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シンガポールのSIMカードは驚きの安さ ! [番外編]

ドバイ・アブダビでのネット環境ですが、ホテルの外では長男のiPhoneをテザリングモードにしてもらい繋ぎました。でもシンガポールでは自前でWiFiを準備しなければなりません。

日本から「イモトのWiFi」などのWiFiルーターを借りていくことも考えましたが、前半のドバイアブダビ旅行の日数もチャージされてしまいます。一日あたり500MBで1,580円かかるとすると、8日間で1万円以上にもなり、かなり高額です。ネットでいろいろと調べたところ、シンガポールでは現地でトラベラーズSIMを借りたほうが割安なことが分かりました。5日間用や30日間用があり、しかも空港の両替所で販売しているため、到着してすぐに入手できるようです。

チャンギ空港に到着し、Travelexで換金した際に「トラベラーズSIMが欲しい。5日間用を」というと、7日間用のを出してくれました。これが最短期間で、写真にあるとおり15SG$、およそ1,200円でした。日本からルーターを借りてくる場合の1/10ですから驚きの安さです。

しかも使えるデータ容量は4GBもあり、加えてシンガポール国内通話が500分、国際電話30分も無料で、この通話無料は、その後とても役に立ちました。

ホテルの部屋に入り、さっそくスマホに入っていたDocomoのSIMカードを抜き、Singtelのカードに入れ替えました。サイズはnanoからmicroまで、どれでも合うように切れ目が入っています。スマホに差し込んで再起動し、どこかに電話を掛けるとアクティベイトされ、ネットも使えるようになります。

APN(アクセスポイントナンバー)はプリペイドとポストペイドの2種類あるので、プリペイドのほうを選びます。実は最初は逆を選んでいて、ネットワークが繋がらないと焦りましたが、ちゃんと選べば大丈夫でした。

これで、家内のスマホもテザリングした私のスマホにつなげばネットに繋がります。

外に出て色々なところへ行くときも、Google Mapで検索して経路案内するなど、便利便利。知らない土地をうろうろするのにこれほど便利なものはありません。

シンガポール滞在中のフルのネット環境が1,200円で手に入り、感激です。


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中東から東南へ [番外編]

12月8日の朝6時に羽田空港に到着し、自宅到着は7時45分。機中の2泊を加えて9泊8日の旅程でした。

金曜日の朝の到着で金曜日もお休みにしたので、土日を加えて3日間のリハビリで社会復帰します。

ドバイアブダビ旅行の続きです。

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ドバイ・アブダビでの3日間が終了し、次に向かったのは東南アジアのシンガポールです。

ドバイ最後に宿泊したのは空港の近くのミレニアムドバイエアポートホテルで、翌日朝5時のシャトルバスで空港へ向かいました。

チェックインは、往きと同じエミレーツ航空のEK348便シンガポール行きで、途中コロンボ経由で9時間半の行程です。Webチェックインをしてこなかったためか、カウンターでのチェックインに少し時間がかかりましたが、出国はスムースで、免税店やレストランの並ぶ搭乗ゲート通路の上にあるエミレーツのラウンジに入りました。かなりの広さですが人も多く、空いた席を探すのに手間取りました。ブッフェスタイルのカウンターから料理を選び朝食です。今回は昼間の便で2回の機内食が出るので、軽めにしておきました。搭乗してからのウェルカムシャンパンを楽しみに、朝からビールも控えました。

出発の30分前に搭乗口に向かいましたが、すでにファイナルコール。こちらは早めにドアクローズするようです。見えた777-300ERは、ずいぶん機体が細長く見えました。

出発は朝7時45分で、コロンボまで約4時間。そこで1時間15分のトランジット後に再出発し、シンガポールまで4時間の行程です。時差が4時間あるので、フライトは9時間20分でもシンガポール到着は21時05分で、丸っと一日かかります。

今度は家内と席を交換し、窓際に座りました。離陸後にドバイの上空で旋回すると、砂塵に浮かぶ高層ビルが見え、シャッターを切りました。やはりブルジュハリファの高さが抜きんでています。

