誕生日の一日 [ぶつぶつ]
今年も無事に誕生日を迎えた。
五十路も半ばで、これといった感動はないけれど、そろそろ体にもガタが出てくる年齢を考えると、無事というのは何よりだ。もっとも、最近ついに降圧剤のお世話になり始めたのだけど、その話はまたの機会だ。
ちょうど週末で、家族はお出かけモードだったので、夕食のメニューを考えつつ、ジョギングからスタートした。久しぶりにハーフマラソンの距離にチャレンジしたが、結果はランタイムで2時間28分と、今一つだった。20分の休憩を入れると、かかった時間は3時間近いから、まだまだだ。前回と同様、最後の5kmになると、足が動かなくなる。次回は「ウィダーインゼリー」でも持って走るのが良いかもしれない。
午後は玄関先のレッドロビンを剪定するつもりだったが、疲労のためパスし、ベリーと一緒にソファーでゴロゴロして過ごした。
14時頃からは、秋の新テレビドラマの整理をした。録画登録をしたものの今一つということで、「TOKYOエアポート」、「悪夢ちゃん」は登録を取り消し。残ったのは、「パーフェクトブルー」、「PRICELESS」、「ゴーイングマイホーム」、「結婚しない」、「MONSTERS」、「遅咲きのヒマワリ」の6本。ここから栄えあるブルーレイディスクの保存版に残るのは、果たしてどれか。「ゴーイングマイホーム」は、久しぶりの山口智子と阿部寛とのコンビで当確か。今週から始まる「遅咲きのヒマワリ」は、内容は地味そうだが、俳優陣が好きなので、興味あるところ。「PRICELESS」は、果たしてキムタクの神力が通じるかどうか。録画済みのものを、ちょい見しながらCMを消しているうちに、16時になった。そろそろ、夕食の準備に取りかからないといけない。
今日はヒレカツ。
夏前に松原商店街で買った国産豚のヒレ肉1本が、ずっと冷凍庫に入ったままで、気になっていたのだ。どうせフライをするなら手間は変わらないと、カキフライも作ることにした。キャベツを買いに出たついでに、近くのスーパーで加熱用のカキを購入して来た。
カキフライは初挑戦なので、手順をネットで調べると、①カキを塩水(1リットルに小さじ1)で洗って、クッキングペーパーで丁寧に水分を取る(真水だと旨味が逃げる)。②片面にコショウをし、小さいカキは2つを貼り合わせて、1つにする。③小麦粉の次につける溶き卵は、網目でこして、白身を良く切っておく。④小麦粉と卵は2回繰り返し、パン粉がしっかりつくようにする。⑤パン粉をつけたら、しばらく冷蔵庫で寝かしてパン粉をしっとりさせ、揚げる時に剥がれ難くする。⑥揚げる温度は180度で1分。後は余熱で火を通す。
だいたい、要領は分かったから、作業開始。
ヒレカツは、切って、たたいて、コショウをして、衣をつけるだけだから、手間はない。カキも無事に衣をつけ、揚げるのは家族が揃ってからと、そのまま冷蔵庫へ。後は、キャベツを千切りにして、おつまみに竹輪にミニきゅうりを入れて、生揚げに麩入りの味噌汁を作って、準備終了。
家族が揃ったところで、フライを揚げる。カキとヒレで温度が違うので、カキを揚げてから、しばらく冷まし、ヒレカツに移る。最後に盛り付けて完成だ。このところのお気に入りの「エビス スタウト クリーミートップ」で、乾杯。
プレゼントは、家内からマフラー、次男からiPhoneのギアで、資料を囲んでから撮影すると歪みを自動で修正してくれるペンをもらった。マフラーは以前ブログに登場したギリシャ人の友人の見立てだそうだ。どちらも、なかなか良い。
最後に、次男が買って来てくれたケーキとコーヒーで締めだ。
何か、バタバタして普段と変わらないような週末の一日だが、今の僕の誕生日としては、至極の一日だった。