SSブログ

結婚30周年記念旅行 (2) [番外編]

ラウンジでくつろいでいると、家内が搭乗券の英語のスペルが間違っていると言いだしました。

見てみると、確かに乗り継ぎのAir France便の搭乗券だけミスタイプがあります。ラウンジの地上係員に相談すると、すぐに修正した搭乗券を持ってきてくれました。どうやらe-チケットに間違いがあったようで、そちらも修正したものを手渡してくれました。実は、これが帰国の際にトラブルになったのですが、その時は知る由もありません。

出発の30分前にはラウンジを出て搭乗口へ向かい、いよいよ搭乗です。JALのSky Suite 7に乗りたいという家内の希望を叶えることができました。

フルフラットで、しかも一人コンパートメントでくつろげます。シートベルト着用サインが消えれば、ゆっくりと大画面の映画を見ながら、美味しい料理に舌鼓を打ち、あるいは高反発マットの「エアウィーヴ」を敷いて、ぐっすりと眠ることもできます。

欧州出張で多用するヘルシンキ便も6月からはSS7に切り替わるようで、ますますJALで飛びたくなりました。

さて、いつもの機内食チェックですが、今回は二人なので、メインはお肉とお魚の両方をチェックできました。お肉は「和牛サーロインのステーキ 温泉玉子とトリュフのソース」、お魚は「鮟鱇のボルシチスープ仕立て」でした。お肉はいつも通りでしたが、予想以上にアンコウが美味しかったです。スープに入ったビーツが綺麗な朱色で、春菊が良いアクセントになっていました。

映画は、見たかった「ベイマックス」に「ゴーンガール」、あとは邦画で「クローバー」「蜩ノ記」の4本を見ました。これ以外にも「寄生獣」「紙の月」「トワイライト ささらさや」と、今回は邦画が豊作でしたが、帰国便に取っておきました。

ロンドンには定刻の15時05分に到着しました。そのまま国際便で出国するFlight Connectionの人は入国審査もありません。バスでターミナル内を移動して、乗り継ぎ便の搭乗口で待つことになります。

計算外だったのが、ヒースロー空港のラウンジ利用です。

乗り継ぎはAir France便でしたが、こちらはエコノミーで、ラウンジが使えません。ただJALのマイレージバンクのステイタスは同行者もラウンジが使えるサファイアだったので、てっきり提携のAir Franceでも使えると思ったのですが、だめでした。JALは「One World」グループで、Air Franceは「Sky Team」グループ。マイルが溜まるので同じグループと思っていたのが間違いでした。

結局、搭乗口前のシートに座って4時間以上を過ごすことになりました。

カフェラテを飲んだり、本を読んで過ごしましたが、中でも美味しかったのはPret A Mangerというナチュラルフーズのお店のスープです。タイ料理のようなホットサワーと、クリーミーなポタージュでした。

搭乗は19時40分で出発は20時10分、飛んでいるのは1時間10分ですが1時間時差があるので、パリの到着は22時20分です。入国審査、といっても何も聞かれずパスポートにスタンプを押してもらうだけですが、を済ませ、預けた荷物をピックアップして屋外のタクシー乗り場へ向かいました。遅い時間でしたが、10分ほど待って乗り込み、およそ30分でオペラ座近くのホテル「Best Western L'Horset Opera」に到着しました。

このホテルは日本のHISでホテル料金の支払を済ませてあるので、23時過ぎの到着でもバウチャーという証明書を示せば無事チェックイン完了です。部屋でほっとしたのは日本時間の朝8時ですから、ほぼ24時間でパリへ到着したことになります。

まずは、順調な滑り出しです。

 

オードブル.jpg

JAL-salad.jpg

jal-anko.jpg

jal-steak.jpg

ヒースローsoup.jpg