その後の朝食は、タマリンドチキンカレーとマサラドーサ。また、コロンボ離陸後のランチはフィッシュカレーとスウィートサワーチキン。いずれもカレー味で、長粒米を使ったごはんやチャーハンが添えられていました。

コロンボの出発がやや遅れ、シンガポール到着は定刻より25分遅れて21時30分でした。入国審査と預け荷物のピックアップはスムースでした。

シンガポールの地に足を入れて、まず行ったのがシンガポールドルとスマホ用のSimカードの購入です。事前調査でどちらも空港のTravelexで出来るとあったので、到着ロビー内のカウンターへ向かいました。現金は以前の欧州出張で残っていた250ユーロを換金。交換レートは1.548で、387シンガポールドル(SG$)になりました。そしてそこから15SG$のスマホ用のSIMカード代を引いて、手元には372SG$が残りました。ホテルや大きな店舗ではクレジットカード払いにしますが、タクシーや屋台などは現金です。

ホテルは空港に直結したCrown Plaza Changi Airportです。

到着したT1からホテルが併設するT3へはスカイトレインで2分ほどで到着しました。そこから屋内通路でホテルに繋がっていて、とても便利です。1Fに降りてチェックインし、7階の部屋に荷物を下ろし、軽くビールでも飲もうとフロント近くのバーに入りました。

シンガポールと言えばTiger Beer。イカリングをつまみに、シンガポールの第一夜を迎えました。


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日本へ [番外編]

おっと、ドバイ・アブダビの3日間の記録を残したところまでで、帰国となってしまいました。

今、とある国の空港ラウンジで日本行きの便の搭乗を待っています。12月7日の20時50分です。

ドバイに到着したのが11月30日の朝で、ブログにアップできたのは12月2日の夕方まで。まだ5日分の旅行記が残っています。

比較的通信環境が良く、アップツーデイトにネタをアップをしてきましたが、いかんせんイベントが多すぎて追いつきません。帰国後も1週間以上はこのネタが続きますが、ご容赦ください。

では、日本に向けて出発します。日本は寒そうですね。

写真のビールを見ると、どこに行ったか、分かってしまいますね。


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ドバイで最後の夜はスペイン料理 [番外編]

ドバイ最後のディナーはスペイン料理のお店「Casa de Tapas」です。ちょうどドバイ空港の南西、ドバイクリーク沿いにあります。

ここも長男の会社のお偉いさんがお気に入りのお店だそうで、翌日のフライトを考えて、早めの16時に予約してくれました。クリーク越しにはドバイの高層ビル群が見え、食事の途中には夕日が落ちて、ビルのシルエットが浮かびあがりました。ゴージャスな眺めです。

乾杯はスペインビール「Estrella Damm」、料理はパンと、イカのガーリック炒め、オックステール、チョリソーの赤ワイン煮、タコとポテト、マテ貝のソテーを頼みました。さらに白ワインもボトルで入れて、たっぷりといただきました。どれも美味でしたが、一番はマテ貝のソテー。ガーリックが効いていて旨み倍増でした。

長男はアブダビに戻りますし、我々の翌日のフライトも7時半と早いため、17時半にはお開きにしてホテルまで送ってもらい、これでドバイアブダビ旅行は終了です。

久しぶりの長男との再会で名残惜しい限りですが、また、しばしのお別れです。

それにしても、おとといの朝からフルに3日間、ドバイ空港→市内観光→アブダビ→エジプト料理→モーニングサファリ→グランドモスク→インド料理→ルーブルアブダビ→エミレーツパレス→世界一のスタバ→ドバイ→スペイン料理と、本当に盛りだくさんでした。アレンジした長男も、これほど密度の高いツアーアテンドは初めてとのことでした。

初めて中東を訪れ、しかもたくさんの観光スポットを見学ができて、感謝感謝です。しかも、ホテル代とお土産代以外は、すべて長男のお財布で済ませてくれました。

今度の長男の帰国は来年の2月。たっぷりとお返ししなければなりません。


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世界一美しいスタバ [番外編]

