SSブログ

春の十ノ原(1) 職人館 [十ノ原]

やっと暖かくなり、久しぶりに十ノ原へ出かけました。

前回は2月初めだったので、およそ1ヶ月半ぶりです。今回のメインの目的は、秋に三重県の園芸店「花ひろば」で買ってきたカエデ「美峰」を植えることです。

横浜に置いていたので、3月初めからの急な暖かさで、すでに新芽が芽吹いてしまい、十ノ原の雪が溶けて地植えができるタイミングを待っていました。

土曜日は、横浜は寒い曇天で、関越道に入った頃からは霧雨になってしまったものの、藤岡JCTを過ぎると晴れ間が出始め、まあまあの天気になりました。軽井沢を過ぎて佐久に近づいたところで、家内が、この間テレビでやっていたおいしい有機野菜の美味しいお店のことを思い出し、行って見ることにしました。11時に佐久平のPAから電話をすると、ちょうどお店のオープンの11時30分に予約を入れてもらうことができました。

関越道の佐久小諸JCTから韮崎方面に向かう中部横断自動車道は、まだ無料で通行することができ、そのまま望月方面に向かい、お目当ての「職人館」まで、ちょうど35分でした。

古民家を改造したお店でしたが、通された席は、畳の部屋に机が入れてある椅子席で、このところ膝が痛い家内にはラッキーでした。

突き出しの枝豆のお浸しを摘みながらメニューを見て、オーダーしたのは「館主の野遊び膳」3,150円です。メニューでは、村の豆とうふ、季節の一品、十割そば、茶菓、抹茶となっています。季節の一品は単品メニューから選んでも良いそうですが、お任せにしてもらえれば、その日の新鮮な食材を使って適当に美味しいものを出してくれるそうで、今回は二人ともお任せにしました。

出てきたのは、サラダ、豆とうふ、リゾット、十割蕎麦、寒天寄せ、抹茶の6点。

サラダは、ニンジンやカブなどの根菜に加え、リンゴやキャベツなどたくさんの種類が入っていて、ビネガーのドレッシングで合わせてあります。

お豆腐は、少し甘めのお醤油の上に載せてありますが、卓上のお塩でもどうぞとのこと。大豆の甘みと旨味が濃く、とても美味しいお豆腐でした。

続いて出てきたリゾットは、放飼鶏のダシが使ってあるのか、お肉は見つからないものの、それはそれは旨味が強く、色んな豆や刻んだ野菜と良くマッチした一品でした。中にはコショウのような、噛むと変わった味の花の実も入っていましたし、チーズの削り粉がかかっていて、一番美味しかったです。

十割蕎麦は、蕎麦の実の殻をそのまますり潰した粉と、普通の石臼引きの2種類です。蕎麦の実の殻が入っているほうが香りが強く、また石臼引きはのど越しが滑らかなのが特徴です。付けダレは少し辛めでした。

最後の茶菓は、ソバの寒天寄せに、抹茶を頂きました。

ボリュームもちょうどで、どの野菜も新鮮でえぐみもなく、和食のような洋食のような、地元の食材を活かした、見事なお料理でした。

まだまだ、十ノ原の近くにも、知らない美味しいお店がありそうです。

お腹が一杯になったところで、一般道を走って十ノ原へ向かうことにしました。途中でカインズホームと、ツルヤさんに立ち寄り買い出しをして、以前に通って、家内が目を付けた園芸店にも寄っていくことにしました。

芳田という場所の近くです。

 

職人館.jpg

職人館案内.jpg

職人館メニュー.jpg 

職人突き出し.jpg

職人サラダ.jpg

職人豆腐.jpg

職人リゾット.jpg

職人そば.jpg

職人デザート.jpg