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新年会 [ぶつぶつ]

5日はご近所のKさん宅にお呼ばれしての新年会でした。

下の写真を見ても分かるとおり、「こりゃ、料亭か?」とばかりに手の込んだ料理がたくさん並んでいて、それはそれはびっくり。新年早々、美味しい料理を堪能させていただきました。

なんといっても圧巻は「水炊き」。果たしてこれを「水炊き」と呼んでいいのかどうか、正確には「鶏鍋」とでも言うべき、手の込んだ美味しいお鍋でした。密閉した深鍋で時間をかけて鶏を丸ごと煮出すと、こんなに白く濁っただし汁が出来きるのだそうで、別の鍋で煮込んだ手羽先を合わせてあります。まずはスープだけ飲んでみると、まあ、鶏の出汁の濃いこと。塩も入れずに鶏だけの味で整っているのにびっくりです。

次に手羽先を、大阪で売られている「旭ポン酢」をかけていただきます。

箸でほぐすと、簡単に骨と関節がばらばらになるくらい、柔らかくなっています。ほぐした身を、普段は食べられないゼラチンが溶けてとろとろの手羽の先っぽと共に、スープに合わせて頂くと、なんとも言えない美味しさでした。結局、手羽先だけで8本も頂いてしまいました。もちろん「水炊き」ですから、他に、白菜、シイタケ、ニンジン、エノキに鶏のツクネ、煮出した鶏のお肉、お豆腐などの具も入っています。

実はミセスKさんのご実家が福岡で、そちらのレシピだそうですが、今まで食べたことがない、美味しいお鍋でした。他にも八寸のような細かい酒の肴も用意してくださって、これはもう本格的な料亭の味でした。

お酒は、これまたミセスKさんのご実家の近くの滋賀県長浜の地ビールと、宮崎の希少な芋焼酎「川越」をいただきました。ロックで飲んでも舌を刺さず、まろやかに馴染んで、飲みやすい焼酎でした。

そして最後は、もちろんミセスKさんの得意技、スウィーツ。小生の嗜好を踏まえ、ホールのプディングにしていただきました。

いやいや、本当に見事なお手前、感服いたしました。

実は感服したのは、料理だけではなく、ご自宅の中もなのです。

それにしても、同じくらいの居住年月で、この違いはどこからくるのか。

日々の積み重ねを実感した「新年会」でした。

 

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