立ち寄ったのはアブダビからドバイまでの3/4くらいのところにあるモール「Ibn Battuta Mall」の中にあるスタバです。ペルシャコートの中にありました。通路の角に近づいていくと大きく円形に天井が吹き抜けになっていて、その中央にスタバのマークが見えます。

さらに近づくと玉ねぎ型の高い天井で、壁から天井まで細かい彩色でモザイク模様が施され、中央にはシャンデリア。まるでモスクの中にいるようです。なるほど世界一にもうなづける美しさでした。

さあ、あとは空港近くのホテルにチェックインし、ドバイアブダビの3日間の締めくくり。初日のエジプト、二日目のインドに続き、三日目の最後のディナーはスペイン料理だそうです。


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ルーブルアブダビとエミレーツパレス [番外編]

ドバイアブダビ滞在の3日目はルーブルアブダビ美術館の見学からスタートです。

でもその前にシャングリラホテルの朝食から。

シャングリラホテルのロビーは3階ですが、そこから1階に降りると大きなダイニングがあって、朝食はそこでいただきます。プールの前のテラス席で、プールの水面に運河が繋がって見え、その先に朝日に照らされたグランドモスクが見えます。

料理はブッフェスタイルで、ヨーロピアンからアジアンテイストまで、色々な料理が並んでいます。もちろんフルーツからチーズもあり、コックさんが卵料理からクレープまで焼いてくれます。クリスマスが近いからか、フォンデュ用のチョコレートタワーまである豪華さでした。なお、下の写真のうち、私のは上の1枚だけで、残りの3枚は家内のお腹に収まりました。

開館の10時に合わせて、9時半に長男が迎えに来てくれました。

ルーブルアブダビ美術館がオープンしたのは今年の11月11日です。当日チケットを買うのに1時間も待つと聞いて、長男が事前に買っておいてくれました。開館と同時に入ったので、それほどの列は出来ていませんでしたが、見終わった12時ごろには屋外まで長い列が伸びていました。真冬でも30℃もあるアブダビですから、真夏など屋外で待つなんて想像もできません。どうするのでしょうかね。

土地柄か、古代文明に関する石像や彫像が多く、絵画は多くありませんでしたが、現代ではピカソやゴッホなども並んでいました。2時間ほどの見学を終え、そのあと向かったのはエミレーツパレスです。自称七つ星ホテルだそうで、アブダビに来たからには、せめて中のカフェで雰囲気でも味合わせたいという長男の希望でゲートへ向かいました。しかし、ちょうど建国記念日だったためか、入口のセキュリティは厳しく、予約なしは門前払いで、中に入れてもらえませんでした。すぐに長男がカフェに電話をかけて予約を取ろうとしましたが、夕方しか空きがなく、断念。せっかくなので正面門に車を止めて、遠くに見えるパレスの写真を撮りました。アラブ首長国連邦の大統領でもあるアブダビ首長の住む本物のパレスはその奥にあります。

その後、エミレーツマリーナを挟んだ対岸にあるマリーナモールでアラビック珈琲とチャイを購入し、アブダビ滞在は終了。一路ドバイへ向かいました。ドバイでは空港近くのホテルにチェックインし、夕食です。

でも、その前に、ドバイの手前で「世界で一番美しいスタバ」へ寄りました。海岸からヤシの木の形に埋め立てたパームアイランドの近くにあるIbn Buttuta Mallの中にあります。


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アブダビの第二夜はインド料理に舌鼓 [番外編]

夕食はインド料理の店「ウシュナ」です。

この店からもライトアップされたグランドモスクが見え、素晴らしい眺めです。ここは長男が会社の上司や取引先をお連れして、よく来るところだそうで、美味しいインド料理を選んでくれました。

乾杯は家内と長男はモヒートで、私はビール。お通しはチップスに4種類のソースが付いてきて、甘辛いものから、咳き込むほどしょっぱ辛いものまで、いろいろと楽しめました。

アパタイザはフィッシュアンドチッブスですが、こちらも2種類のソースです。魚のフライはアジのような味で、旨みがたっぷりでした。フライドポテトも何気なく美味しく、お芋が違うのかもしれません。

