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十ノ原2013夏 (7) 松代荘 と びんぐし湯さん館 [十ノ原]

今回の滞在中に訪れた温泉は、吾妻の薬師温泉の他に2箇所あります。

一つは、ハーフマラソンの練習の後に寄った、長野ICの近くにある松代温泉。ここは武田信玄の隠し湯として知られているところで、塩分と鉄分が多く、黄褐色の名湯です。毎分200リットルの湧き出す湯量で、源泉かけ流し、加熱や循環ろ過していないお湯で、体が温まります。湯船にも炭酸カルシウムが析出して、まるで天然石のようにゴツゴツとしています。屋外の露天で半身浴をしながら、マラソンの疲れを癒しました。

国民宿舎というだけあって、日帰り入浴だけなら500円と格安です。清掃の行き届いた広いロビーにソファーもゆったりで、素敵な施設でした。家内が喜んだのは抹茶ソフトクリーム。280円で普通の倍はあろうかという大きさでした。また、近くには「池田満寿夫美術館」もあります。

もう一つは上田市の北西にある坂城町の坂城上平島温泉「びんぐし 湯さん館」です。実は8月4日にも一度訪れていて、ここは素晴らしいと14日に再訪問した所です。こちらも一人500円と格安です。びんぐし山というツゲ櫛のような形の山の上に作られた「びんぐし公園」の中にあり、町振興公社が経営している日帰り専用施設です。温泉以外に運動浴槽や大広間に食事処もあります。

泉質は単純硫黄泉で、加温はしていませんが、循環ろ過はしているそうです。屋外にある3つの五右衛門風呂のような壺湯はかけ流しだそうで、確かに硫黄臭が強く、良い湯でした。また、熱いサウナや大きな内湯など、設備も充実していました。これで500円とはびっくりです。

この千曲川の西側に連なる一体は、上山田温泉といい、別所温泉といい、いずれも硫黄を含む名湯が多い地域です。上田へ買い物へ出たついでなら、10分ほどの距離ですから、これから何度も訪れることになりそうです。

 

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