新そば対決

最終日は、いつものように真田町の「福田」で蕎麦を食べて帰りました。

こちらもちょうど11月1日から新そばになったそうです。

冷蔵庫の無かった江戸時代は、梅雨と夏を越した蕎麦はまずくて、新そばが待ち焦がれていたそうですが、今は冷蔵技術も進歩して、それほど季節の違いを味で感じることはありません。

が、今回の新そば、美味しかったです。「福田」さんと「うずら家」さん、どちらも蕎麦の香りが口の中に広がりました。

確かに「うずら家」さんの蕎麦の方が、つるつるで滑らかな喉越しでしたが、少し太くて男性的。「福田」さんのお蕎麦は細身で繊細、蕎麦らしい口当たりです。そして大きな違いはつけ汁。「うずら家」さんは濃くて甘い汁でしたが、「福田」さんは少し抑えめで上品な味です。

天ぷらは、「うずら家」さんで注文を失敗したので、比較してはかわいそうでしたが、相変わらず「福田」さんのは軽く揚がって、美味でした。

それぞれ特徴があって、甲乙つけがたいところですが、移動時間と待ち時間を考えると「福田」さんで十分というところでしょうか。

再来年には大河ドラマ「真田丸」で、このあたりも人気スポットになるはずです。

「福田」さんにもお客が増えて、味が落ちないか、食べにくくならないか、心配です。

 

戸隠神社 うずら家

待つこと4時間半の「うずら家」さん。後半は雨が強くなってきて待つ方も大変ですが、相変わらずの人気で、入口には人が溢れています。

こちらの予約システムでは、名前を呼ばれて居ない場合、次の人を入れるものの、戻ってきたらその時点で次に入れてくれます。だんだん自分の番が近づいて来て、そろそろと思ったところで、先に名前を書いていた人が戻って来ると、がっかりしますが、10時までに来て名前さえ受け付けて貰えれば、あとはゆっくり観光をして15時頃までに戻ってきて、すぐに入るというのも良い作戦です。

やっと順番が回ってきて、通されたのは2階の座敷でした。大きなヒノキの縦長テーブルに座り、オーダーしたのはざるそば2枚とキノコの天ぷら、そば豆腐です。

まず出てきたのが、生わさび。擦り下ろしたところ、もっちりと粘りのあるわさびになりました。ちょこっと食べてみると、ツーンと鼻にくる辛味以外に旨みのような甘みのようなものも感じられるわさびでした。

そば粉を使った豆腐も、もっちりすべすべの食感です。

メインの蕎麦が出てきました。

一本そのまま口に含むと、新そばらしく、蕎麦の香りが強く感じられます。汁たれに浸けずに食べても美味しい蕎麦です。そして一番の特徴は、その喉越し。そば豆腐で感じられたようなすべすべでつるっと喉を通ります。

なるほど、人気の理由が分かりました。

てんぷらは普段の野菜の盛り合わせを避けてキノコを選びました。旬のキノコで季節を感じる食材でしたが、味が単調で、ちょっと失敗。

ざるそばは880円、てんぷらが950円、そば豆腐が450円と、お値段も良心的でした。 

その後帰り道で、ナツメから削り出しのお椀を2つ買いました。 しっかりとしてトン汁や具だくさんの汁ものにちょうど好さそうです。

少し強くなってきた雨の中、長野市内でABC Martで靴を買い、須坂のTSURUYAで夕食を調達して十ノ原へ戻ったのが17時近くでした。

 

戸隠神社と鏡池、小鳥ヶ池

十ノ原の二日目は戸隠神社へ行ってきました。

午前中は曇りで、午後になると雨の予報でした。家内が事前に調べて、お蕎麦の「うずら家」さんにも行きたいというので、開店の10時を目指して、8時半に出発しました。このお店、人気らしく、早く行かないと蕎麦が無くなってしまうのだそうです。

大笹街道で須坂へ下り、長野市内を抜けて戸隠バードラインを通って戸隠へ向かいました。長野市内からは急な登り坂になり、次第に眺望が開けてきました。両側には豪邸が並び、長野市内を見下ろす高級住宅街のようでした。

戸隠神社に到着したのは10時少し前です。すでに近くの駐車場は一杯で、少し離れたところに駐車しました。

まずは、家内希望の「うずら屋」さんに行ってみました。すると、すでに長蛇の列が出来ています、順番待ちに名前を書いてみましたが、何と順番が回ってきたのが14時20分。4時間半待ちという凄さでした。しかも、我々が記名したあと30分で完売、受付終了になっていました。開店が10時半ですから、開店と同時に本日の受付終了というから、びっくりです。

お店の人に聞くと、まあ2時間はかかるというので、昼食にちょうど良いかと、先に観光することにしました。

まずはお参りして、子供たちに「運気向上」のお守りを買い、その後、観光スポットの「鏡池」にも行ってみました。紅葉の「鏡池」を期待しての訪問でしたが、すでに白樺は落葉し、落葉松の黄色が綺麗に残るのみでした。名前から想像するに、きっときれいな山並みが湖面に反射してシンメトリーに映るのでしょうが、やや風が強く波立った湖面で鏡にはほど遠く、残念でした。