メインのカレーは3種類。赤がチキン、緑がほうれん草とチーズ、黄色がココナッツと海老です。ココナッツカレーは入れ物もココナッツになっていました。ナンももっちりで美味しかったです。

食後のデザートはマサラ茶にチョコでした。

こうしてドバイ・アブダビの2日目が終わりました。まだ2日目というのにブログネタは5つもあって、帰国してしばらくはブログアップし続けなければならないほどでイベントが続きます。でもせっかくの思い出なので、忘れないように頑張って記録しておきます。

明日も朝から長男がホテルに迎えに来て、一日連れ回してくれる予定です。

長男に感謝しながら眠りにつきました。


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シェイク ザイード グランド モスク [番外編]

ペルシャ湾の海岸に近い長男のホテルから内陸側へ15kmほど、コア・アル・マクタ運河を越えたところにあるのがシャングリラホテルです。運河の対岸には世界最大級のモスク「シェイク・ザイード・グランドモスク」があり、大きなモールも併設するリゾートホテルです。

チェックインを済ませ、16時半から午後の開場となるグランドモスクの見学まで、部屋で休憩です。クリークビューの5階の部屋で、テラスの椅子に座ると対岸にグランドモスクが見え、心地良い風が吹き抜けます。長男は1時間眠りこけていました。

16時過ぎにタクシーでグランドモスクまで移動しました。

このモスクはUAEの建国の父である「ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン」が建てたもので、この名前が付いています。彼は完成する前に亡くなったそうですが、最初に行われた式典が彼のお葬式だったそうです。イスラム教以外の異教徒が自由に入れるモスクは数少なく、しかも世界最大級の大きさと豪華さで、無料とは驚きです。

グランドモスクに入るにはセキュリティーチェックを受け、イスラム教の教えに則り、肌を隠す服装でなければなりません。さらに女性は髪を隠すショールを身に着ける必要があり、持ち合わせない場合には「アバヤ」という衣装を貸し出してくれます。男女別のゲートに入り、出たところで合流して、写真を撮りました。その後モスクを囲む回廊をぐるっと回り、その正面から靴を脱いで中に入りました。下駄箱がおいてあり、皆そこに靴を入れていくのです。

中に入ってみると、ピカピカに磨かれた大理石の中庭にモスクが映り、まるで水面のような美しさです。さらに建物の中も豪華な装飾で飾られていて、メインホールの床には世界最大の大きさのペルシャ絨毯、壁や天井にはモザイク模様、天井からは世界最大のシャンデリアが下がっていて、しかも使われているのはスワロフスキー。とにかく世界一が大好きなお国柄で、圧倒されました。

見学を終えてタクシーでホテルへ戻ると、ちょうどモスクの南に夕日が沈むところでした。朝は砂漠、夜はグランドモスクと、アブダビの2日目は、朝日と夕日を拝むことができました。

夕食は、シャングリラホテルに併設するレストランでインド料理です。


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モーニング デザート サファリ [番外編]

ドバイ・アブダビの第2日目のスタートです。

朝4時前に起きて準備をしていると、4時35分にモーニングサファリの車が到着したと電話がありました。砂漠を走り回る「デザートサファリ」は、ツアー会社のオプションツアーで申し込むと他の人と一緒の車で行くことが多いようですが、今回は長男の会社に勤めるインド人の紹介で、家族3人だけのプライベートツアーにしてもらいました。それでも料金は格安だったそうで、やはりこちらでは友人知人のツテはとても重要です。

ロビーへ下りると、ホテルの前にはランドクルーザーのV8が止まっています。なるほど砂漠ツアーですから、名前負けしない車種なのだと思いながら乗り込むと、昨日とはちょっと雰囲気が違います。そう、天井にロールバーが走っていて、車が横転しても潰れないためと分かりで、ちょっとビビりました。

高速を走ること1時間弱、どうやらアブダビより南東に70kmほど内陸に入ったあたりのようです。高速を降りて一般道に入ったところで運転手が車を路肩に止め、タイヤをいじりだしました。話を聞くと、タイヤの空気圧を下げておかないと走れなくなるとのこと。見た目でもわかるほど空気を抜いています。帰りの高速はどうするのか、ちょっと心配になりました。

