先祖代々のお墓参りを代行する仕事もあったり、はたまた都会ではロッカーに骨壷だけを納めて、パーキングタワーのように番号を指定してお参りするなんて霊園マンションもある。どちらもそんなことまでしてと思うが、現実はそう簡単ではないのかもしれない。

自分の遺骨など、どこかに散骨してもらえば良いと思うが、家内のものは、自分が生きている間はどこかに置いておきたい気もする。子供や孫にお参りして欲しいとは、今は思わないが、そのうち気が変わるかもしれない。

いやはや、終の棲家をどうするか考える前に、その先の心配とは、困ったものだ。

 

築地本願寺.jpg

栄松院.jpg