一方、近くの「小鳥ヶ池」は見事でした。戸隠神社の中社からおよそ600mの距離で、鬱蒼とした林の中の小路を15分ほど歩いた先にありましたが、風もなく、鏡のような湖面に落葉した白樺と落葉松、緑の杉やヒマラヤ杉が写って、それはそれはきれいでした。これなら鏡と言われても納得の風景でした。

参拝して鏡池、小鳥ヶ池と散策しましたが、まだ時間があり、近くのお土産もの屋さんを回り、「うずら家」さんの前に戻ってきたのが13時。ちょうど待ちあいの席が空いたので、そこに座り、結局そこから1時間半待ち、席に通されたのが14時20分でした。途中からは雨も降りだし、なかなか大変は待ち行列になりました。

後から訪れるお客さんも、「10時30分に本日分の受付を終了しました」という張り紙を見て、あきれたり、苦笑いしたりして帰っていきます。

さて、どんなお蕎麦が出てくるのか? 

 

 

高山村のりんご

三連休に十ノ原へ行ってきました。直前に調べて見ると高山村のりんご共選所で恒例の「りんご袋詰め放題」が開催されるとあり、初日は高山村へ行くことにしました。

詰め放題は朝9時からなので、できれば早い時間に出発したかったのですが、今回は忘れ物が多く、ベリーが車内で粗相をしたこともあって、何度も家に戻り、結局、出発は7時過ぎになりました。

圏央道から関越道に合流する鶴ヶ島JCTで少し渋滞がありましたが、ほぼ順調に流れ、十ノ原到着は11時でした。荷物を運び込んでベリーを置き、再出発して高山村に到着したのがちょうど12時。確認してみると、午後の詰め放題は13時からとありました。それまでは箱詰めで売られているリンゴを味見して買ったり、近くで開催されていた「ふれあい祭り」に行ったりして時間を潰しました。

12時半くらいから整理券が配られたのですが、番号順になっていないので、結局早い者順です。都会だと大声が飛び交いそうなシステムですが、まあ、のんびりとしたものです。それに、リンゴの箱は次から次に出てくるので、最初のほうに良いリンゴが入っているとも限りません。

1,000円を渡して、整理券と交換でビニール袋を受け取り、7ー8人の輪の中に入ってリンゴを選びます。今回はシナノスウィートがメインで、最後に秋映がちょこっと出てきました。家内と二人で袋がちぎれそうなほど詰め込み、落とさないように駐車場まで運びました。

後で計ってみたらと、ちょうど52個で20kgありました。一緒に買った箱詰めは、特大の秀ランクですが10kgで2,700円でしたから、多少の傷や日焼けはあるものの、20kgで2,000円は破格です。十ノ原を建てて以来のお付き合いの「山口リンゴ」も届いてますし、11月末にはりんごの王様「サンふじ」も届く予定ですから、しばらくはリンゴ尽くしです。

その後、近くの蕨温泉の「ふれあいの湯」に浸かって、リンゴ採りの疲れを癒しました。

帰りは須坂で、食べ損なった昼食の代わりにお団子を食べ、TSURUYAさんで食材を買い込み、大笹街道のおいしい水も汲んで、十ノ原へ戻ったのが16時半でした。

前回の「上田古戦場マラソン」で来た時に、早朝の出発で後片付けが十分に出来なかったためか、今回はずいぶんと沢山のコオロギが室内に居ました。寒くなってきて避難してきたのか、隙間はないはずなのに不思議です。

押し入れの中まで掃除機をかけ、バタバタとした初日になりました。

日曜日は天気が悪そうですが、戸隠に行ってみる予定です。

 

 

ハロウィン ｄｅ ズンバ

ちょうどハロウィンの前日10月30日にズンバのエクササイズがありました。楽しそうでしょ! 多くのメンバーがコスチュームに工夫を凝らして参加します。木曜日は、朝ズンバと夜ズンバと2回クラスがあって、参加メンバーは結構かぶっているのですが、朝と夜、お衣装も変え、夜はこれでおとなしめ。。。残念ながら私は夜しか参加しないので露出の多いお衣装は楽しめませんでした。

結構ハードなエクササイズですが、毎回楽しい楽しいと参加しているうちに一年半が過ぎました。 流行の曲、懐かしいダンスナンバーを取り入れてくれて、インストラクターの先生は本当にきっちり50分のプログラムを作ってきてくれます。「アナ雪」のときは私も英語の歌詞を丸覚えし、歌いながらダンスをすると本当にスキッとしたものです。

ズンバとカーブスのおかげで、今年の健康診断では、中性脂肪が2/3になっていましたし、コレステロールもちょっと減りました。身体を動かすこともさることながら、レッスン後のたわいもないジョークがストレス解消にとても役立っています。

ZUMBA　最高!