そこからの道は、かなりの悪路でガタガタになり、そのうちに道がなくなって、柔らかい砂地を砂ぼこりを挙げながら進みます。まだ暗い中、地形が頭に入っているようで、上手く砂山の尾根を選びながら10分ほどで車が止まりました。時刻は5時45分。日の出は6時半過ぎ、あたりはシーンとしてまだ暗く、どちらの方向から日が昇るのか分かりません。少し肌寒い中、砂丘の上で待ち続けました。

しばらくすると、別のランクルが砂の中から現れました。同じツアー会社の別のツアー客がやってきたようです。ドイツ人夫婦と韓国人の新婚さんらしき4人が降りてきて、同じ地点で日の出を待ち始めました。

日の出30分前くらいから空が白み始め、太陽の出る方向が分かってきましたが、どうもどんよりとしていて、地平線に雲がかかっているようです。日の出時間の6時30分を過ぎて、かなり明るくなってきても太陽が見えず、ひょっとしてこれはご来光を拝めないかもと思い出したところで地平線の一点から強いオレンジの光が届き始め、太陽が顔を出しました。砂漠に靄がかかり、立木がラクダのようにも見えて、幻想的な風景です。

日が出て15分ほどで、日の出見学は終了。次は、いよいよ砂漠の中を走り回る「サンドボート」です。

運転手が皆のシートベルトを確認してからスタート。先ほどとはエンジン音が変わり、車がガーっと走り出しました。ジェットコースターのようなアップダウンが続きます。上下に加えて左右にも大きく振られ、横転するのではないかと思うほどの揺れです。カメラは座席からまっすぐ前に向けていますが、車体が横に大きく傾き、撮れた写真の地平線が斜めになっています。実際の景色は写真以上で、船酔いするような揺れの連続に「もう勘弁 !」という感じでした。

やがて砂山を抜け、平坦な場所に出て進むこと10分。ちょっとした建物がある場所につきました。観光客向けの施設で、トイレや休憩するソファなどが並んでいます。そこで少し休憩したところ、別の人がラクダを連れてやってきました。今度はラクダ乗り体験です。

ラクダが前足、後ろ足の順に膝を折り、地面に座ったところで背中に乗ると、ラクダ使いの指示でぐっと立ち上がります。取っ手をしっかりつかんでいないと振り落とされてしまうほど急激に体が持ち上がります。視線の高さは3m近いでしょうか。一周20mほどの円を描いてラクダが歩き、砂漠を旅する雰囲気を味わいました。

これでデザートサファリは終了です。ラクダ乗りの間に運転手は休憩所にあったエアポンプでタイヤの空気圧を元に戻し、ランクルは帰路につきました。休憩所からしばらく走ると舗装された道路に出て高速に戻り、朝9時前にはホテルまで戻ってきました。全体で4時間半もかからないツアーでしたが、かなりインパクトがありました。

その後、午前中は部屋でくつろいで過ごしました。昼前には近くにある長男の勤めるオフィスを見学し、その帰りに「クリスピードーナツ」を買い、部屋で昨日の残りのラムチョップを温めて軽めのランチにしました。

長男のホテルに泊めてもらうのは1泊だけで、午後からは2日目の宿の「シャングリラホテル」へタクシーで移動です。

そこでも今日のツアーは続きます。


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アブダビの第一夜 [番外編]

夕食に出かけたのは「ラムチョップ」が美味しいというエジプト料理のお店「ABU SHAKRA」です。

長男のホテルから店まではおよそ1kmくらい離れていますが、途中にあるWorld Trading Centerに寄りながら、ブラブラと歩いていきました。

ちょうど11月30日はモハメドの誕生日で祝日で、外ではお酒は飲めません。店内では料理を自宅に持ち帰ろうというお客さんが数人並んでいましたが、その脇をすり抜けて2階に上がり、席につきました。

