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都会の昼食(56) 三州屋八重洲店 ブリの照り焼き定食 [都会の昼食]

三州屋さんと言えば、以前の都会の昼食(45)で、銀座店でのフライ定食を紹介したが、今回は同じ名前の八重洲店だ。このところ多用している八重洲一丁目界隈にある。

入口は暖簾がかかっているが、メニューが外にないから、初めての人は入りにくいだろう。

名前も同じで、中の雰囲気も変わらないが、メニューはちょっと違うようで、お値段もちょっと高め。銀座より八重洲が高いというのは、不思議だが、たぶん暖簾分けした個人営業なのだろう。メインは夜の居酒屋さんだろうか、色々な一品料理のメニューが壁に貼ってあるのは、銀座店と同じだ。

12時前だったせいか、中は数人の先客だけだったが、席に着くと、やっぱりお歳を召した仲居さんがお茶を持って注文を取りに来てくれる。

昼食は焼き魚だと、「ブリ、秋刀魚、鯖」からどれかを選び、またご飯は「大、中、小」、お味噌汁が「アサリ、なめこ、赤だし」から選ぶシステムだ。

今回は「ブリの照り焼き」にご飯は「小」、お味噌汁は「なめこ」を選んだ。これに白菜の漬物がついて、〆て960円。まあ、このあたりだと上級のお値段だ。お刺身定食だと1,260円と高いが、食べた人のブログを見ると、かなりのボリュームで満足できるものらしい。

一度焼いてあるのか、席が空いていたとはいえ、5分もしないで料理が出てきた。でもブリは熱々で味は良く、タレが焦げて香ばしい香りで、良い焼き加減だった。

ご飯も美味しく炊けていて、硬さもちょうど。

やっぱりこうした定食屋さんの押さえるべき壺を、しっかり押さえているところが、さすがだ。

食べ終わって席を立つ頃には、八割方の席はサラリーマンのおじさん達で埋まっていました。

 

三州屋八重洲.jpg

ぶり照り焼き.jpg