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米国出張 2015第1回 (3) [番外編]

先週のフランスベルギー旅行のブログを忘れないうちに仕上げるため、こちらが遅れてしまいました。ご容赦。

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定時前到着に加えて、入国審査もガラガラで、スムースに手続きを終え、16時45分にはレンタカーカウンターまで来たのですが、そのあとが色々と大変でした。

毎回思いますが、アメリカのレンタカーの貸し出しでは、カウンター担当者の当たり外れがあって、すぐに終わる場合と、とても時間がかかる場合があります。今回は後者で、事前に会社から予約を入れてあるのに、結局小一時間もかかりました。

カムリクラスを予約していたのに、まずはベンツはどうだと言われ、事前の予約よりも$200も高い値段を出してきました。「カムリと同じ値段ならいいよ」と答えると、プレミアムロードサービスやGPS(ナビ)の料金を割引にして「$700でどう?」と言うので、「じゃあOK」と言って待っていると、しばらくキーボードを操作して「今清掃中だから、1時間かかる」と言い出しました。そんなに待てないから別のにしてくれと言うと、次に出してきたのがSUV。値段もなぜか$720と高くなっていて、「仕事で使うのだから$600くらいの普通のフルサイズカーで良いよ」と言うと、結局「Impala」というシボレーのセダンが$630で出てきました。

大きな飛行場では膨大な数のレンタカーが出入りし、戻ってきた車はすぐに点検清掃して貸し出すので、予約と言っても特定の車を確保するわけではないようです。だからこそ追加オプションの割引などの裁量権が窓口スタッフにあってベンツでも値下げして出せるのでしょうが、タイミングが合わないと、今回のようにちょうどの車が見つからずに時間がかかることになります。

やれやれと思いきや、トラブルは続きます。

やっと車が決まり、駐車してあるロットへ行くと、貸し出しの車のエンジンがかけてあります。乗り込んでスタートしようと思ったら、ナビが動きません。なぜか行き先をインプットするところで電源が切れてしまいます。仕方がないので、ナビを取り外して、再び荷物を引きずってカウンターに戻り、「このGPS駄目だよ」と言うと、「あちらのマネージャーに聞いて」というので、さらに100m先のカウンターへ。状況を説明すると、なんとその場では電源が入ります。「パーキングの中はコンクリートで電波が弱いからで、屋外に行けば大丈夫よ」という、ありそうでなさそうなおばちゃんの言葉を信じて、再び車へ戻り、走り出しましたが、やはり屋外でも電源が入りません。

ナビなしでサンフランシスコを走り回る自信はないので、近くのスーパーの駐車場に入れて、もう一度良く確認したところ、シガーソケットに差し込んだ電源の通電ランプが光っていないことが分かりました。どうやら電源が供給されないのですぐに切れてしまうようです。ちょうど持っていた携帯用の外付け電源が同じUSBコネクターなので、それを差し込んだところ、何もなかったように動き出しました。

胸をなでおろし、ホテルの住所をインプットして走り出しました。

夕方のベイエリアは半端ない渋滞でしたが、101→380→280と進み、Santa Claraにあるホテルに到着したのは19時近くでした。

チェックイン後、今回の出張メンバーと合流し、歩いて行ける近くの中華で夕食を取りながら作戦会議をしましたが、なんとビールが置いてありません。アルコール抜きの健全な夕食になりました。

その後、ホテルの近くのセブンイレブンに立ち寄って、缶ビールとビーフジャーキーを購入して帰りました。ちなみに、このバドワイザー、25FLOzで750mlも入っています。日本の大瓶よりも量が多くて、しかも値段は$2.5。二本買えば$4になっていました。日本の半額です。

ホテルの部屋で飲んで、長い一日が終了しました。

 

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