ラムチョップは長男の一押しですが、最低でも1kgからのオーダーだそうです。3人ではとても食べきれませんが、残りは持ち帰ってのお酒のつまみにすることにして、オーダーしました。ほかにアラビックブレッドとペースト、モロヘイヤのスープに、コシャリという料理をオーダーしました。これはパスタと米に豆やフライドオニオンが乗っていて、そこに酸っぱ辛いトマトソースをかけて混ぜて食べる料理で、とても美味でした。

再び1kmを歩き、長男の部屋に戻ってきてから、ビールとワインをいただきました。さすがにお腹が一杯で、つまみはチーズで、ラムチョップは翌日のランチに回りました。

明日は朝の4時45分に迎えが来て、モーニングサファリツアーに出かけるため、22時前にはベッドに入りました。

深夜便に乗って早朝にドバイに到着し、ドバイ観光をしてからアブダビの街も歩いてと初日から盛りだくさんで、すぐに眠りにつきました。


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ドバイの一日 [番外編]

長男とは税関を出たところで8時の待ち合わせになっていました。

出口で探しましたが見つからず、空港内のフリーWiFiにアクセスしてLINEでメールを送り、無事合流できました。やはりLINEは便利です。特に慣れない土地だとネット環境は必要で、日本に来た外国人の気持ちがよく分かりました。

長男とは8月の帰国以来の再会です。頼んでくれた車の到着が渋滞でやや遅れているとのことで、空港内のカフェで一息つきました。運転手から電話がかかってきて、車を回してもらう場所を聞いているようですが、なかなか要領を得ません。結局駐車してある場所までこちらが向かうことになり、5分ほど探して見つかった車はトヨタのランドクルーザー。V8で大きいです。こちらはこのクラスの車が多く、その理由は翌日のツアーでよく分かりました。

車に乗り込んでまず向かったのは、ゴールドスークとスパイススークです。スークとは市場のこと。東京だと上野の「アメヤ横丁」のような雰囲気のところです。地図で見ると空港から海側へ4-5km行ったところにあり、海とクリークに囲まれた地域にあります。

薄暗い狭い道の両側に小さなお店が並んでいて、金製品やスパイスを売っています。スパイス独特の香りが異国情緒をかき立てます。観光客が多く、店の前の呼び込みが韓国語や中国語で話しかけできます。日本人と分かると、「おもてなし!おかちまち!」と、訳の分からない事を言ってくる輩もいました。店が開くのは9時半が多く、ぶらぶらしているうちに人も増えてきました。

その後、小さな船で川の対岸に渡り、生地や服を売っているスークを見てから、世界一の高さを誇る「ブルジュ・ハリファ」に隣接する「ドバイモール」へ移動しました。

ドバイモールは桁外れに大きなモールで、中には3階ほどの高さの水族館も設置されています。店の扉を開けてくれるお兄さんがいる超高級店からH&Mまで、何百という店が入っていて、とても1日では回れない広さです。幾つかのお店を見て回り、その後モールを抜けて外へ出ると「ブルジュ・ハリファ」が目に飛び込んできました。カメラにも入らない高さに圧倒されます。

ブルジュ・ハリファの前にある池の「ドバイファウンテン」の噴水が13時からと聞きつけて、前のファーストフード店でハンバーガーとポテトを食べながら待ちました。13時になると音楽に合わせて噴水が吹き上がり、まるで水が踊るよう。

そろそろアブダビへ移動する時間となり、ドバイの最後にWAFIモールに寄りました。ここは駐在員の奥様方のお気に入りのモールで、中のガラス食器のお店には、なるほど素敵なグラスやお皿が並んでいます。迷った末にアラビアンテイストの小さなグラスを購入して、お土産は完了。一路アブダビの長男が住むホテルへ向かいました。高速で1時間ほどかかりました。

長男がアブダビに勤務しておよそ1年半になりますが、それまで住んでいたアパートからオフィス近くのホテルに移ったのが、つい1ヶ月前です。やや狭くなるもののコストが安く、かつ掃除や食器洗いまでしてくれるホテル住まいは快適だそうです。狭いといっても、写真のリビング以外に同じ大きさの寝室があり、台所と洗面所がついていて、一人なら十分な広さです。しかも階上にはトレーニングルームもあるし、朝食はブッフェで済ませられると聞いて、家内が羨ましがっていました。

