都会の昼食(83) 紅とん 日本橋本店 生姜焼きランチ [都会の昼食]
今日は、ちょっと大衆酒場の雰囲気が漂うお店です。
八重洲の人通りの多い道沿いにある「紅とん 日本橋本店」さん。看板には「もつやき」とあるので、夜はホルモン系の焼き物がメインの飲み屋さんのようです。
中に入ると、床はタイルの打ちっぱなしで、座ると足のつかない高さの丸いスツールが壁際に並んでいます。ひょっとすると昔は椅子なしの立ち飲みのお店だったのかも。目の前の壁には「夕方7時まではビール半額!」の張り紙が。串焼きなどは一品140円くらいで、他のメニューも300円以下がほとんどで、リーマンの聖地「新橋」を彷彿とさせる値付けです。
ランチは680円。「鮭フライ」「紅レバ丼」「生姜焼き」「鶏の唐揚げ」「とんかつ」とあって、「牛焼き肉」だけは100円アップの780円です。どれもキャベツの千切りに、お新香、ご飯とみそ汁が付いてきます。もちろん、ご飯大盛りは無料です。
一瞬、牛焼き肉も考えましたが、ここは「紅とん」とあるとおり、豚肉が専門だろうと思い直し、生姜焼きランチにしました。
出てきたプレートには、コマ切れながら、かなりのボリュームの豚肉。キャベツもたっぷり。少し濃い目の味付けの生姜焼きも、ご飯と一緒に食べればちょうどの加減でした。
お味噌汁はちょっと薄目の味でしたが、この値段で文句は言えません。
周囲を見ると、ほとんどのお客さんが大盛りを頼んでいました。
八重洲とはいえ、やっぱり体力系のお仕事のお客様が多いようで、女性の店員さんも昼からパワー全開の店内でした。
まあ、たまにはこうしたお店もOKです。