SSブログ

結婚30周年記念旅行 (4) [番外編]

パリ2日目は、ルーブル美術館からノートルダム大聖堂周辺の散策です。

日曜日の混雑を見越して朝一番で行くつもりでしたが、ベルギーへ移動する列車のチケットがホテルから手配できず、直接「パリ北駅」に行って買うことになりました。

パリ北駅までは地下鉄です。オペラ駅から地下鉄を乗り継いで到着し、往きのパリ北駅からブリュッセルMIDI駅までと、帰りのMIDI駅からシャルルドゴール空港までのTGVのチケットを購入することが出来ました。1等席の二人分で524ユーロです。こちらの乗車券は航空機のチケットのように事前に購入すると安くなるシステムで、往きは一日違いで30ユーロくらい高くなってしまいました。昨日の内に買っておけば安かったので、もったいなかったです。

ふたたび地下鉄でパリ北駅からルーブル美術館駅まで移動して、見学開始です。

ともかく広いので、どこから見るか悩みますが、歴史順に古代エジプトの彫刻や装飾品から中世ルネッサンス、近代欧州絵画まで、ざっと見て回りました。やはりエジプトやギリシャの彫刻には目を見張るものが多く、そのスケールに圧倒されました。また「モナリザ」は別格の人気で、常に沢山の人垣が出来ていました。ただ、ちょうど日本の国立美術館でルーブル美術館展が開催されていて、フェルメールなど、見たかった絵が日本に行っていて見れなかったのは残念でした。

予定ではルーブル美術館で一日過ごしても良いと思ってきましたが、あまりの広さとボリュームに疲れてしまい、12時で退散することにしました。

その後、北に500mほど行ったところにあるアーケードのColbertギャラリー内にあるお店で、ランチにしました。このあたりにはいくつか天井がガラスで覆われたアーケード街があって、色々ウィンドウショッピングができると思ってきたのですが、日曜日でお休みの店が多く、ランチもお店を探すのに苦労しました。結局屋外の席しか空いてなく、これならルーブル美術館内で食べてきた方が良かったです。

その後、地下鉄のBourse駅まで歩き、そこからSebastopol駅経由で、シテ駅に移動しました。

シテ島はセーヌ川の中州で、有名なノートルダム大聖堂があるところです。地下鉄を降りたところで人の列を発見し、ガイドブックでチェックするとステンドグラスで有名な「セントシャペル寺院」であることが分かりました。ここも日本で買ってきた「パリミュージアムパス」で無料で入ることができるので、予定外でしたが、列に並ぶことにしました。入場者数を制限しているので、5分に一度10人ずつ前に進んでいき、小一時間で、中に入ることが出来ました。さすがに見事なステンドグラスでした。

セントシャペル寺院の後は、5分ほど歩いてノートルダム大聖堂です。

ここは日曜日には無料開放されていて、前の広場には長い列が出来ていましたが、10分ほどで中に入れ、荘厳なチャペルの中を見学することができました。でもステンドグラスについては写真のセントシャペルが、いえ、さらに素晴らしかったのはアントワープのノートルダム寺院でしたが、それは後日の報告です。

その後、再びシテ島を後に、北へ1kmほど歩いてポンピドーセンターにある「近代美術館」を見学しました。こちらも無料パスで入れましたが、風船を使ったバルーンアートの特別展示は別料金のため見ませんでした。それ以外の常設展示は前衛的な作品が多く、なかなか理解できませんでした。やはりパリの芸術のセンスはちょっと違います。

そこから夕食のレストラン「Cochon」までは西に5-600mでしょうか、ぶらぶらと歩いて向かいました。Dinnerは19時過ぎにオープンする店が多い中、このお店は午後からずっと開いている大きな店で、予約なしで行っても入れます。オニオンスープが名物ということで、二人ともそれをオーダーし、メインには牛肉のワイン煮と生肉のタルタルステーキをオーダーしました。結果として、このタルタルステーキがトラブルの元となったのですが、その時にはとても美味しく、満足していただきました。完食です。

近くのHalles駅から地下鉄でOpera駅に戻り、無事ホテルにたどり着いたのは21時過ぎで、iPhoneのカウンターは22,960歩。

随分と歩いた一日で、22時には眠りにつきました。

 

セントシャぺル1.jpg

セントシャぺル2.jpg

ノートルダム大聖堂.jpg

cochon入口.jpg

オニオングラタンスープ.jpg

牛煮込み.jpg

タルタルステーキ.jpg