しばらく休憩してから、夕食は外に出かけました。


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ドバイ・アブダビへ [番外編]

飛行機が向かったのは中東のドバイ。

長男が住んでいるアブダビに行くため、JALと同じOne Worldグループのエミレーツ航空のドバイ行きに乗り込みました。

ビジネスクラスのシートはフルフラットになるJALとは異なり、少し古い感じです。幅もやや狭いようですが、足元はかなり余裕があり、長身の外国人でもくつろげそう。リクライニングと一緒に膝下も動き、それぞれを自由な角度にセットすることはできませんが、それほど不自由は感じませんでした。

出発後、しばらくすると軽食のサービスです。お寿司5貫の「お寿司プレート」と、家内は「カサレッチェのボロネーゼ」。さすがに深夜1時過ぎの食事なので、この量で十分でした。

CAのサービスで良いと思ったのは、トイレに立って戻ってきた時にヘッドセットが片付けてあって、ブランケットがたたんであったこと。また、おつまみのナッツが温めてあったこと。さらに二人の旅行と分かったからか、到着の1時間ほど前にポラロイドカメラを持ってきて写真を撮り、到着前に印刷したものをくれました。深夜便で寝ている人が多い中で映画を見ていたためか、通路を通る度に飲み物の希望を聞いてくれたり、なかなか細かい気遣いでした。

機内エンターテイメントは「ice」と言う、各国の言語に合わせたプログラムがフルセットで用意されていました。日本用では邦画が15本、日本語吹き替え洋画が66本、新しいものは少ない様でしたが、かなりの数です。

「猿の惑星 創世記」を見始めて30分ほどしたところで、深夜2時になり撃沈。5時間ほど熟睡してから続きを見て、さらに「猿の惑星 聖戦記」を見て、最後に「花戦さ」の途中で時間切れとなりました。猿の惑星はこの2作の間に「新世紀」があるようで、ちょっと話がつながらなかったのが残念ですが、なかなか面白い話でした。「花戦さ」は帰りの便で続きを見る予定です。

到着1時間半前の朝食は洋食にしました。ごく普通のコンチネンタルスタイルでしたが、味は美味でした。家内の和食は結構ボリュームがありそうでした。

ドバイ空港には定刻の15分前に到着。

降機してから入国審査ゲートまで、およそ15分も歩きました。途中に動く歩道がいくつかありましたが、結構な距離で疲れました。でもビジネスクラスのおかげで入国審査はFast Trackで待ちが10分と短く、しかも一切質問なしで通してくれました。預けた荷物もすでに出ていて、エミレーツ航空、なかなか優秀でした。

さて、いよいよ人生初の中東です。


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サクララウンジ [番外編]

タクシーを呼んで、自宅を出たのが20時20分。JRで横浜へ出て、京急に乗り換えて羽田空港へ向かいました。

荷物が大きいので駅ではエレベーターを使いましたが、バリアフリーが進んで、随分と便利になりました。でも一番助かったのは京急の羽田空港行きの直行急行が出来たこと。ちょうど乗り遅れたので京急蒲田で乗り換えようかと思いましたが、すぐに10分も待たずに次のがやってきました。21時近い時間帯の上り線でこのダイヤは驚きです。乗り換えもなく、21時20分には羽田空港に到着し、30分にはチェックインカウンターで荷物を預けることができました。

身軽になって空港内をブラついていたら、見事なイルミネーションを発見。この時期は何処もかしこも、綺麗に彩られる様になりましたね。

JALスカイラウンジでは、生ビールに小籠包やサラダ、パスタと定番のカレー。ちと、食べ過ぎです。深夜便なので機内では軽食と朝食が出るのみなので、まあ大丈夫でしょう。

では、これから搭乗です。

フライト時間は11時間50分の直行便で、到着は朝の7時20分。

これでだいたいどのあたりに向かったか分かりますね。

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