SSブログ

福建省 おふくろの味 [ぺらぺら]

昨年の話で恐縮です。自営業でいそがしいMちゃんが、平日の夜なら合流可能ということで近所の中華料理のお店、栄華楼で忘年会。このお店は、私にとってなくてはならない第二のキッチン! とまでは言わないけれど、困ったときのお助け店です。

Y原さんとお店に入ると、いつもの席でご主人のお母さんが何やらくるくる手のひらをまわしてつくっているところ、すでにバットには2~30個並んでいます。福建省では、冬至に家族で食べる芋団子だそうで、お店には出さないらしい。中華街でも出しているのは1軒か2軒。興味津津で見ていると、奥さんがスープにして出してくれました。初めは、「さつま芋の生地よね~」と思うのですが、アンがなんとも不思議なのでした。

中国の海苔、ピーナツ、豚ひき肉、キャベツ、イカ、エビ、ウナギの子がぎっしり入って、甘辛のくせになる味。きっと中の具の一つ一つに意味があるんだろうなあ。

ご主人やお孫さんも加わってくるくる、くるくる、お嫁さんである奥さんは作れないから、おばあちゃんが日本にいる間にたーくさん作って冷凍しておくそうです。大事なおふくろの味をいただけて幸せ~と思っていたら、Mちゃん登場。もちろんMちゃんのぶんも用意してくれて、尽きないおしゃべりの会が始まりました。

 

栄華楼だんご.jpg

だんご中身.jpg