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再びのハマグリ&シジミ [ぶつぶつ]

このところ、ジュリエッタの話で忙しく、以前書きかけていたブログが溜まっている。どうしても少し前の話題になってしまうが、まあ、日記代わりということでご容赦願いたい。 

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持つべきものは、美味しい食材に恵まれたところにある上さんの実家と言うべきか。

年末の連休に三重へ行き、桑名の歌行燈で美味しい蛤うどんを食べてきたばかりなのだが、その味の記憶が残るうちに、家内の実家からりっぱな「活蛤」が届いた。

お土産にもらってくるはずの「からすみ」を冷蔵庫にしまっておいて忘れ、クール宅急便で送るなら一緒にと、近所の卸問屋で手配して送ってくれたのだ。僕が蛤好きなことを知っていて、気を利かせてくれたのだ。中くらいの粒で、実はこれが一番美味しいサイズだ。同じ箱には、これまた僕が目がないシジミも添えてある。

さっそく、塩麹とお酒で酒蒸しにしてもらったのだが、満々と旨味をたたえ、ぷくっとした身の美味しいこと。有難いことに家族中で蛤が大好きなのは僕だけなので、半分以上は僕の胃の中に収まった。

と、ここまでが年末の話。

一昨日に、半分を冷凍しておいたシジミをお味噌汁にして、下田の金目鯛の干物と一緒に頂いたのだが、これがまた絶品だったのだ。しみ出した出汁で、味噌汁がねっとりと見えるほどの濃さだ。もちろん、味の濃さも言うまでもない。

あまりの美味しさに家内が義母に電話をしてみたところ、このシジミ、お値段では一緒に入っていた蛤より高いのだそうな。まあ、蛤は殻の重さがかなりあるから、実際に食する部分の値段で比べるとそうでもないのかもしれないが、それにしてもびっくりだ。

世の中には、色々と美味しいものがるが、蛤やシジミは僕にとっては、正に「この世の幸せを感じる食材」なのだ。

 

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